矢上川源流域をたどる③
2012年 09月 24日
訪問日:2012/3/25、2012/4/1
広い道を越えたところから、コンクリート蓋暗渠になっていました。
しかも縁石付き。
逆向きに撮ったところ。
横切る道路が高くしてあるのか、暗渠との段差は階段となっています。
やっぱり縁石があるのはいいですねえ。
雰囲気が出てきました。
ここで道路と離れ、奥へ引っ込んでいきます。
暗渠によくある裏手道。
段差もかなりあります。
車がお尻を突き出す駐車場。
油断して歩いていると頭をぶつけそうです。
あれ。
ここで唐突に終わってしまいました。
しかもコンクリ蓋が90度横向きになっています。
右は急斜面なので、左に曲がるのでしょうか。
しかし、左に曲がった先もすぐに尻手黒川道路にぶつかり、痕跡はなさそうです。
いったん諦めて引き返すことにしました。
本流もまだたどっていないことですし。
ちなみに、この地点で振り返ったところ。
日陰の方向に引っ込んでいくこの感じがすごくいいですね。
で、かなり引き返したところでこの周辺地図を発見。
先ほどは、この地図の「現在位置」の所から北上して、最後に見失ったのですが、この地図を見ると、尻手黒川道路を渡った反対側から再開しています!
そして、「公園」と書いてあるあたりまで続いているではありませんか!
引き返すのをやめて、見失った地点まで戻ります。
すると、尻手黒川道路の西側にありました!
車止めとコンクリ蓋。
いやー、雰囲気ありますねえ。
この右側のガードレールもちょっと変でいい。
何だかすごい奥地まで来たような雰囲気になってきました。
実際は、車通りの激しい尻手黒川道路のすぐ脇なんですけどねえ。
ここで尻手黒川道路と合流したように見えます。
これは橋跡?
またまたここで振り返ってみました。
この周辺、住宅地で立派な都会なのですが、ここだけ辺境みたいな雰囲気です。
さて、尻手黒川道路と合流したと思ったら、またすぐ離れていきます。
そして、ここからは開渠。
駐車場の敷地の脇を越えて進んでいきます。
反対側に回り込んで、ここが確認できる最後の地点となりました。
足元を暗渠で出てきて、奥の下流方向に進んでいます。
振り返ると、そこは公園。
先ほどの周辺地図にあった公園です。
ここが源流と見てよさそうです。
この公園の名前は「菅生清水公園」。
かつてはここの湧水が源流だったのではないか、と想像させる名前ですね。
次回は、本流に戻って先へ進みます。
by ankyo-nekomatagi | 2012-09-24 19:23 | 川崎市の暗渠