大堀川 篠籠田(しこだ)支流(仮)をたどる③
2016年 09月 20日
訪問日:2016/2/26
前回の支流は下流方向がよく分からなくなりましたが、その下流のどこかで合流している別の支流を今回はたどります。
最初に見つけた痕跡はこのガードレールとコンクリート蓋暗渠。
ちなみに振り向くと、そこは何の変哲もない一般道。
上述したように、前回までの支流との合流地点も分かりません。
しかし、この支流の上流方向は豊かな表情を見せてくれました。
この流路をさかのぼります。
今の写真の場所は、Google earthの地形陰影図ではここ。
その右上の方にある谷が前回の支流です。
さて、回り込んでくると、左のガードレールの所から出てきて、右のガードレールの所に所に入っていきます。
これが下流方向。
先ほどの写真の場所につながります。
上流方向。
入れないこともなさそうですが、一応回り込んでいきます。
次はこんな感じ。
先ほどまでとは種類の違うガードレールで隔てられています。
上流方向は...何だかずいぶん広い暗渠になってしまいました。
上流の方が広くなる、というのはかなり珍しいパターンです。
しかもコンクリート蓋がタテ置きです。
この場所にも入れないので、また回り込みます。
右から回り込んで行く途中、今度は目の前を左右に横切っていました。
のぞき込むと、相変わらずタテ置きのコンクリート蓋。
左方向を見ると、直角に曲がってきています。
Google earthの地形陰影図では、今の位置はここ。
左上からの道を歩いてきて突き当たったところです。
右を見ると、またすぐに直角に曲がっています。
曲がった先もまっすぐ続いていきます。
それにしても幅が広くてダイナミックな暗渠。
こんな展開になるとは思いませんでした。
また右から回り込んでくると、ここで道路を横切っています。
上流方向を見ると、相変わらずの光景。
どこまで続くのでしょうか。
もう1回道路を横切っていますが、その写真は省略し、次の地点まで回り込もうとすると、またもや目の前を横切っていました。
今度はコンクリート舗装で横切っています。
横切る地点で左を見ると、やはりまた直角に曲がってきていました。
曲がってきた地点まで言ってみました。
ここまでが単独行の暗渠で、ここからしばらくは道路沿いに進みます。
ちなみに、上の写真の少し右側にはこの防火水槽がありました。
暗渠脇によくある物件です。
さて、さらに上流方向を目指します。
歩道にはなっていませんが、道路沿いに続きます。
しばらく行ったところでまた道路を横切り、ここから開渠となります。
で、写真右側の曲がる地点のコンクリート蓋はなぜか山型に盛り上がっています。
こんな感じで。
これは珍しい。
蓋の幅が合わなかったのでしょうか。
で、ここから先は開渠。
水量も少なくありません。
この両側の敷地はともに自動車の販売店の敷地なので入れません。
左から回り込んでいきます。
が、回り込む途中で支流暗渠らしきものを発見!
先ほど見た開渠は、写真奥を左から右に流れているはず。
それにしてもこのすき間はどう見ても暗渠。
奥の流れに合流するのか分水しているのかは分かりませんが、間違いなくその支流でしょう。
ややこしいことになってきました。
Google earthの地形陰影図では、今の位置はこの青い矢印のところです。
前回までにたどったところも点で示しておきます。
これからどのような展開になるのでしょうか。
この図からすでにバレているような気がしますが、現地では全く予想もつきませんでした。
次回に続きます。
by ankyo-nekomatagi | 2016-09-20 12:00 | その他地区の暗渠