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妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる

だいぶ間が空いちゃいましたが、更新します。
最近ネタがなくなってきた上、忙しくなってきて新たなネタを探すこともできていないので、記事を書くことが難しくなってきましたね。
訪問日:2018/6/9

ここは都営大江戸線「落合南長崎駅」から、新青梅街道を西へ少し行ったところ。
住所で言うと「新宿区西落合3-8-7」です。
こんな暗渠っぽい道がありました。
都内でもまだ見知らぬ暗渠があったんですねえ。
ちなみに、これは新青梅街道から北方向を見たところ。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09370627.jpg

振り返って南方向を見ると、ああ、あの細い道につながっているんですね。
とりあえず北方向に向かってみましょう。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09371835.jpg

なお、暗渠脇のこの建物は瓦屋さんのようで、十二支の瓦を看板代わりに貼っているのが面白かった。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09373040.jpg

面白いのでアップ写真を載っけていきましょう。
これは子(ね)~寅(とら)。
かなり凝った作りで、興味を引かれます。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09373908.jpg

次は寅(とら)~辰(たつ)。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09374724.jpg

巳(み)~未(ひつじ)。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09375654.jpg

申(さる)~戌(いぬ)。
酉(とり)がやけにかっこいい。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09380795.jpg


亥(いのしし)が残っちゃったので、酉(とり)・戌(いぬ)と合わせて最後の一枚。
本当に精巧にできていて感心しました。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09381552.jpg

閑話休題。
いかにも暗渠なこの通り、
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09382290.jpg

残念ながら1ブロックで痕跡が消えてしまいます。
この左右に通る道路の向こう側が急に道幅が広くなっているので、そこにつながっているのでしょう。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09382888.jpg

ここの所ね。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09402297.jpg

その先は普通の道になってしまいますので、こちら方向はこれで終了。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09405668.jpg

ちなみに、今の道を先に進んだ道は、このようにくっきりとした谷地形になっていました。
これは、上り方向左側(右岸側)から撮ったところ。
これだけの谷地形なのに痕跡がなかったのは残念でしたね。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09410524.jpg

もう少し先の方だと谷が浅くなってきます。
この辺が源流なのでしょうかね。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09411213.jpg

さて、スタート地点に戻って、反対方向に向かいます。
この細い道を抜けると、一般道にぶつかりますが、
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09412070.jpg

その一般道の反対側が、このようにここから幅が広くなっていました。
先ほどの上流方向と同じパターンですね。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09412907.jpg

この道路の右側かあ...。
面白くなさそうですが、行くところまで行くと面白い展開が待っていました。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09413620.jpg

これは途中で見つけたニャンコ。
屋根の上で昼寝をしています。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09414355.jpg

屋根の上にいると思って安心しきっています。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09415673.jpg

さて、道を先に進むと、ここから道路幅が狭くなっています。
かつ、正面方向はうっすらと上り坂に転じています。
ここを右に曲がるようです。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09420316.jpg


右を曲がったこの道の右側か。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09421204.jpg

おっと、ここで道幅が急に狭くなりました。
左に曲がりそう。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09421978.jpg

左方向は、うーん、ちょっと不透明ですが、
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09422697.jpg

曲がりくねった道は明らかに下り坂。
この道が続きで間違いないようです。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09423690.jpg

ぐにゃぐにゃに蛇行w
ちなみに、この左の建物は「目白大学」。
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左の建物の位置が高くなってきました。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09425120.jpg

カクンと右に曲がった後は、
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09425984.jpg

ああ、あの細い道につながるのか。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09430622.jpg

先に見える車止めの先はもう妙正寺川です。
さて、どうなっているでしょうか。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09431308.jpg

妙正寺川の反対側に回ってみると、何と合流口がありましたよ!
結構あいまいな暗渠かなと思ってたどってきましたが、現役の暗渠のようですね。
妙正寺川 落合南長崎駅支流(仮)をたどる_b0206463_09432116.jpg
ということで、手持ちの最後のネタを放出してしまいました。
しばらく更新できません。
というか、そろそろ潮時なのでしょうかね。
またいつか書くことがあるかもしれませんが、当分はお休みになります。
またお会いできるとよいのですが。


# by ankyo-nekomatagi | 2018-07-04 09:59  

京成中山駅をくぐる暗渠をたどる

いやあ、ずいぶん前からGoogleの地図を見て気づいてはいたんですよね。
ただ、ストリートビューでは近づけないし、たぶん痕跡はあまり残っていないのではないかなあ、と。
わざわざ行くのも大変だし、その後ほとんど忘れてしまっていました。

訪問日:2018/3/7

これがGoogle Mapの「京成中山駅」。
線路の北側に開渠を示す青い線が引いてあります。
あと南側にもちょこっと。
このことに結構前から気がついていました。
で、ある日たまたま散策中にこの近くを通ったので、少し探索してみました。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20082359.jpg

ここは、上の地図にもある「小栗原蓮池公園」の北西の角。
公園の端をコンクリート蓋が巡っているではありませんか!
しかもかなりゴツい。
予想を超える収穫に仰天です。
ちなみに、「小栗原蓮池公園」の中に蓮池はありませんでしたね。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20084339.jpg

右方向を見る。
こちら側はコンクリート蓋の上にアスファルトがかけられていて分かりにくくなっています。
こちらが下流方向だと思われますが、まずはこちらを追いかけてみます。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20085352.jpg

千葉街道を越えるところで急に心許なくなります。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20090067.jpg

その先にコンクリート蓋が続いていましたが、何だかずいぶん細くなっちゃいました。
これが本当に続きなのかも疑わしい。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20091019.jpg

しかもここでそれすらも途絶えてしまいました。
写真右端に見える道路に続いていくのかと予想しましたが、
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20091868.jpg

その道は行き止まりでした...。
この先はJR総武線の「下総中山駅」に近づくわけですし、痕跡はほとんど消されてしまっているようです。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20092666.jpg

下総中山駅の近くで、こんな太めのコンクリート蓋を見つけましたが、これが続きかどうかは判然としません。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20093496.jpg

右を向くと、さらに下総中山駅に近づく方向です。
駅前のロータリーで途切れてしまいます。
最終的には真間川に合流するはずの水路だと思いますが、探索は諦めざるを得ません。
冒頭の位置から上流に向かってみることにしましょう。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20094328.jpg

「小栗原蓮池公園」の北側を東に進むコンクリート蓋暗渠。
端が不揃いw
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20100221.jpg

水平方向もめっちゃ不揃い。
この荒っぽい感じがいい。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20101153.jpg

ここで公園を離れ、
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20101812.jpg

京成中山駅のホームの下をくぐっていきます。
地図の通り、その直前は開渠になっています。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20104107.jpg

水は流れている、というよりもたまっています。
駅の反対側に回り込んでみましょう。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20110625.jpg

左から回り込んでくると、ありました!
写真右が駅の方向です。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20111307.jpg

右方向を見る。
この蛇行している感じもいいですね!
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20112643.jpg

先が見通せませんが、すぐに駅のはずです。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20113434.jpg

駅にぶつかりました。
ちょうど電車が線路の上を通過しています。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20114244.jpg

のぞき込むと、ここはハシゴ式開渠になっていました。
こちら側では、水はさらさらと流れていましたね。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20115009.jpg

さて、先ほどの場所に戻り、上流方向に向かいます。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20115844.jpg

コンクリート蓋の上に黒猫を発見。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20120654.jpg

ちょっと小汚いのですが、人を恐れない猫のようです。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20121591.jpg

先に進むと、おお、この蛇行、素晴らしい。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20122338.jpg

一般道を横切る。
コンクリート蓋の方が少し高い位置にあります。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20123137.jpg

さらに先に進むと、ここで通行止めとなってしまいました。
また回り込んでいきましょう。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20124096.jpg

ここに出てきていました。
一瞬開渠になっています。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20125037.jpg

水面をのぞき込んでみると、まだ水量は十分にありますね。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20125970.jpg

奥の方の様子はこんな感じで私有地。
続きで間違いありませんね。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20130624.jpg

で、この続きはこの車止めの道のようです。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20131406.jpg

途中から砂利道に。
正面は突き当たりです。
そろそろ探索の終了が近いようです。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20132242.jpg

突き当たりから少し右にずれた位置にまた砂利道。
このあたりはもうはっきりしません。
正面はまた突き当たり。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20133002.jpg

突き当たりから少し右にずれた位置にまた車止め。
この辺は想像にすぎません。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20133869.jpg

そして、この「木下街道」にぶつかりました。
この先はもうそれらしいものを見つけることはできませんでした。
この辺を上流端としておきましょう。
京成中山駅をくぐる暗渠をたどる_b0206463_20134754.jpg
ゴツいコンクリート蓋が印象的な暗渠でしたね。


# by ankyo-nekomatagi | 2018-06-12 12:00 | その他地区の暗渠  

「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤

「新金貨物線」の橋跡の最終回です。
訪問日:2018/3/3

さて、前回の場所より南下し、京成線を越え、高砂橋も越えた場所にあるのがこれ。
中川は写真のすぐ右。
中川の堤防の上から撮っています。
線路を斜めに横切る橋跡が見えます。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09451430.jpg

水路が見える位置まで行ってみると、水面が見えます!
ここは埋められていない開渠のようです。
単に水がたまっているだけなのかもしれませんが。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09452339.jpg

アップで水面を撮ってみました。
水がたまってますよね。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09453217.jpg

さて、今の橋跡の近くまで行ってみましょう。
この道の奥が橋跡。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09454071.jpg

ちなみに、振り返ると「高砂小橋」交差点の真下です。
この続きはあとでたどってみます。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09455167.jpg

橋跡の近くまで行ってのぞき込んでみました。
実はこちらからはあまりよく見えません。
ただ、水面を確認することはできました。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09460018.jpg

今の橋跡は、Mapionの地図ではここ。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09460998.jpg

先ほどの交差点の先ですが、方向的にこれが続きのようです。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09461906.jpg

途中、右に分かれている暗渠道がありました。
こちらは後でたどります。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09463195.jpg

まっすぐ方向は、すぐに途切れてしまいました。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09464286.jpg

しかし、先の方をうろうろしてみると、こんないびつな十字路の先に、
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09465253.jpg

暗渠っぽい道がありました!
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09471568.jpg

その先は、暗渠の十字路!
この辺は水路が入り組んでいたようです。
ただ、高砂駅が近いこともあり、残されている箇所はわずかです。
このルートも、京成線の線路にぶつかって、あとはよく分からなくなります。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09472891.jpg

先ほど分岐していたルートに戻ると、ここで道路を渡り、歩道に化けています。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09473748.jpg

ここで左折して、
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09474589.jpg

歩道の上にマンホールがいっぱい。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09475622.jpg

ここで歩道が途切れますが、
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09481130.jpg

左方向を見ると、右に曲がって再開しているようです。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09482079.jpg

いやー、細い道ですねえ。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09483101.jpg

しかし、ここで途切れ、あとはよく分からなくなります。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09484009.jpg

さて、中川の堤防の上をさらに歩いていくと、こんな怪しい植栽エリアが。
新金貨物線は、この向こうにあります。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09484845.jpg

下に降りてみると、先に踏み切りが見えます。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09485759.jpg

振り返ると、三角形の「ヘタ地」。
新中川に斜めにぶつかっていっています。
どうも、この植栽は、西井堀の続きのようです。
このあと、西井堀のルートは新中川を越えて続きますが、今回のテーマではないので、追いかけません。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09491185.jpg

さて、新金貨物線の踏み切りに向かいますが、踏み切りの手前で左右の歩道とも消滅してしまい、迷惑ですw
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09493568.jpg

踏み切りに近づくと、ありました!
⑥で見た西井堀の橋跡と同じような風景。
西井堀は、新金貨物線を2回も横切っていたんですねえ。
しかし、ここにいつまでも立っていると車に轢かれますので、即座に移動します。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09494568.jpg

反対側から。
立派な橋跡ですねえ。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09495569.jpg

そして、その先はこれ。
歩道の植栽がやけに広いですね。
西井堀です。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09500456.jpg

Mapionによる最後の橋跡の位置。
「新金貨物線」の橋跡を見に行く⑤_b0206463_09501252.jpg
いやー、ありましたねえ。
全部で8か所。
やっぱり橋跡は興奮します。
満足な探索となりました。
次回はどこへ行きましょうかね。


# by ankyo-nekomatagi | 2018-06-05 12:00 | 江戸川区・葛飾区の暗渠