谷端川・境井田支流(仮)をたどる②
2011年 02月 18日
訪問日:2010/12/23
細い道が続いていきます。
リヤカーと、その先にトラックが停まっています。
ここは銭湯の裏手らしく、
横切っている道を少し右に進むと入口がありました。
「栄湯」。
さらに右へ進んでみると、道路予定地の空き地から高い煙突を見ることができました。
ここで少し変わった建物を発見。
このアングルでは分かりにくいのですが、向こう側に回ってみると・・・
上に乗っている建物が土台よりかなり大きい。
何だこりゃ、な物件です。
道路予定地上にありますので、取り壊しの途中なのでしょうか。
それにしても、この状態はやっぱりヘン。
道路予定地は、こんな感じですでにかなり広い範囲が更地となっています。
ここで神社を発見しましたので、ちょっと寄ってみます。
「御嶽神社」。
何とも立派な「改築予想図」が掲示されていました。
建築中のマンションみたい。
中に入ってみました。
お祭りがあるのでしょうか。
お稲荷さんもありました。
かなり寄り道をしてしまいましたが、暗渠に戻ります。
道が細くて日が当たりません。
マンホールだらけの暗渠にニャンコ。
ここは橋跡か。
ここで谷端川(やばたがわ)にぶつかりました。
この階段(!)を上がれば谷端川。
谷端川に上がって振り返ってみました。
なかなか気づきにくそうなルートですね。
谷端川本流は緑道化されています。
先ほどの合流地点のすぐ脇にもこんな登り口が。
このいい加減な感じの造りが面白い。
そして、その脇では黒猫がひなたぼっこをしていました。
こちらを見て鳴きまくっています。
このあと、足にすり寄ってきました。
ごろにゃんしているので、なでさせてもらいました。
さて、ニャンコでしめて終わりではありません。
実は上流端がずっと気になっていました。
あの入れなかったすき間の反対側はどうなっているのかと。
スタート地点まで戻り、反対側に回ってみると、かすかな谷地形は残っていますが、暗渠の痕跡はなさそうです。
・・・と思ったのですが、この写真の左の方に何かが写っています。
井戸!
しかも近代的!!
こんな玄関の先です。
いきなりここに井戸を作るのも変ですから、かつてこの地にあった井戸をリニューアルしたのでしょう。
ブランドは「DRAGON」。
危うくこの物件を見逃すところでした。
道の細さに加え、暗渠周辺にも面白いものが多く、非常に見所の多い暗渠でしたね。
ただ、新しい道路が開通したらこの暗渠がどうなってしまうのか、気にかかるところです。
by ankyo-nekomatagi | 2011-02-18 17:45 | その他東京の暗渠