中川 みのり商店会支流(仮)をたどる①
2017年 02月 07日
訪問日:2016/12/3
ここは葛飾区西新小岩5-26と30の間。
明らかに暗渠の歩道が、道の左から右にサイドチェンジしています。
しかも、行儀よく横断歩道で渡っていますw
偶然にここを通りかかってこれを見つけたのですが、このユーモラスな感じでなかったら、この暗渠をたどっていなかったかもしれません。
ちなみに、今の位置の少し手前のこの住宅の階段が面白い。
横向きに上がります。
しかも、ガラス越しにニャンコがこっちを見ていました!
それはそれとして、この暗渠をちょっとたどってみましょう。
方向的には東に向かっています。
歩道のこの箇所、ずいぶん細くなってるなあ。
しばらくこんな感じで進みますが、この先、広い「平和橋通り」を横切るところで・・・
この物件に出会いました!
何と橋跡。
「千代の橋」。
こんなレアな物件にいきなり出会ってテンションマックスです。
しかもこの場所は、かなり前に記事にした「中川七曲がり」に併走する暗渠をたどるで出会った橋跡のすぐ近くなんです!
距離ににして200メートルほどこの平和橋通りを北上すれば(上の写真だと左方向)、この記事の橋跡「天神前橋」にたどり着きます。
こんな近くにレア物件がもう一つあるのに気がつきませんでした。
相変わらず不覚です。
こんな物件に出会ってしまっては本気を出さないわけにはいきません。
最後までたどることにしましょう。
平和橋通りを渡った先も歩道が続く。
この先、ものすごく細い歩道になりそうな感じですが、
車止めがある方が続きでした。
左側の歩道みたいなところは軽いジョークだったようです。
あとは江戸川区や葛飾区にありがちなまっすぐの遊歩道が続きます。
グンと右に曲がった後、
「みのり商店会」の商店街にぶつかりました。
写真中央あたりに植栽が見えます。
あそこへつながるようです。
ここですね。
しかし、歩道の敷地が三角に取られ、ゴミ置き場になっているのが気になる。
別の支流が手前から合流しているような予感がします。
振り返って、こちらから来ている可能性もありそう。
しかし、こちらは面白いこともなさそうなのでスルー。
先へ進みます。
その前に、今たどってきたルートを振り返って見る。
この風情はなかなか。
と、ここで銭湯らしい煙突を発見。
正面に回ると、やはり銭湯でした。
「千代の湯」。
現役の銭湯です。
先ほどの橋跡は「千代の橋」でしたので、関連あるのかも。
さて、暗渠の方はここで左折し、
あとは再びまっすぐ。
また商店街(これも「みのり会」)を横切り、
この「西井堀」にぶつかって終了となります。
次回は、せっかくなのでこの暗渠の反対側を追いかけてみることにします。
by ankyo-nekomatagi | 2017-02-07 12:00 | 江戸川区・葛飾区の暗渠