西井堀最下流を歩く

葛飾区を流れていた「西井堀(にしいぼり)」という水路がありますが、現在大部分が親水緑道となっています。
親水緑道を歩いてもあまり面白くありませんので、今回は、緑道になっていない最下流部分をたどってみます。
訪問日:2012/1/28、2012/5/19

これは、その本当に最下流部。
中川の堤防の上から。
奥に見えるのは総武線の高架の線路。
そこから斜めに出てきている道路のようなスペース。
これが西井堀です。
すでに埋め立てられているようで、中川に合流口らしきものはありませんでした。
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上の写真の場所には入れませんので、反対側に回ってみると、金網で仕切られていました。
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振り向くと、ここでJRの高架の線路をくぐっていきます。
ここも入れません。
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のぞき込むと、斜めに突っ込んでいっているようです。
線路の反対側は公園になっていますので、そちらに回ってみます。
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線路の北側に回ったらこのように出てきていました。
この斜めに出てくる感じが雰囲気を醸し出しています。
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上流方向に進むにつれ、だんだんと向こう側の壁が近づいてきます。
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この壁の手前が西井堀なのでしょう。
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ものすごく近づいてきました!
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最後は線路の手前側に出てきてしまいます。
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この駐輪場部分につながっているようです。
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この先は広い駐輪場となり、堀の部分が分かりにくくなります。
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駐輪場を抜け、この広い通りのどこかを通っていたと思われます。
先の方に蔵前橋通りの立体交差する交差点が見えますが、実は車であの交差点に入ることはできないのです。
なぜかと言うと、
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50メートル手前で予告の看板。
交差点に入るのに、なぜ行き止まりなのでしょうか。
それはおそらく・・・
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この橋跡があるから!
かどうかは分かりませんが、いずれにせよこの古い橋は保存されていました。
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橋の名前は「巽橋(たつみばし)」。
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反対側。
歩行者のために一部分切り取られています。
それでも、この橋が残されたのは、我々暗渠者にとっては慶事です。
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そして、交差点の斜め反対側からは「西井堀せせらぎパーク」が始まっています。
そちらは今回はたどらないことにして、それよりもこの交差点の少し下流側で、
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右岸側にこんな水路跡が残っていました!
スポンとへこんだこの未使用地。
こんな面白いものが残っていました。
ここから分水していたのでしょう。
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反対側に回ってみました。
こちら側にいろいろと構造物が残っていまして、
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うーむ、これは何の跡なのでしょうか?
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カメラを少し左に向けると、こんな。
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そのこちら側にも何かが。
ここに橋でもあったのでしょうか。
それとも堰の跡か。
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ちょっと分からない部分を残してしまいましたが、この支流の先の方は、蔵前橋通りを渡ったこの方向に続いているようです。
奥の方向に東京スカイツリーが見えます。
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この通りをずっと進みますが、痕跡らしいものは何もありません。
最後にこの「新小岩ポンプ所」があり、
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その向こうは水門があって中川につながっていました。
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水門のアップ。
かなり大きな流れだったことがうかがえます。
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何だかいろいろとミステリアスなところがあって面白かったですね。
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by ankyo-nekomatagi | 2012-06-15 19:49 | 江戸川区・葛飾区の暗渠 | Comments(4)  

Commented by 谷戸ラブ  at 2012-06-15 20:41 x
先月読んだ本「ロスト・シティTOKYO」の中で、
「瓦礫で埋められる西井堀」と題した印象的なモノクロ写真がありました。偶然ですね。
こちらの記事のどこかだったのでしょうか。
Commented by 猫またぎ at 2012-06-16 14:42 x
「瓦礫で埋められる西井堀」!
それはぜひ見てみたいですね。
注文しとくことにします。

この記事のどこかかも知れませんが、さらに上流方向は長いので、今回扱っていない場所の可能性の方が高いのではないでしょうか。
Commented by 谷戸ラブ  at 2012-07-31 16:10 x
西井堀の写真が載っている書籍、『東京の「痕跡」』(遠藤ユウキ著)でした。申し訳ないです(涙)。
ロストシティ~もかなり面白いです(光が丘のケーシー線の話や写真も有りました)
ご参考まで。。
Commented by 猫またぎ at 2012-08-01 09:23 x
『東京の「痕跡」』!
私が持っている本ではありませんか!!
確かに140ページに載っていますね。
「東新小岩」という地名が見えますので、せせらぎ緑道になっている部分ですね。
いやいや驚きました。
この写真も見ていたのですが、思い出しませんでした。
またポカをやったようです。

「ロストシティ」を注文するのも忘れてました。
今日注文しとこう。

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