石神井川支流・エンガ堀をたどる⑤
2010年 11月 20日
訪問日:2009/11/21、2009/12/12
国土地理院の「数値地図 5mメッシュ(標高)」CD-ROMからの画像に、今回のルートをプロットしたものです。
最も下流で東からエンガ堀に合流するルート・・・と何となく認識してましたが、今回整理してみると、合流してないみたいですww
下流の方は流路が分からなくなります。
今回は、最上流の部分が団地の敷地内で、はっきり追えません。
ここから入って行きますが、
ここ、雰囲気あっていいんですけど、この右手の団地内と思われます。
団地内の方が一段低い。
はっきり追えるのはここから。
入口は真新しい階段。
舗装も新しい。
左右との段差がかなり大きい。
かなりの川底感。
この公園脇を通り、
公園の先は・・・
階段で一般道を横切ります。
階段を登って振り返ったところ。
この手前の一般道もまだ急坂の途中。
一般道を登ってみました。
結構急な谷ですね。
この谷底の左から来ましたので、これから右へ向かいます。
ここだよと教えてくれる舗装がいいですね。
この先は何となく行き止まりになりそう。
うーむ、行けなさそう。
・・・と思ってこの日は迂回したのですが、実際には行けたのでした。
これは後日再訪した時の写真。
何だ、階段があるじゃないですか。
ちょっとだけ登ります。
暗渠はこの階段でなく、まっすぐ進んでいたようで、そこは現在「向原(むかいはら)中学校」の敷地内です。
階段途中のお宅は、こんな石造りのアーチをくぐって入るようになっています。
階段を登ったところには、こんなアーチをふさいだ跡が。
いや、暗渠とはたぶん何の関係もないのですが。
向原中を越えて反対側に来ました。
この中学の校庭内を向原と大谷口の町境が通っていますので、そのラインが川だったのでしょう。
で、この中学、校庭と校舎の間にこんなに段差があります。
暗渠は続けてこんな感じに。
途中まで降りて振り返ったところ。
段差がすごい。
苔もすごい。
なお、一本西隣のこの道も暗渠っぽい。
並行する流路だったかも知れません。
広い道となって続きます。
この道の左側が流路だったようです。
左の団地は撮影時点では工事中でした。
このY字路を右へ。
しばらく進むと大きめの交差点に出ます。
この交差点を直角に左に曲がると、初回に紹介したエンガ堀の緑道の南端に出ます。
ここから少し分かりにくいのですが、左の商店街の道を進むようです。
「パステル宮の下」という商店街。
写真枚数も増えてきましたが、キリが悪いので話を進めますと、商店街をしばらく北へ進むと右手に暗渠らしい道が始まっています。
ちょっと天候が変わっちゃってアレですが、ここは駐車場があって少し開けている。
右へ左へと蛇行しています。
途中、右手に階段で上がる細い道がありました。
これは行ってみたくなる。
マンホールの多い道をなだらかに上ります。
最後は小階段を登って終わり。
上から見下ろしてみました。
なかなか風情がある良い脇道です。
暗渠道の方に戻ると、少し進んでここを右折しますが、右折した先は急な上り坂になってしまいます。
流路はここをまっすぐ進んでいたと思われます。
その先は分からなくなります。
終わりの方のエリアは、暗渠のお仲間のnamaさんがかつて風呂釜支流の記事を書かれた時に訪問されていました。
この暗渠の最後は、大谷口上町(この記事)の流れと合流して、上の風呂釜支流を通っていたと考えるのが自然と思いますが、どうでしょうか。
さらに先は中板橋駅の暗渠(この記事)につながっていた、なんて可能性もありそうな気がします。
今回のルートです。
by ankyo-nekomatagi | 2010-11-20 21:34 | 石神井川系