六郷用水をたどる①

暗渠の世界では有名な「六郷用水」(ろくごうようすい)ですが、Web上で報告している人は少ないようです。
世田谷の川探検隊さんのサイトが唯一と言っていいかも知れません。
大田区を歩いていて偶然にこの水路跡に遭遇したのですが、後日資料に基づいて改めて歩いた結果をご報告します。
訪問日:2013/4/23

六郷用水と言っても、自然河川ではないため、地形を頼りにはできず、また痕跡がほとんどない所もあり、資料なしに歩き通すのは困難です。
しかしご安心下さい。
こちらのサイトが詳細な地図を用意していてくれました。
この地図に従って歩いてみます。
とは言っても、全部は歩きません。
面白そうな下流だけをたどってみました。

ここは、大田区千鳥3-3、8、9、11の間。
六郷用水の「南北引分」(なんぼくひきわけ)と呼ばれているところ。
写真左から流れてきた六郷用水が、右方向の「南堀」と正面方向の「北堀」に分かれていくところです。
「南堀」の方は、歩道に植栽があってわかりやすいですが、「北堀」の方は痕跡が少なく、分かりにくい。
まず、「北堀」の方をたどってみます。
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しばらく歩くと、東急池上線の線路を越えます。
写真すぐ右は「千鳥町」駅。
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少し進むと細い道が登場。
水路跡っぽくなってきました。
こんな感じの道がしばらく続きます。
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ここでは一般道と超ニアミス。
1メートルほどの間隔で併走し、やがて分かれていきます。
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ここからは広めの道の歩道に。
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広い通り「第二京浜」にぶつかる手前に案内が建っています。
ちなみに、写真奥の左手に見える大きな建物は池上警察署。
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案内碑はここでは2本建っていますが、大したことは書いてありませんw
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第二京浜を越えて続きますが、隣の一般道より一段低いところを通っていきます。
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池上警察署を過ぎたところで左方向を見ると、奥の建物の土台が数メートルほど高くなっているところがあります。
これは、マナイタブログさんのサイトに書いてある「天空の聖堂」です。
なぜここだけが高くなっているのかは、上のサイトをご覧下さい。
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さて、水路跡の方を先に進むと、この交差点で奥へ引っ込んでいきます。
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この感じ、いいですねえ。
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しばらく進むと、池上本門時の参道にぶつかりますが、越えて進んでいきます。
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ここで90度右に曲がり、
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ここで90度左に曲がります。
関係ない車両が置いてあって見にくいですが。
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この先はよく分からない道となって続きますが、歩道部分が水路跡のようです。
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この先からはまた植栽があってそれっぽくなります。
そして、この右側に見える柱みたいなやつが、
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案内碑です。
「六郷用水の跡」。
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少し進むと、呑川にぶつかりました。
そして、右側に案内板が建っていますね。
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これ。案内板。
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「中土手」。
かつての呑川の方の事情が書いてあります。
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さて、呑川にぶつかって、あとはどうなってしまうのでしょうか。
次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2013-06-04 18:36 | その他東京の暗渠 | Comments(2)  

Commented by YKK at 2013-06-22 22:34 x
子供の頃にこの辺りは私のテリトリーでした^^
2枚目と3枚目の写真の間には、最近まで「観月」という
旅館がありまして、その旅館が建っている国分寺崖線からは
湧水が大量に出ていて、旅館内に滝がつくられて
この六郷用水に落とされていましたね。
その旅館も亡くなって、今まさにマンション建設中のようです。
あと5枚目の写真の辺りは、35年ほど前までは開渠で
ゴミだらけでしたが、まだ水が大量に流れていました。
懐かしい場所ですね。今度訪ねてみたいと思います^^
Commented by 猫またぎ at 2013-06-24 11:27 x
YKKさん
こちらの方にお住まいでしたか。

ははあ、「観月」ですか。
ネット上にはまだこの旅館のブログがありますね。
ちょっと訪問するのが遅かったようです。
残念。

35年前に開渠でしたか。
六郷用水は早い時期に埋め立てられたと聞いていたので、意外と最近まで水があったんですねえ。

またよろしくお願いします。

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