矢上川 野川支流(仮)をたどる

今回は、矢上川の支流の一つをたどります。
支流名をどうしたらいいか困りまして、全域が地名「野川」を通るので、野川支流(仮)としましたが、野川も広いので、ほかにも支流があるかも知れませんね。
訪問日:2012/3/25

JRの梶ヶ谷貨物ターミナルの近くをうろうろしていて見つけたのがこのコンクリート蓋暗渠。
これは上流方向を見たところ。
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で、下流方向なんですが、少し位置がずれたところから、ちょっと不自然なガードレールを発見しました。
まずはこちらに進んでみます。
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一直線に進むと、もう矢上川に出てしまいました。
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立派な水門が備えられています。
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合流口をのぞき込むと、かなりの水量が流れ込んでいます。
というか、このあたりは、たいていの暗渠がかなりの水量があり、流れも速いという気がしました。
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では、冒頭のコンクリ蓋をさかのぼってみましょう。
ここでは結構な上り坂になっているのが目立ちます。
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いい雰囲気で進んでいきます。
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しかし、少し先で途切れてしまいました。
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第一感、道沿いに進むと思いましたが、急な上り坂になって、谷位置ではなくなってしまいます。
判断を間違えたようなので、引き返します。
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右に曲がるこの方向が正しいようです。
しかし、突き当たりまで行っても何もそれらしい様子はありません。
先が高台になっているのでこちらではない、と最初は思ったのですが、あの高台が盛り土なら話は別。
右から回り込んでみます。
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高台の上には一本の道路があるだけなので、やはり盛り土されたようです。
「梅の木坂」の名がついていますが、命名されたのは平成13年のようです。
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道路の反対側は低い。
もしかしてこの道路をくぐってきているのでは?
この下の道だけ見ると、谷地形になってますし。
奥の低いところまで行ってみましょう。
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やはり暗渠が続いていました!
パズルを解くようで、なかなか面白い展開です。
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暗渠から高台を見たところ。
ここをくぐるのかー。
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暗渠上に金網の部分があったのでのぞき込んでみると、かなり速く水が流れていました。
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さて、さらにこの暗渠をさかのぼっていきます。
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金網部分が多い暗渠です。
訪問したのは3月だったのに、ユスリカが群れをなしていて、追い払いつつ進むのが大変でした。
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この階段は最後の一段が高いなあ。
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壁がコケだらけw
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崖の高さがどんどん高くなっていきます。
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すごい裏道感が漂います。
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ここで一般道に出ました。
この先は痕跡を見つけることができませんでした。
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出て振り返ったところ。
この超裏道な感じがいいですね。
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盛り土の下をくぐっていくのが意外性がある暗渠でしたね。


今回のルートです。



(以下、2017/5/10追加)

のがわさんのコメントでいただいた情報を元に、また行ってきました。
団地内はご覧のように何の痕跡もありませんが、
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団地の端の駐車場まで行ってみると、続きがありました!
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足元を見ると、垂直の崖からスタートしています。
これじゃ痕跡が残らないわけです。
まんまと騙されました。
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駐車場の先は集合住宅の裏を通っていきます。
若干土に埋もれています。
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上流方向を見る。
なぜか暗渠とは別に側溝もあります。
左側が本物の暗渠です。
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ここが一番奥まで行ったところ。
これより先は私有地内なので入れません。
ずっと崖脇を通っているのですね。
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さらに上流を探すべく、回り込んでみると、ここが最上流地点のようでした。
何と私、初回訪問時にここを通っていましたよ!
もう探索は終わったつもりでいたので、全く気がつきませんでした。
不覚もいいところです。
まあよくあることですが。
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今の交差点から左方向を見たところ。
先ほどと同じ幅のコンクリート蓋ですから、これが続きに間違いありません。
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振り向くと、ここから先はコンクリート蓋の幅が狭くなり、かつ道の両側にありますから、これは側溝なのでしょう。
この地点を上流端としてもよさそうです。
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以上、補足でした。
いい感じの痕跡がまだあったんですねえ。
のがわさん、情報ありがとうございました。
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by ankyo-nekomatagi | 2012-11-12 22:40 | 川崎市の暗渠 | Comments(4)  

Commented by nama at 2012-11-14 17:42 x
前回の記事の次がここだとすると、自分が言ってるところは飛ばされているかもですね。いやー・・・川崎の暗渠制覇ってありすぎて無理なんじゃないかなと思っていましたが、猫またぎさんならやっちゃいそうですね!川崎制覇!
Commented by 猫またぎ at 2012-11-15 13:17 x
> いやー・・・川崎の暗渠制覇ってありすぎて無理なんじゃないかなと思っていましたが、猫またぎさんならやっちゃいそうですね!川崎制覇!

無茶を言わないで下さいw
Commented by のがわ at 2017-04-27 12:02 x
はじめまして。私自身も地元の暗渠がどうなっているのか興味を持ち始め、、いろいろページを辿っていくうちにここにたどり着きました。

私はこの野川地区に住んでおり、この辺りは通学路として使っていました。団地のところで終点となっておりますが、団地の奥、西側に駐車場とゲートボール場、雑木林があり、その縁を暗渠で通っていました。

暗渠はそのまま進み、谷から斜面に入る一番低い場所の道路にぶつかって終わります。以前地元の友人に聞いた話では、そこはだいぶ前(おそらく30年くらい前か?)は水が湧いていたとのことですが、毎日通っていた20年ほど前は既にコンクリート壁の上に駐車場となっていたので、今でもそのままだと思います。ただ、周りは崖から谷底で竹林や雑木林があり、その名残が「いかにも」な雰囲気です。

宮前区は矢上川の支流がいくつか枝分かれしていて、整然と並ぶ住宅街の奥に暗渠や開渠があったり、どこから流れ始めているのかはっきりしない水路がたくさんありますので、まずは地元から私も暗渠の旅に出ようと思います。

それでは失礼いたします。
Commented by 猫またぎ at 2017-04-28 09:57 x
のがわさん
今ストリートビューで見てみましたが、団地の西の方の駐車場に確かにありそうでしたね。
またもや不覚を取ったようですw
いつか補足しに行かなければいけませんね。

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