横浜・滝の川をたどる①
2011年 08月 01日
あまり報告してませんが、横浜も結構訪問していますよ。
東神奈川駅あたりで東京湾に注ぐ滝の川をたどります。
訪問日:2011/2/27、2011/5/8
ここが最初に私が目をつけた場所。
「六角橋交差点」。
交差点名に「橋」がついてるじゃありませんか。
しかも「六角橋」!
六角形の橋がかかっていたに相違ない、と思って期待に胸をふくらませて現地に向かいました。
しかし、あとでWikipediaで見ると、「六角橋」の地名が先にあり、「六角箸」が語源という説もある、ということで、六角形の橋はなかったようです。
残念。
この交差点は六差路になっているので、「六角形の橋」に違いない、と思っていたんですけどねぇ。
しかし、こんな暗渠らしい道が交差点から伸びていました。
左側との段差が、ここが川だった傍証となるでしょう。
ちなみに、こちらは下流方向。
東京湾に向かって進んでいます。
この車止めの先は、道路に沿って右斜め前に進んでいます。
こんな風に歩道として進んでいます。
しかし、この位置で、左方向にも何となく暗渠っぽい道が出ています。
いったんこちらに進んでみます。
この隔離された感の強い道は暗渠っぽい。
ほかの道路を横切るところで、いったん階段を登ります。
横切る道と段差がある、ということは、暗渠に間違いない気がします。
その先も階段を降りてこのように続いていましたが、ここには入っちゃいけなさそうです。
そして、残念なことに、この先に続きを見つけることはできませんでした。
本線に戻ります。
2013/5/28追記。この続きを補足記事に書きました。「滝の川をたどる-過去記事の補足」
ここで右方向に曲がります。
あとはまっすぐ。
しかしこの道、両側に歩道があって、幅を合計すると車道より広くなっています。
しかもこの道、車通りがほとんどありません。
だからガードレールもありません。
少し進んだここだともっと分かりやすいでしょうか。
歩道が不必要に広い。
普通の人は気づかないでしょうが、暗渠らしい不自然さ満開です。
元々は左の歩道が川で、その隣に車道、その右に歩道という構成だったのではないでしょうか。
ここから東横線の高架の線路に沿って進みます。
この歩道橋の左が東横線の「東
実は、訪問時はここで下流方向はいち早く諦め、六角橋に戻って上流方向を追ってしまいました。
もう日暮れが近かったものですから。
というわけで、この写真は別な日の朝8時。
太陽の方向がここから反対になりますw
暗渠の続きは、この道路を右に渡ります。
歩道橋の向こうにわずかに駐輪場が見えているのが分かりますでしょうか。
道路を渡った反対側の駐輪場まで来ました。
こんな歩道上が駐輪場になっているなんて、暗渠に決まっている、と思ってしまいます。
東横線をくぐってしばらく進むと、橋跡がありました!
川は写真の右から左に流れており、今右から来たところです。
奥に親柱があります。
左に案内板も立っており、「平川橋」とあります。
右にカメラを振ると、こちらは上流側の橋跡。
割と新しい感じもしますが。
下流側の1つだけ残った親柱のアップ。
鉄骨の抜かれた跡がむしろ味わいを出しているように思えます。
先へ進みましょう。
ここからは緑道として整備されています。
とは言っても、この「東横フラワー緑道」は、線路沿いを整備したものを指すのであって、ここはたまたま川跡の緑道とかぶっているだけのようです。
次回に続きます。
滝の川の下流は最後に開渠となりますが、そこには目を疑うような光景が待っていました。
今回のルートです。赤が下流方向、青が上流方向。
by ankyo-nekomatagi | 2011-08-01 19:28 | 横浜市の暗渠