松の川をたどる①
2012年 07月 27日
訪問日:2011/5/31
最初に見つけたのが支流だったので、まずは支流から。
ここは横浜市港北区下田町6-18と19の間。
この支流の谷頭です。
うっすらとへこんでいます。
へこんだところには道がないので、回り込むしかありません。
次に来たポイントがここ。
ずいぶんと見事なV字坂に成長していました。
右が上流、左が下流方向です。
谷底まで降りてみましょう。
何かあるでしょうか。
ありました!
排水溝みたいなものですが、れっきとした川の痕跡と言えそうです。
ちなみに、ここより上流には何も残っていませんでした。
入れるぎりぎりの所まで行ってみると、先の方は結構な急坂で下っています。
また回り込むしかありませんが、ここから近づけそうです。
今度は左が上流、右が下流方向。
降りてみると、意外な光景が待っていました。
幅の広い空堀になっています!
細い溝がここまで大変身していました。
なお、川跡は写真左から来て、この位置で90度曲がって正面方向に向かっています。
川底へ降りる階段。
降りて上流方向を見たところ。
こちらは下流方向。
足元で90度左折しています。
正面の駐車場に上がることができます。
上流方向は、駐車場のへりでまた90度曲がっていました。
ここをさかのぼると、先ほどの溝の地点に着くのでしょう。
うまくつながった気がします。
さて、この空堀を進むわけにはいかないので、また降りられるポイントを探します。
ここを左に降りられそうです。
階段を降りた先は、さっきの空堀が続いているようです。
降りて下流方向を見てみました。
この砂利道の左側が落ち込んでおり、先ほどの続きのようです。
足元を見下ろしたところ。
幅の狭いコンクリート蓋が設置されています。
雨水溝ということなのでしょう。
振り返って見たところ。
奥に見える駐車場は先ほどの駐車場です。
下流の方はこんな感じで続き、奥で崖を離れ、左折していました。
これは回り込んで見たところ。
ちょうどこの写真の奥で、崖から離れてきています。
足元はもう普通の道路なのですが、
アングルを変えて見ても、何だかよく分かりませんね。
たぶん、この歩道のところを通っているのでしょう。
結構な急坂。
川だった頃は急流だったことでしょう。
痕跡もないルートをしばらく行くと、こんな遊歩道にぶつかります。
これが「松の川緑道」。
地元の人の憩いの場となっているようです。
今回の支流は、空堀が印象的なルートでしたね。
次回は、この遊歩道を上流に向けてさかのぼってみましょう。
by ankyo-nekomatagi | 2012-07-27 17:07 | 横浜市の暗渠