東京の階段~猫またぎ的ベスト10+α②

前回に引き続き、東京のオモシロ階段を見ていきます。

6.高輪の抜け道階段 (品川区北品川6-1~高輪4-3)
高輪にあるこの階段。
右の階段は、個人のお宅へのアプローチなので、上がっちゃいけませんよw
左が目的の階段です。
こっちも上がっちゃいけなさそうですけどww
でも、上がりたくなりませんか?
ここは私道かも知れませんが、実は通り抜けられるので、突入してしまいます。

こちらは、暗渠仲間のlotus62さんが最近報告されています。
この企画、あっためているうちに先を越されてしまいました。
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大谷石の風情ある階段です。
しかしどこまで続いているか分かりません。
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夏だったこともあり、草が鬱蒼としています。
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途中の右手にはこんな脇道ルートも。
手すりも何もなく、ここを通るのは怖い。
人が通ることを想定していない気もしましたので、さすがにこちらは遠慮しておきました。
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いよいよ頂上が見えてきました。
でも、前から人が来たらどうしよう。
すれ違うのは困難です。
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ここで階段は終わりですが、ここはどこなのでしょう?
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振り返ると、かなりの高さ。
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上がったところで右に曲がることができます。
完全に人の家の裏手ですね。こりゃ。
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通り抜けて振り返ったところ。
こちらから来たら「通り抜けよう」とは絶対思いませんね。
通報されそう。
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その先にはもう一つ階段があり、これを上って高台に出て終わりとなります。
抜け道マニアも満足するぞくぞくするような階段でした。
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7.板橋区徳丸のコロシアム階段 (板橋区徳丸27、29、31)
板橋区徳丸にある階段群。
ここはとにかく地形が面白い。
長方形の形に地面がスポンと凹んでいるのです。
この凹みの下に降りていく階段が5つあり、この位置では向かい側の2つを見ることができます。
この写真では少し分かりにくいですが、右の方と左の方にちゃんと2つ見えますよね。
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この位置の足元も階段です。
さながらコロシアム。
我々は競技場を上から見下ろす観客です。
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下の地図はgoo地図で見た現地の様子。
横に伸びる二本の道の内側がまさに谷底の部分です。

上の写真の現在位置は、地図中央にある「サンバレー」の南側の階段の頂上です。
「サンバレー」の「バレー」は「谷」の意味ですから、まさに谷底の地形を表現した名称ですね。

隣の「サンヒルズ」は、2つ前の写真に見えるピンク色の壁の集合住宅で、谷底から始まり高台に続く斜面上にあります。
その意味で、「ヒルズ」は半分しか当たっていません。
「サンバレー」の南側にある「徳丸ハイツ」も同じですね。
その南にある「グリーンハイム」と「グリーンハイム3」は高台上にありますので、こちらは合格ですw
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今の階段を降りて見上げてみました。
結構な高さです。
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これは、先ほどの場所から見えた2つの階段のうち、右の階段に上ったところ。
先ほどの階段が見えています。
写真ではちょっと小さすぎて分かりませんね。
現地では肉眼でよく分かります。
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拡大してみました。
上のわずかな部分だけですが見えています。
これだけ劇的に地形を観察できるところはそんなにないと思います。
まさに絶景階段でした。
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8.弦巻川の谷を上がるひしゃげ階段 (豊島区雑司が谷1-31、33の間)
さて、急にスケールが小さくなりますが、これは弦巻川の谷を上る、ちょっと形の面白い階段。
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階段を上がると、その先の方にも別の階段があります。
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振り返ってみると、やはりひしゃげた面白い形を観察できます。
右の壁は階段に対して普通の角度ですが、左の壁は階段に鋭角に切り込んでいます。
こんな面白い形にした理由がよく分かりません。
そこが面白い。
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9.桃園川支流のコンクリート蓋階段 (杉並区天沼2-29)
次は、暗渠仲間のnamaさんが、この記事とかこの記事とかでご紹介されている、桃園川天沼二丁目支流(仮)に降りる階段。
コンクリート蓋を重ねただけというお手軽階段。

namaさんの報告によれば、このコンクリート蓋、何と手で持ち上げられるそうです!
階段マニアを自認する私も、これを見た時、手で持ち上げてみようとは思いませんでした!!
そして、いまだ持ち上げていません。
いつか再訪し、持ち上げてみなくてはなりません。
もちろん元に戻しておくつもりですよw
しかし、こんな階段でも地図には載っているというところが面白い。
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そして、よく見るとこの階段、暗渠の幅の半分以上を占領しています。
なのに傾斜が緩い。
枚数をこの半分で済ませ、ステップを1つ減らせたはずです。
暗渠に使った蓋がそんなに余ってしまったのでしょうか。
いろいろな意味で不思議な階段でした。
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10.板橋区中台のV字階段 (板橋区中台2-19、20、25、26あたり)
板橋区はとにかく地形の面白い所が多い。
先ほどの徳丸もそうでしたが、ここもいい。
この階段です。
これだけ見ると、さほど変わっているとは思えませんが、
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後ろを振り向くと、そちらにも上り階段があります!
そう、ここは階段が谷をはさんで向かい合う、専門用語(?)で「V字階段」になっているんです。
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「V字階段」は、どちらかに登って眺めるのが一番いい。
最初に見た方の階段を上がってみました。
このサイズの写真では分かりにくいですが、階段が向かい合っている様子が鑑賞できます。
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さて、この階段は先が左折しており、
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登り切るとこんな細い抜け道になっています。
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通り抜けて振り返ったところ。
この“抜け道感覚”を味わえるのもここのいいところです。
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さて、反対側の階段を上がってみましょう。
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途中まで上がって振り返ってみました。
写真ではこのくらいが分かりやすいですね。
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上がりきって振り返ったところ。
やはり分かりにくいか。
でもスケール感は伝わるのではないでしょうか。
「V字階段」はそんなに多くありませんし、この高さのものはなおさらです。
地形マニアだけが分かる大人向けの階段と言いたい。
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11.恵比寿の使用目的不明階段 (渋谷区恵比寿2-12)
恵比寿で見つけたオモシロ階段。
地図にも載っていないと思われる鉄製の階段。
一見して変でしょ。この階段。
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上っていくにせよ、下るにせよ、利用時は必ずバランスを崩す仕様となっております。
手すりがないから雨樋につかまるしかありませんが、雨樋はそういうためのものではありません。

上がった先のわずかな隙間から表通りに抜けられそうなので、用途は通り抜けかと思われるかも知れませんが・・・
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何と隙間の上にも2段あるではないですか!
左の建物のベランダまで続いているんです。
しかし、ベランダは普通の造りで出入り口などなく、入ろうと思ったら手すりを乗り越えるしかありません。
完全に泥棒の行動です。

元は入れるような構造になっていたのか(ドアがついていたとか)、それとも非常時用の階段ということなのでしょうか。
どれだけ眺めていてもあきない不思議階段です。
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・・・ということで、この時点ですでに10個を超えてしまいました。
うーん、もっと紹介したいな。
まだいい子がいますよ旦那。
お願いですからもう1回だけやらせて下さいw
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by ankyo-nekomatagi | 2011-05-30 18:16 | その他もろもろ | Comments(4)  

Commented by lotus62 at 2011-05-30 19:45 x
おもしろーい!!!
徳丸といえば一部で有名な「スリバチ3連星」のあるところですね。未踏ですんでぜひいてみたいです!!!
中台は悔しいです、はるばるこの近くまで行ったのになー;;;。
おねがいですからもう一回やってください。
Commented by 猫またぎ at 2011-05-30 21:57 x
lotus62さん

徳丸のコロシアム階段は、まさに「スリバチ3連星」の2番目ですよ。
さすがlotus62さん、徳丸・中台と地形の良い所に食いつかれましたね。
事前の予想では、恵比寿の変な階段が一番面白がってもらえるのかなと思ってました。

> おねがいですからもう一回やってください。

お言葉に甘えてもう一回行かせていただきますw
Commented by ろっち at 2011-05-30 22:37 x
面白いです!
失礼な感想を勝手に述べさせていただきますが、1回目は『まぁこんな階段もあるんじゃない?たまに見るよね』が、今回は『こりゃ凄い!面白い!行ってみたい』
V字谷のときも思ったのですが、猫またぎさんはネタの繋ぎ方がうまいですねぇ。
次回も期待しています!

恵比寿の階段は猫が散歩から帰ってくる時の為の物だと思います(笑)
Commented by 猫またぎ at 2011-05-31 07:17 x
ろっちさん

ははあ、1回目より2回目の方がよかったですか。
2回目の方がパワーアップしたという意識は全然なかったのですが。
人によって感じ方が違うのですね。
これもまた興味深いです。
ちなみに3回目も特にパワーアップはしていませんwが、よろしければご覧になっていって下さい。

> V字谷のときも思ったのですが、猫またぎさんはネタの繋ぎ方がうまいですねぇ。

ありゃ、そんなことをおっしゃられるとアガッちゃうなあ。

> 恵比寿の階段は猫が散歩から帰ってくる時の為の物だと思います(笑)

ああ、なるほど。
猫用。
いや、そんなわけないでしょ。
地味なノリツッコミさせないで下さいよw

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