大堀川 松ヶ崎支流(仮)をたどる①
2016年 03月 29日
下流の地名から、「松ヶ崎支流(仮)」としておきます。
訪問日:2015/12/30
ここは千葉県柏市の柏中央高校の少し北側。
十字路のところから暗渠が始まっていました。
と言っても、下流の方はどこを通っているのか全然分からないわけなんですがw
ここから上流へさかのぼっていきます。
これがGoogle earthの地形陰影図による現在地。
西の方にくっきりとした谷地形が残っています。
さて、この歩道はコンクリート蓋暗渠。
植え込みがコンクリート蓋の上までかぶさっています。
周りは住宅地というより田舎の雰囲気。
と、ここで左の方に暗渠が出ていました。
どうも、支流がここで合流しているようです。
ここには入れませんので、とりあえず今たどってきた本流の方をさかのぼります。
いい感じで蛇行していきます。
ここでいったん途切れ、道の左側から出てきています。
一般道を渡るところもコンクリート蓋暗渠。
このカクカクとした蛇行っぷりがいいですねえ。
ここでいったん奥まっていき、先でまた一般道をくぐるようです。
右から回り込んでくると、ちょっとした谷地形を観察できました。
写真左のガードレールの手前から出てきて、この道を横切っています。
道路の先は、また人の入れない空間になっていきます。
と同時に、右の方にも道沿いにコンクリート蓋が始まっています。
ここで2つの流れが合流しているようです。
Google earthの地形陰影図だと今ここ。
ここでは、真北に延びる支流の方をたどってみましょう。
ちなみに、合流地点は鉄板になっています。
道沿いですが、歩道にはなっていません。
いかにも「川でした」という感じの暗渠です。
途中にすき間をのぞける所がありました。
さらさらと水が流れています。
この辺りではもう開渠じゃないですか。
そして、ここで谷地形は左に曲がっています。
しかし、ここから先は暗渠になってしまい、何の痕跡もなくなってしまいます。
地形から言って、道路ではなく、民家の敷地の下を通っているようです。
この方面の探索はやむなくこれで終わりです。
今の位置はここ。
また合流地点に戻りますが、その先の上り坂の途中の下を、別の流路が通っていました。
道の両側の白いガードレールのところです。
下流側。
この流れは、冒頭近くで見た、脇から合流していた流れのようです。
うまくつながりました。
同じ谷を流れる複数流路、ということですね。
上流方向。
今回はちょっと短いですが、1回で納めるとちょっと長いので、2回に分けた結果です。
次回はさらに上流を目指します。
by ankyo-nekomatagi | 2016-03-29 12:00 | その他地区の暗渠