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入江川をたどる⑦

入江川の7回目です。

訪問日:2011/10/30

入江川を下流方向にたどります。
緑道部分はあまり言うこともないので、どんと省略して、緑道が終わるところがここ。
下にもぐっていきます。
入江川をたどる⑦_b0206463_18414732.jpg


その先は少しだけ暗渠のようになり、
入江川をたどる⑦_b0206463_18415810.jpg


その先はよくあるコンクリート3面貼りの開渠です。
急に普通の川になりました。
入江川をたどる⑦_b0206463_18421539.jpg


水の出てくるところを見ると、先ほどくぐっていった水がすごい勢いで放流されていました。
ということは、この川の水の供給源は、すべて先ほどのフェイクの川の水ということになります。
分かりやすく言うと水道水と変わらないってことですね。
何だか不思議。
ただし、ここから先は、支流から流れ込んできた水もこの川に取り込まれていきます。
入江川をたどる⑦_b0206463_18422375.jpg


しばらく進むと、川が道から離れていきます。
入江川をたどる⑦_b0206463_18423761.jpg


回り込んでみると、広い道にぶつかっていました。
橋の欄干が見えます。
奥から手前に流れてきています。
入江川をたどる⑦_b0206463_18424727.jpg


のぞき込んでみると、ここでこの橋の下をくぐるのではなく、写真右の方に曲がっています。
ということは、この足元の橋は、入江川の橋ではない、ということになります。
どういうことなのでしょうか。
手前の一段高い所には少し雨水がたまっています。
入江川をたどる⑦_b0206463_18432165.jpg


これは別な日に撮影した写真。
角度を変えて撮ってみました。
入江川は左に曲がってもぐり込んでいきます。
入江川をたどる⑦_b0206463_18433388.jpg


広い道の反対側から見ると、小さな水たまりが続いてきていました。
写真右奥に、先ほどの橋の金網が見えます。
これは入江川自体とは関係ない雨水の排水路みたいな感じです。
入江川をたどる⑦_b0206463_18434281.jpg


振り返ると、水たまりは入江川本流に注いでいました。
入江川自体は、写真奥の位置で道路を渡って出てきています。
何だか妙な構造です。
地図で見ると、この細い排水路のようなものの方が川の続きみたいに書いてありますけど。
地図制作者をもだます入江川の流路です。
入江川をたどる⑦_b0206463_18435170.jpg


入江川が出てくる足元を真上から撮ってみましたが、全然分かりませんねw
入江川をたどる⑦_b0206463_1844331.jpg


さて、回り込んで少し先に進むと、ここは「神尾橋」。
足元に右手から支流の合流口がありましたが、今はまっすぐ進むことにします。
頭上に見えるのは、JRの「東海貨物線」。
この貨物線、川を越える前後はずっと地下を通っていた“地下鉄”なのですが、入江川を渡るこの部分だけ、地面が低いために地上に出て来ています。
それにしても、周りをコンクリートの壁で覆っています。
航空写真で見ても、上まで覆われています。
つまり、360度コンクリの壁の中を通っているのですね。
トンネルの中と変わらない。
すごく不思議に思えるんですが、これって普通なんでしょうか。
入江川をたどる⑦_b0206463_18442436.jpg


ちなみに、神尾橋たもとの合流口はこれ。
入江川をたどる⑦_b0206463_18443911.jpg


こんなふさがれた合流口もありました。
入江川をたどる⑦_b0206463_18444914.jpg


入江川を先に進みます。
「○○橋」を越えるところは、こんな階段で上がっていきます。
橋名を控えておくのを忘れました。
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河口がだんだん近づいてきました。
支流を集めて、水量も増えてきています。
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この「入江橋」を越えると、ゴールはすぐそこ。
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こんな船着き場みたいなところに出ました。
「入江川」の名前はまだ続きますが、実質的にはここからは運河です。
奥に見える高速道路の手前が運河となっており、左(東)方向が「第一派川」、右(西)方向が「第二派川」と名付けられています。
そこから1本ずつ、正面方向に向かって海に出る運河があり、「第一小派川」だとかいろいろ名前が付けられています。
フォークの形を思い浮かべると分かりやすいでしょう。
ちなみに、写真まっすぐの方向に向かうのが入江川本流です(というか、そう名付けられています)。
入江川をたどる⑦_b0206463_18453169.jpg

ということで、ここで終わりにする予定でしたが、この運河沿いがなかなか興味深い光景だったので、次回少しご紹介してみようかと思います。

by ankyo-nekomatagi | 2012-01-20 18:54 | 横浜市の暗渠  

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