松の川をたどる⑥
2012年 08月 14日
訪問日:2011/11/20
しばらく痕跡がなく、この位置は登り坂にすらなっていますが、この右側の「一瞬歩道」になっているところが松の川跡です。
なお、左手の高台は、慶応大学の矢上キャンパス。
「一瞬歩道」が終わるところから道をそれていきます。
ようやくいい感じになってきました。
一般道を横切るところを見ると、地形的には谷底ではないことが分かります。
右の方が低い。
細さといい、蛇行といい、申し分ありません。
ここで元の道に戻ってきました。
また痕跡のあまりないルートが続きます。
出て振り返ったところ。
こちらからの景色もいいですねえ。
先へ進みます。
この歩道部分がそうなのでしょうか。
この交差点で歩道がなくなります。
ここでメインルートは左折しているようですが、右方向にも分岐していたように現地では見えました。
というより、ここへ来るまでのしばらくの間、並行する複数の流路があったようです。
左折するルートは、縦置きの車止めが印象的。
先の方にもあります。
ここ。
しかし縦置きは不自然だなあ。
奥の道の先で右折します。
右折した先はこう。
先の駐車場のところで左に曲がっています。
曲がった先は細道になっていて、また縦置きの車止めが見えます。
車止めの先は、矢上小学校の脇。
もうすぐゴールです。
小学校の先で矢上川に合流していました。
合流口があるかどうか見てみましたが、それらしきものはなく、現在は埋め立てられているようです。
さて、分岐した(と思われる地点)で右を見たのがこの写真。
突き当たりまで行って左を見ると、
何かそれらしい。
しばらく行くと、もっとそれらしい。
蛇行しています。
こんな構造物があって、道幅がいきなり半分以下になってしまいます。
この奥は、すぐに矢上川の堤防です。
こちらは水門もあり、一応川の機能が残されているようです。
合流口は、湿ってはいましたが、流れているという感じはなかったですね。
むしろ、矢上川の水位が水門の近くまで来ているので、奥が湿っているという印象を受けました。
さて、この松の川、中・上流の方は緑道として整備されていましたが、下流は全く忘れ去れてしまった感がありました。
しかし、それはそれで面白みを感じましたね。
今回のルートです。
青が支流、赤が本流。
by ankyo-nekomatagi | 2012-08-14 10:06 | 横浜市の暗渠