本木堀をたどる③
2012年 07月 19日
本木堀の最終回です。
この辺は本木堀本線から少し離れてしまっていますが、分水の一つだったと思われるルート。
直感的にこの歩道は怪しいと感じました。
道が大きくうねっています。
先ほどからガードレールではなく、縁石なのが気になります。
暗渠特有の不自然さを感じます。
そして・・・この交差点の奥の方が何やら不穏な雰囲気。
一目で異常さを感じました。
何かヘンな感じですよねえ。
近づいてみると、こんなことになっていました。
右の道と左の道に段差があり、真ん中の傾斜地に車止め。
何ですか、この車止めは。
公園の入口とかにありそうな物件が、しかも向きが互い違いに設置されています。
さらに先の方では車が駐められていますが、傾斜しているので斜めを向いています!
この不自然さはたぶん水路跡なのでしょうが、どこが水路だったのでしょうか。
やっぱり真ん中の傾斜している部分でしょうか。
先に見える突き当たりで終わりになります。
見事に屋敷の中に入っていってしまいました。
突き当たりの左には小さな扉。
道の突き当たりの奥に入口があるというのも面白い造りですねえ。
で、このブロックの反対側に回り込んでみましたが、もう明確な痕跡は残っていませんでした。
見たこともないような不思議な物件に出会って興奮しましたが、この水路跡もスイロット・アンキョさんのサイトですでに紹介されていました。
現地でもこのサイトの記事は思い出しており、「ああ、あれか」って感じでした。
気になっていた物件に出会えて満足です。
今回のルートです。
赤が第1回、青が第2回、緑が第3回の記事のルートです。
by ankyo-nekomatagi | 2012-07-19 18:38 | その他東京の暗渠