川崎暗渠狂想曲【稲田堤編】③
2011年 04月 06日
訪問日:2010/12/4
南部線に沿って進む、この開渠を追いかけていきます。
ここで途切れて、あとは暗渠になってしまいます。
その先は駐車場の一部となっています。
追いかけられるのでしょうか。
駐車場の向こうにちゃんと続いていました。
コンクリ舗装と、時々金網が続いていきます。
畑の横を通ったあと、ここから家の裏手に入っていきます。
ここから一段高くなっているのがちょっと面白い。
ここに入るのははばかられますので、回り込んでみましょう。
脇には側溝のようなものが続いていました。
これ自体はどうということはないのですが、
その先でこんな面白い形で回り込んでいました。
私も側溝に合わせて回り込んでみます。
未舗装のこんな場所に入ってきました。
このあたりで右から左に流れてきているはずですが、
果たして右からやってきていました。
完全に三方を金網に囲まれた空間で、撮影位置のところで行き止まりになっていました。
奥からやってこないでよかったー。
反対側はこうなっていて、ここから開渠になっています。
脇に回ると、桟のある開渠なんですが、材木置き場と化しています。
この先は行き止まりで、また回り込まねばなりません。
このマンションの裏を通っているようです。
近くまで行ってみましょう。
開渠のまま続いていました。
次の場所に回り込むと、手前の方向に曲がってきていました。
そしてここはゴミ置き場。
ゴミ置き場の向こうは、金属の板が渡してありましたが、半分朽ちてしまっています。
その先は道に沿って続きます。
水はほんの少しですね。
ここは橋の上に車止め。
何の意味があるのでしょうか。
そして、ここで支流が合流して、水量が増えています。
支流の奥は駐車場の脇に消えていきます。
これもたどってみたいなあ。
しかし、そのままたどるわけにはいきません。
本流の方を先へ進むと、いつの間にかコンクリ蓋になっていました。
交差点をナメクジ暗渠となって越えていきます。
ここでちょっと右に曲がり、先ほどの支流を追いかけてみましょう。
右に曲がってみると、んー・・・
何かいやな予感がする。
左側にはお地蔵様。
その隣はゴミ置き場。
そして、ゴミ置き場の下は・・・
別の流れが通っていました!
これは1つ前の写真の右側、上流方向を見たところです。
看板が立っており、「大丸用水土地改良区」とあります。
これは大丸用水の一支流なのでしょう。
というか、このあたり、大丸用水の支流が網の目のように張り巡らされていたのだと思います。
下流方向に少し進んでみると、南部線の下へもぐっていってしまいました。
上にちっちゃいトラス橋が乗っているのがかわいい。
次回は、この流れを上流方向にさかのぼってみます。
by ankyo-nekomatagi | 2011-04-06 18:08 | 川崎市の暗渠