川崎暗渠狂想曲【五ヶ村堀編】③
2011年 12月 05日
訪問日:2010/12/19
左方向に分岐していくこちらを追いかけます。
斜め右に曲がると、道を一本はさんだ向こうは二ヶ領用水宿河原堀。
しかし、合流することなく、並行して進んでいきます。
ここで道から離れていってしまいました。
隣を流れる宿河原堀と「いつか合流するんだろうなぁ」などと考えてたどっていたのですが。
先の方はまたも開渠になっていました。
次に回り込めた場所がここ。
道路を横切るところだけがコンクリ蓋になっています。
その先はまた入れません。
また回り込まねば。
左から回り込んでいくと、宿河原堀の上に出てしまいました。
そしてこの表示板を発見。
「八幡下圦樋(はちまんしたいりひ)」。
世田谷の川探検隊さんのこのサイトでも紹介されていた有名なスポットです。
この圦樋から二ヶ領用水を守る堤防をくぐって流れていった「八幡堀」も、跡をたどることができますが、ご紹介する機会がいつかあるでしょうか。
今回は関係ないのでスルーして先に進みます。
回り込もうとしていたら、こんな施設の中に入っていかなければならなくなりました。
「川崎市緑化センター」です。
左に見えるのは宿河原堀です。
今度こそ合流するのでしょうか。
入口に貼ってあった案内図には「五ヶ村堀」の表記はありませんでした。
緑化センターの敷地内に、開渠で流れ込んでいました。
奥から手前に。
振り返るとこんな感じに。
「はぎのトンネル」の表示があります。
何だかこの景色、見覚えがあるなぁと思いつつ歩いていましたが、上記の世田谷の川探検隊さんのサイトで見た光景が脳裏に残っていたようです。
このトンネルを抜けると・・・
出ました!
このコンクリ蓋の先にあるのは、
宿河原堀と立体交差する懸樋です!!
合流するか、するかと思っていた2つの流れは、何とすれ違ってしまいました。
近くに橋がありますので、反対側に回ってみると、このような案内がありました。
「五ヶ村堀と八幡下の堰」。
先ほど見た「八幡下圦樋」とセットで紹介しています。
宿河原堀を越えたあと、さらに緑化センター内をコンクリ蓋で進んでいきます。
こんな風に敷地内を進んでいきますが、こっちの方向は立ち入り禁止のようなので、敷地の外から出口を探します。
これは、回り込む時に見た桜田小のPTA作成の注意表示。
得体の知れない生き物に諭される子どもたち。
さて、五ヶ村堀は敷地の外のここに出てきていました。
左の金網の奥が緑化センターです。
敷地内をのぞき込むと、出てくる直前までコンクリ蓋で、敷地を出るとすぐにコンクリ舗装となっています。
このあたりから、幅の細いコンクリ蓋が続いていきます。
ところどころ蛇行していきます。
右手前から来て、奥の方へ進みます。
左から何かが合流してきているようですが、気にしないようにしましょう。
おっと、ここで二方向に分かれるようです。
次回は、とりあえず右方向に進んでみましょう。
by ankyo-nekomatagi | 2011-12-05 18:09 | 川崎市の暗渠