羽田赤レンガ堤防を鑑賞する
2010年 11月 11日
存在意味不明の堤防のようなもの。
これは一体何なのか。
早速見ていきましょう。
訪問日:2010/10/23
これは現地に向かう途中で見つけた公園。
「本羽田第三公園」。
案内図の左上の方に「流れる期間 5月より9月まで」と書いてあります。
左側にはスロープと溝が。
どうも溝に水を流すようです。
流しそうめんみたいに。
「5月より9月まで」ということで、残念ながら訪問時はわずかに期間が過ぎていました。
正面を見ると、ほほう、あの上から流れてくるようです。
左のスロープから上がっていきましょう。
途中にはタイヤのベンチ。
上まで上がってくると、こんなカラフルなパイプがお出迎えしてくれました。
このパイプの下から水がワシャワシャ噴出してくるわけですね。
見たかったなぁ。
多摩川に向けて歩いて行くと、この物件に出会いました。
これは何?
形としては堤防だけど、川に面していません。
全く予備知識なしでこれに出会いましたので、たまげました。
あとでネットで調べてみると、「羽田赤レンガ堤防」として割と有名な存在のようです。
これより数十メートル川側にある現在の立派な堤防より以前に使われていたものらしいです。
現状は堤防の川側に住宅が建ち並び、おかしな風景となっています。
この左の部分はぶった切られ、コンクリで白く固められています。
今は土木遺産的に扱われている存在のようですが、この扱いはひどいですね。
でもって、先にある階段。
かつては意味のある階段だったのでしょうが、今は利用価値ゼロの存在になり果てています。
ここを登っても塀の上に出るだけ。
このあたりは、堤防の裏が民家の敷地のようになっています。
ここも。
今度は向かい側から撮ってみました。
この堤防が1.6kmも続くそうですが、この時は端から端まで調べませんでした。
せっかく行ったのに惜しい気がします。
ここは切り口が先ほどのように雑でなく、下にレールのようなものも見えます。
水門か何かだったのでしょうか。
階段にもいろいろな種類があります。
これは鉄製の階段。
しかもダブルで。
これは石製。
両側に。
堤防の下には暗渠みたいな道も。
ここの裏側は歩道みたいになっていますが、
振り向くと先へ進めなくなっています。
堤防裏の使い方に統一感がまるでありません。
何だか結構バラエティに富んでいて面白いですね。
再訪して1.6kmを全部見てみる価値はありそうです。
ところで、この日の羽田訪問目的はこれではなく、この堤防の北側に多数存在する細道です。
例えば、こんな道を入っていって、
こんな風に曲がっていって・・・砂利道ですね、こりゃ。
うわ、何この道。
これは脇道。
「横町児童公園」につながっています。
最後にここに出てきました。
出た先の道も細いんですけど。
出て振り返るとこんな感じ。
ちょっと事前の予想と違いました。
これはもう道ではありませんね。
ここに入っちゃいけません。
というわけで、ここの細道エリアのご紹介は控えたいと思いますが、一つだけ印象に残った物件がありました。
これです。
ここの足元に見えている・・・
これ!
八角形をした何か。
マンホールと言っていいんでしょうかね。
場所が場所ですし、持ち上げてみる気にはなりませんでしたよ。
今回の訪問場所です。
by ankyo-nekomatagi | 2010-11-11 18:15 | その他もろもろ