野川に並走する水路をたどる①

先日野川のほとりを歩いていると、コンクリート蓋暗渠を見つけ、追いかけてみるとなかなか面白い展開になったのでご報告します。
訪問日:2011/10/9、2012/2/12

これがそのコンクリート蓋暗渠。
右の通りは「多摩堤通り」。
通りの反対は「コヤマドライビング・スクール二子玉川」。
その向こうは野川です。
野川に並走するような方向に進んでいます。
b0206463_19142412.jpg


こんなカクカクと進んでいきます。
こちらは下流方向と思われます。
b0206463_19143298.jpg


どこまで続くのか、と思っていたら、ここで終わってしまいました。
ここで曲がっているのか、まっすぐ進んでいるのかも確信が持てず(たぶん曲がっているんだと思いますが)、こちら方向はうまく追えず、残念ながら断念せざるを得ませんでした。
最後は野川に注ぐか、あるいは野川支流の谷川(やがわ)に注いでいるか、どちらかとは思いますが。
b0206463_19144046.jpg


さて、早くも挫折しましたが、めげずに上流方向へ。
こちらも結構挫折続きだったんですけどw
b0206463_19144760.jpg


まずこのY字路的交差点で痕跡が途切れました。
最初はまっすぐ進むのだとばかり思ってそちらを探索したりしていましたが、
b0206463_19145394.jpg


交差点の左斜め方向にこんな蓋暗渠が続いていました。
幅がめっぽう細くなってしまったのが非常に気がかりですが、ほかの方向は全滅でしたので、これを唯一の続きとみなして先に進みます。
あとでgoo地図の昭和38年の写真で見ると、このルートで合っているようでした。
b0206463_1915014.jpg


木の葉っぱが覆いかぶさる。
b0206463_1915727.jpg


超裏手な感じのところを通っていきます。
ここを歩いている自分は十分不審です。
b0206463_19151573.jpg


歩行者をやたら妨害する樹木たち。
b0206463_19152340.jpg


そしてこんな所にぶつかりました。
うっかり逆方向に撮ってしまいました。
奥の方向から来たところです。
今度は太いコンクリート蓋に合流したように見えます。
いや、合流はおかしい。
こちらは上流方向です。
ここで分岐しているのでしょうか。
それともここで曲がっているだけなのか。
蓋を開けてみるわけにもいかず、謎は謎のままとなってしまいました。
b0206463_19153390.jpg


右方向を見ると、そこは野川の堤防。
そして、向こう側の歩道に、
b0206463_19154166.jpg


続きらしき構造物が見られました。
しかし、野川の護岸を見ても、合流口のようなものは全くありませんでした。
野川のこのあたりは最近改修工事を行っているようですから、野川に注ぐこのルートが消されたのかも知れません。
いえ、よく分かりませんw
b0206463_1915513.jpg


気にせず先に進むことにしました。
おーっと、すぐにこんなあからさまに道路を横切っています!
これはカッコいい。
本日最大の見せ場!
b0206463_1916156.jpg


柵の奥は一段低い。
雰囲気が出てきました。
しかし、柵を乗り越えるのもなんですから、コの字に回り込んでみました。
b0206463_1916942.jpg


ここへ続いていました。
何だ、降りられるじゃないですか。
b0206463_19161964.jpg


降りて振り返ったところ。
段差が結構高く、やはり人が入り込むところではないのでしょう。
b0206463_19163045.jpg


さらに上流方向へ向かいます。
道を渡って上流の方を見ると、まだ蓋暗渠が続いています。
b0206463_19164526.jpg


奥の方を見ると、風情のある石の橋がかけられています。
これはズームで撮ってみました。
あれ?
でも欄干の向きがヘンですね。
まあいいか。
b0206463_19165525.jpg


さて、また回り込んでみると、続きは多摩堤通りの脇をかすめるように通っていました。
撮影位置のすぐ後ろが多摩堤通り。
右が上流方向で、正面方向に進むと先ほどの地点。
b0206463_191777.jpg


曲がっている地点に近づいてみると、別な水路が合流しているように見えます。
これの正体は全く分かりません。
b0206463_19171534.jpg


そして上流方向を見ると、ここから開渠になっていましたよ。
水量も結構豊富です。
さて、どこまで追えるのか。
野川は水位が低いので、野川から分水されている、ということはないでしょう。
この水はどこからくるのでしょうか。
b0206463_19172580.jpg

次回に続きます。
[PR]

by ankyo-nekomatagi | 2012-03-05 19:27 | その他東京の暗渠 | Comments(2)  

Commented by Bake at 2012-03-05 21:31 x
はじめまして。
この最後の写真の場所は、私の一番好きな水路です。
猫がのんびりさんぽしていたり。
続きが楽しみです!
Commented by 猫またぎ at 2012-03-06 08:48 x
Bakeさん
はじめまして。

庵魚堂さんのサイトでお名前を拝見する方ですね。

こんな風に現役の用水路みたいにさらさら水が流れている所は、23区内ではほかにはないのではないでしょうか。
実は、この水の供給源まではたどれなかったので、非常に残念に思っているところです。

<< 野川に並走する水路をたどる② 川崎暗渠狂想曲【鹿島田堀編】③ >>