田喜野井川をたどる②
2017年 02月 28日
訪問日:2016/12/15
交差点まで戻り、市役所の脇の道を進んでみます。
この道は「ハミングロード」または「菊田遊歩道」です。
左の崖がごつい。
この階段を上ると、「鷺沼城址」です。
ちょっと上がってみましょうか。
上がっても城址らしい遺構は全くなく、代わりに「鷺沼古墳」が保存されていました。
「箱式石棺」があるとのこと。
窓からのぞき込むと、確かに石棺跡がありました。
見所はこれだけなので、地元民以外を呼ぶにはちょっと難しそうですね。
谷底に戻り、先に進みます。
この辺から平らな地形になってきました。
一瞬普通の道路になったかと思いましたが、
すぐに奥まった道になっていきます。
この未舗装路を進むと、
この交差点に出ます。
ここから先は本当に分からなくなります。
最終的には「菊田川」と呼ばれる開渠になっていくはずですが、それまでの行程に全く痕跡がありません。
しかし、この交差点の先の左側に、
これがありました。
「樋ノ口弁財天」。
水まわり担当の神様です。
この説明板によると、この辺は昔は海辺で、きれいな湧き水も湧いていたようです。
敷地内には小さな池があり、
立派な鯉も泳いでいました。
この池の水源はあそこ。
処理水が流されています。
近くには「ヤキトリハウス ヒノクチ」もありました。
さて、この辺りのもう一件の「暗渠物件」をご紹介しましょう。
青空に映えるこの煙突の主は、
ここ。
「鷺沼温泉」。
銭湯ファンには有名な黒湯の激渋銭湯。
ここが入口と思っていたのですが、
夜来てみると、真っ暗!
やってないのかと思いましたが、建物の1ヵ所に灯りがついています。
しかも何となく浴室みたいに見えるじゃありませんか。
実はさっきのところは裏口で、広い道に面したこちらが入口でした。
奥に進んだ右側が、
入口。
湯船が2槽あって、湯温が45度と49度の激熱だけど、黒湯で気持ちいい、良い湯でしたよ。
次回は、初回の冒頭の位置から上流方向を目指します。
by ankyo-nekomatagi | 2017-02-28 12:00 | その他地区の暗渠