横浜・滝の川をたどる⑤

訪問日:2011/2/27、2011/5/8

昨日のニュースで、六角橋商店街で火災があったというニュースを目にしました。
六角橋商店街は、まさに今回の滝の川シリーズの出発点となった場所にある商店街です。
幸い怪我人などはいなかったようですが、17店舗が焼ける被害が出たと聞き、ショックを受けています。
なかなか良い感じの商店街で、気に入っていた場所だったものですから。
この商店街、滝の川の支流をご紹介する時にあわせてご報告しようかと思って後回しにする予定でしたが、急遽このシリーズの続きとして掲載したいと思います。

これが現地で確認できた滝の川支流の上流端。
横浜市港北区篠原西町4。
こんな暗渠然とした道が急に始まっています。
ここから六角橋商店街の方角に向かいます。
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歩き始めると、すぐに右手にこんな味のある階段。
脇との段差がすごいんですねえ。
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横から見た構図もまた味わいがあります。
ちょっと危なそうですが。
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先へ進むと、左側との段差もすごい。
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ひゃー、さらにすごい高低差になってきました。
この地形の変化も横浜の暗渠の楽しみの1つです。
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一般道と交差するところ。
階段で上って、階段で下ります。
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真ん中だけ階段。
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左の崖はまだまだ続きます。
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崖に張り出したこの住宅もすごい。
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個人宅へのアプローチ階段が立ちふさがるこの位置を越えていきます。
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あれれ、何だか荒れた変な雰囲気になってきました。
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金網で行き止まりになっていました。
というか、まるでこちら側が立ち入り禁止の場所みたいじゃないですか。
いやいや、ここへ入ってくる時はそんな感じはしませんでしたけどねえ。
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やむなく回り込んでくると、こんな変な階段でした。
写真右方向にさらに進みます。
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左側がずーっと崖なのが楽しい。
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うーん、またうまく通れない場所に来ました。
ガードレールの右側のちょこっとしたすき間を通るしかありません。
階段がついてますから、元は普通に通れたのだと思いますが。
そして、この左右に通っている坂道、こちらも階段になっているのがおわかりになるでしょうか。
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こんな段差が小さくて傾斜した階段。
高低差がだんだん少なくなってきたのですね。
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道路の反対側もガードレールでふさがれています。
今回ばかりは遠慮して、右から回り込んでみます。
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回り込んで上流方向を見てみると、このように続いてきていました。
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そして右を見ると・・・残念ながらここで暗渠らしい道は終わっていました。
まっすぐ進んでいたのだとすると、この左の敷地内を通ることになります。
この続きのルートはもう発見できませんでしたが、方向的には滝の川に向かっていますので、どこかで合流していたのでしょう。
超いい加減な結論ですみません。
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ただ、まっすぐ進むと右手に銭湯がありました。
「千代田湯」。
この道だったのかも知れません。
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少し先に進むと、これが六角橋商店街。
これは右を向いたところ。
この坂を下りていくと、六角橋の交差点にぶつかります。
ここは言うならば「表の商店街」で、この道の一本右に平行に通っているのが、
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この「六角橋ふれあい通り商店街」。
戦後の闇市が発祥という商店街で、いい味を出しています。
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さて、この日(2011/2/27)はこの商店街をあまり撮っていなかったので、後日(2011/5/8)の朝に撮影したこの商店街の様子をご覧いただきます。
これは表通りの方にある入口の様子。
2枚前の写真を突っ切った先で振り向いて撮ったところ。
六角橋の交差点は撮影位置のすぐ背後、したがって滝の川本流もすぐ背後です。
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ここで左を向くと、すぐに「ふれあい通り」の入口があります。
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これが「ふれあい通り」の中。
火災当日は、この辺は煙に巻かれて騒然としていたはずです。
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ちょっと進んでみました。
日曜の朝8時半頃でしたが、店は開いてないし、人もほとんどいません。
撮影にはちょうどよい条件でした。
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ところどころに見られたトイレの表記。
矢印の方向にはほとんどすき間がないのですが・・・
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こんな狭い路地を入った左側がトイレでした!
闇市的雰囲気が出ていてグッと来ます。
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この古い看板と木造の建物も大いに惹かれます。
「大勉強の店」。
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裁縫用具専門店という業種の店があること自体驚きです。
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「八百み商店」。
古びた味のある看板がとにかくいいですねえ。
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ここで突き当たり。
突き当たった左にも少し店がありますが、ここでほぼ終わりです。
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こんな感じで、裏手なりの魅力がたっぷりの商店街でした。
この商店街のどのくらいの範囲の店舗が被害を受けたのか、まだ情報を得ていません。
今回写真を載せた店の中で、残っていない店舗もあるかも知れません。
早い復活を祈ります。

今回のルートです。
が支流のルート、がふれあい通り商店街です。



(以下、2014/7/9補足)
滝の川について、さらに多くの支流が見つかったので,続編を書きました。
この横浜・滝の川をたどる⑥の記事からご覧下さい。
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by ankyo-nekomatagi | 2011-08-10 20:20 | 横浜市の暗渠 | Comments(16)  

Commented by Owls at 2012-04-17 12:59 x
滝の川も探索されてたんですね。
たしか、神奈川のスケートリンク付近で三ツ沢方面からの流れと合流してた記憶があります。滝の川の暗渠化は、足洗川や入江川上流部よりも早い時期に開始されましたので、あまり記憶にありません。三ツ沢方面からの流れは反町川と地元では呼ばれていたと思います。確か最深部は横浜国大北門付近だったと思います。10年前くらい前までは最深部は埋め立てはされてませんでしたが、現在はどうなってるか、機会があれば調査したいと思います。反町川の方は一部せせらぎ緑道になってますね。
Commented by 猫またぎ at 2012-04-17 16:33 x
三ツ沢方面からの流れは、この記事を書いた時には存在も知りませんでした。
こちらもたどってみましたが、確かに合流地点が現地では不鮮明でしたね。
現地の石碑には「滝の川右支川(反町川)」と書いてありました。
「スケートリンク」というのは、区役所の隣の「神奈川体育館」のことでしょうか。

最深部は確かに横浜国大北門付近でしょうね。
横国内に源流があるのかも知れませんが、外からたどれるのはそこまででしたね。

Commented by Owls at 2012-04-17 18:25 x
スケートリンクは神奈川の体育館になるのでしょう。地元の人にはスケートリンクと言うと意味が通じるので書いてしまいました。

滝の川と反町川の正確な合流点は、国道1号線下あたりです。まだ合流点の橋の欄干(名前は二ツ橋?)が残っていたと思います。

滝の川は戦前に洪水対策の為に深くしたようで、その様子を写した写真が、横浜中央図書館の書物で見たことがあります(書籍の名前を忘れてしまった)。写真は東白楽駅のあたりだったみたいです。
Commented by 猫またぎ at 2012-04-18 13:39 x
合流点の名前は「二ツ谷橋」ですね。
このシリーズの第2回で書いた場所です。
なるほど、ここで合流していたのですか。

で、この第2回の7枚目の写真に「神奈川スケートリンク」の看板が写っていました!
これは、地元の方が「スケートリンク」と呼んでいても不思議はありませんね。
Commented by Owls at 2012-04-26 16:57 x
現在の地図と見比べると面白いですね。
僅かな距離のとこに入江川水系の足洗川の源流の一つである白幡池があります。少し場所がずれるだけで、水は滝の川と足洗川と違う川に流れ込む。こんな小河川でも分水嶺みたいなものがあるのだと感心してしまいます。

私も一度この場所には行ったことがあります。探索ではなかったのですが、何だか元は川みたいだなあと漠然と思ってましたが、やっぱり元滝の川支流だったのですね。
Commented by 猫またぎ at 2012-04-26 17:27 x
確かに白幡池とは、山一つ隔てた隣の谷ですね。
その後合流することなく、それぞれ海まで注ぐことを思うと不思議ですね。

この記事の流れは、合流よりかなり前に見失ってしまったのでおこがましいのですが、地形から言って山を越える足洗川の方ではなく、滝の川に注いでいたことは間違いないと思います。

あと、この記事のスタート地点の近くにプールがあったのも象徴的だったのですが、書くのを忘れましたw

Commented by おせっかい at 2013-05-02 17:49 x
またもやおせっかいですみません。
まずプールの件ですが地元の人から聞いた話では昭和初期からあるプールで水源は岸根公園の篠原池だったそうです。
次に篠原支線の接続部は六角橋天平堂仏具店の横を入ったところ、跡を探すのは六角橋1丁目交差点横の旧郵便局の横とその正面の駐車場を見れば上下ともすぐ探せると思います。
反町川ですが基本的に緑道になっていますが終端は水源の一つだった大池(三ッ沢池)現三ッ沢住宅のところから開渠で続いています。もう一つの水源三ッ沢公園の池までも比較的探しやすいと思います。もう一つの水源はせせらぎ緑道途中の三ッ沢小学校手前旧ビクター住宅(今は建売)横を南に上ればどうにか辿れます。3つそろって三ッ沢です。滝乃川の片倉のところで最後に見つけられた支流は神大寺中央公園あたりから流れていた用水の名残でどうにか推測しながら辿ることは可能です。同じような支流はその手前宝秀寺の反対側神大寺、横浜中央霊園下のロイヤルプラザ三ッ沢がある元溜池からのしりゅうもありました。
おせっかいが過ぎてすみませんでした。
Commented by 猫またぎ at 2013-05-07 09:00 x
おせっかいさん
またまた多くの情報をいただきまして、ありがとうございます。
反町川もある程度たどってはいるのですが、きれいに整備されすぎた遊歩道部分が長くて妙味に乏しいと思ってしまい、いまだに記事にしてはいません。
また出かけてみたいと思います。
Commented by よ~きち at 2013-06-08 06:49 x
管理人様 初めまして!1970年生まれのよ~きちと申します。六角橋の川の事を検索していたら、こんな詳細に書いてあるページを見つけて感動しました!私は1978年まで六角橋1-29-13に住んでいました。近くの川に船を流してどこまで川が続くのか兄と二人で自転車で追っかけた事があります。母親方の祖父が西神奈川3-9-10に住んでいまして、そこの横に流れる川を確か船は通過したと思うのですが、記憶違いですかね? 

六角橋プールから始まる川と祖父の家の前の川(西神奈川3-9-10)は繋がってませんかね? 8年後(1986年)に祖父の家で法事があった時には暗渠化されていました。 これもいつ暗渠化されたのか気になります。 
Commented by 猫またぎ at 2013-06-10 10:21 x
よ~きちさん
コメントありがとうございます。
上の「おせっかい」さんとのコメントのやり取りでも書いていますが、つながっていたようです。
しかし、西神奈川3-9-10というと、六角橋交差点の近くですが、合流地点はその少し下流側なので、その地点は通らないというのが私の見方なのですが。
一度古地図などを見て確認しようと思っていますが、まだ確認できていません。
Commented by おせっかい改め三ッ沢 at 2013-06-10 19:13 x
時間があったので箭弓稲荷神社の写真を撮るのと廃墟になりつつある吉祥寺の様子を見るのを兼ねて確かめてきました。
自信はありませんがよ~きちさんのおっしゃる場所が六角橋治療院の隣であればでほぼあってると思います。
Commented by 河太郎 at 2015-03-08 06:46 x
確か、この支流の上流にあるプールの場所は昭和初期に二つ池と呼ばれる池があったと聞きました。
Commented by 通りがかりの人。 at 2017-06-22 14:54 x
滝の川の源流は片倉のうさぎ山公園にあるとCATVが言ってました。
ソースはとっておき@神奈川区

以上、ご報告までに。
Commented by 猫またぎ at 2017-06-23 09:41 x
通りがかりの人。さん
そうですね。
このシリーズでは書き損ねましたが、
「滝の川をたどる-過去記事の補足」
の記事で補足していますので、よければご覧になってみて下さい。
なぜかURLを貼ると「禁止ワード」になってコメントがはねられてしまうので、お手数ですが記事名で検索してみて下さい。

改めて調べてみると、最近「水源の復活」とかで公園内に井戸が作られたようですね。
機会があったら行ってみたいと思います。
Commented by Owls at 2017-07-08 16:24 x
お久しぶりです

うさぎやま公園の滝の川の源流の1つは現在こんな感じらしいです
いちおうわき水みたいなものは今でもあるようです
比較的近所に住んでいるのですが知りませんでした(汗)

滝の川源流保存会なる団体もあるようです

正確にはいくつかある源流部の1つなんでしょうね
足洗川も最深部は菊名池近くですが
白幡池には足洗川の源流だという説明が掲示されてます

滝の川は比較的早くに廃川になってしまったのですが
源流部が今でも残っているのは嬉しいです
今度機会を作って見に行きたいと思います


Commented by 猫またぎ at 2017-07-10 23:27 x
Owlsさん
うさぎやま公園の源流がこんな感じになっているのは話には聞いていました。
源流を大事にしてくれるのもいいですが、途中の支流跡の一つ一つに価値がある、ということにも気づいてほしいところですよね。
とは言え、わざとらしくない形で存在していてくれなくては意味がありませんけど。
なかなか微妙な話ではありますね。
またよろしくお願いします。

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