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呑川蟹久保支流(仮)をたどる②

呑川蟹久保支流(仮)の続きです。
訪問日:2011/6/4

蟹久保支流は、普通の道の歩道となって進みます。
交差点がありますが、右に曲がる道も左に曲がる道も、どちらも登り坂になっているのが分かりますね。
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左側の坂を登ってみると、申し分のないV字坂に進化していました!
そして、向こう側の坂の途中の右側に見える緑は、
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公園になっていました。
「かにくぼ公園」。
近くのJR線を越える橋に「蟹久保橋」もありますし、この谷は「蟹久保」と呼ばれていたのでしょう。
かつては沢蟹の多い小川だったのでしょうか。
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暗渠を先に進みます。
ここは暗渠の上に木の枝がせり出していて歩きにくい。
そして、暗渠の手前を左に曲がる道は、
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すごい急坂になっていました。
車止めをなぜか縦置きしているのが面白い。
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暗渠の方を先に進みます。
この木の枝がせり出している所は、人は車道の方を歩いていました。
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左が急崖になりました。
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この交差点で、歩道が左側から右側にチェンジしています。
ここの交差点を左に上がると、
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ちょっとV字加減が弱まってきていました。
そろそろ谷地形も終わりになるようです。
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あとは呑川に注ぐだけかな、とたかをくくっていたところ、何とコンクリート蓋が始まっていました!
終わりが近づいた地点でコンクリート蓋に会えるとは。
驚きです。
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始まりは奥行きの広いコンクリート蓋でしたが、途中から普通の幅のコンクリート蓋となっています。
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この位置でコンクリート蓋は終わっています。
ここから先は「東調布公園」。
もうほとんど痕跡はたどれません。
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土曜日だったので、家族連れが多かったですね。
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公園内にはこんな作り物の水路も造られており、子供が大喜びでばしゃばしゃ遊んでいました。
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ふと右をみると、銭湯の煙突を見ることができました。
「明神湯」。
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呑川にかかるこの橋の下で終わりです。
「水神橋」。
・・・なのですが、奥の方にすごい階段がそびえ立っているのが見えます!
当然のごとく、このあとそちらへ向かいました。
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ちなみに、水神橋の下の合流口はこれ。
今でも水が流れているようです。
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さて、これが先ほどの階段。
すごい階段に見えますが、段数を数えてみると、76段。
意外と段数は多くなかったですね。
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先の方で右に曲がっています。
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階段の上からの眺め。
残念ながらV字坂を鑑賞できる立地ではありませんでしたね。
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上流は異次元の細い暗渠、下流はコンクリート蓋暗渠と、本当に見所の多い暗渠でしたね。

次回は、この蟹久保支流(仮)に、南から注いでいたと思われる短い支流跡を追います。

by ankyo-nekomatagi | 2011-06-20 17:52 | その他東京の暗渠  

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