本木堀をたどる②
2012年 07月 13日
本木堀の本線に戻ってきました。
右側にこんな車止め付きの歩道があり、暗渠のように思われました。
こちらはあまりはっきりしないので追跡しませんが、この車止めのところで手前に曲がって進んでいくようです。
この車止めが印象的なので載せてみました。
本線をさらに進むと、右手にこの歩道が出現。
この感じは間違いなさそう。
こちらへ進んでみます。
ガードレールは右へ曲がっていますが、正面方向にも道の左側に歩道とガードレールが見えますね。
そちらも怪しい。
右方向はこのようにずっと先まで続いています。
もう夕暮れで時間もないし、こちらは追いかけませんでした。
なぜなら・・・
正面方向のこの歩道が、
コンクリ蓋だったからです!
足立区内にわずかしか残されていないこの暗渠に出会えたのは幸運でした。
で、帰ってから調べてみると、スイロット・アンキョさんのサイトですでに紹介されていました。
「はなぞの幼稚園の北です、ヨロシク。」って書いてあるところです。
足立区内では貴重な場所なのですね。ここは。
ここで斜めに曲がり、
縁石まで付いてきました!
残念ながら、縁石の先でコンクリ蓋も終わっていました。
その先は歩道すらありませんが、道がぐにゃぐにゃ曲がっています。
そして、このT字路手前からガードレールが出現!
これは水路跡に間違いありません。
車通りも少ないこの道でガードレールはいかにも不自然です。
T字路を左に曲がった先は、普通の歩道のようになっていました。
しかし、ここは手元の昭文社の地図では開渠として青い線が書いてあるところです。
比較的最近まで水路が残されていた場所と考えられます。
さて、ここで歩道が終わっていますが、まっすぐ進むのでしょうか。
いいえ、右直角方向にガードレールが続いています。
ここからは蛇行っぷりがすごい。
蛇行が止まらない。
ここまで続くともうあきれてしまいます。
ちょっとまっすぐになっているこの場所も、手元の地図では開渠に書かれています。
この位置で本木堀の本線と合流。
いえ、ここで「分水」していたはずの場所です。
突き当たりはお寺。
「實相院」。
實相院に突き当たって左に曲がります。
實相院の門から振り返って撮ったところ。
ガードレールの所が川跡でしょう。
写真に見える信号ですぐまた右に曲がります。
右に曲がったあともどんどん続いています。
さて、ここまで本木堀の本線は大幅に省略し、ここからあとも延々と続くのですが、とにかく見所があまりありません。
しかし、支流にもう一ヵ所面白いところを見つけましたので、次回はそちらをご紹介します。
by ankyo-nekomatagi | 2012-07-13 15:51 | その他東京の暗渠