広尾の裏路地を歩く
2010年 10月 01日
行ってみたら暗渠っぽい雰囲気もあって意外だったのですが。
場所は広尾。
広尾の駅を降りてみれば、歩いているのは外国人がやたら目立つ。
周りに大使館が多いからなのでしょう。
こんな所に裏道があるのでしょうか。
訪問日:2010/8/21、2010/8/28
ここが広尾の交差点から西に伸びる「広尾散歩通り」。
突き当たりはお寺です。
歩道の路面にはこんな表示も。
お寺の前から右(北)に曲がる道があります。
ここを入ってみましょう。
突き当たりで右を向くと、広尾とは思えない細い路地が続いています。
でも、この道はこのエリアでは広い方なんです。
「メインストリート」と呼んでおきましょう。
少し進むと、右手に広尾散歩通りへ出る細い抜け道があります。
マンホールが多い。
左にも曲がる道があります。
「メインストリート」の北側にもう一本東西に通っている道があるようです。
そちらに行ってみましょう。
さらに細い路地が待っていました。
そしてこのマンホールの多さ!
この写真の中に12個のマンホールが一直線に並んでいます。
この左手はすぐ聖心女子大のはずです。
しかしそんな雰囲気は微塵もありません。
バリバリの下町、という感じ。
もちろん聖心女子大につながる出入り口はありません。
上の写真ではマンホールが見えにくかったので、拡大してコントラストを調整してみました。
マンホールの行列。
この道を先に進んでみると、何と井戸が!
暗渠サインとされている物件に次々と出会います。
右を向くと、「メインストリート」を横切る道が続いています。
こちらへ向かいます。
先を左折しています。
実は、ここからカクカクと曲がりくねった裏路地が始まります。
今回の目玉のルート。
突き当たりを左に曲がるとすぐ右折。
右折したらすぐ左折。
まっすぐ行けないこともないようですが、ちょっとためらいます。
左折すると、少し長い道が続いて、突き当たりはT字路になっています。
突き当たりで右を向くと、また左折している。
まっすぐ突っ切る道もありますが、これは道ではないと思います。
この場所で左を向くと、すぐに「メインストリート」です。
こちらへは向かわず、前の写真の方へ進み、左折してみます。
何だかよく分からなくなってきました。
左折したらまたすぐ右折して(もう記憶があいまい)...
小階段を下ります。
三連チャンのマンホールがとぼけている。
その先もマンホールだらけです。
階段を降りたところで右を向くとこんな感じになっていました。
細い。
そしてマンホールだらけ。
先ほどまっすぐ行き損ねた道がここにつながっているのかも知れません。
この先は、「広尾散歩通り」がもうすぐ。
左手を見ると、何やら荷物だらけの玄関のお宅が。
うーん、ここは本当に広尾か。
「広尾散歩通り」へ抜けてきたところ。
広尾を訪れた人の誰がこの道に気がつくのでしょうか。
さて、このエリアにはもう一本曲がりくねった道があります。
先ほどの道よりも西側。
ここを入っていきます。
すぐに突き当たりますが、
突き当たりを左折すると、すぐに右折。
右折するところにはここのお宅の玄関があります。
鉢合わせしたら申し訳ないので、足早に通り過ぎます。
右折すると、また左折しています。
ここにも少し段差が。
突き当たりを左折すると、すぐにいい感じの階段が現れます。
その先はまたまた突き当たり。
右折するとまたもやマンホールの大群。
この先は「メインストリート」にぶつかります。
なお、このエリアの東端には銭湯があります。
「広尾湯」。
まあ、ここは笄川からも近いわけですから、銭湯があってもおかしくない。
笄川から近いということは、このエリアに支流が流れていてもおかしくないわけです。
「メインストリート」ではなく、マンホールの多い北側の路地が有力という感じがします。
古地図をあたるなどすれば分かるのでしょうか。
なお、このエリアにはもう一つ井戸がありました。
どれだけあるんだ。暗渠サイン。
今回は裏道歩きだったのですが、暗渠歩きと同じような感覚を味わえ、不思議な感じのする場所でしたね。
「おしゃれ」のイメージの強い広尾の一本裏にこんな迷宮が隠れていました。
これほど込み入った地域は、本場の下町にもあまりないのではないでしょうか。
by ankyo-nekomatagi | 2010-10-01 21:44 | その他もろもろ