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石神井川羽沢支流(仮)とそのまた支流をたどる

今回は、石神井川の支流をご紹介していきましょう。
まずは、国土地理院「数値地図 5mメッシュ(標高)」CD-ROMから、石神井川近辺の地形陰影図をご覧下さい。

石神井川の北側には、田柄川以外の谷筋がほとんどありません。
これに対し、南側はこの陰影図の範囲内だけで10本以上の谷が存在します。
なぜそうなっているのかはよく分かりませんが、北側は田柄川が長く発達したために、水流がそちらに取られてしまったのではないか、と勝手に推察しています。

この図の右端には、前に紹介した大谷口の谷も見えます。
中板橋は、この図の右端よりも右にあります。はっきりとした谷地形ではないので、この陰影図の範囲からは外してあります。

これらの谷筋には、ほとんどに川跡が残っています。
順に紹介していきたいところですが、右から2番目の「エンガ堀」はちゃんと網羅して歩いていませんでしたので、あとできちんと撮影にいってから紹介したいと思います。
今回はその西隣の暗渠をたどります。
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これがその暗渠を拡大したところ。
名前はよく分からないので、地名を取って「羽沢支流(仮)」とします。
西からさらに支流が合流していたようです。
そちらも後でたどります。
訪問日:2009/12/20
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これが石神井川にかかる「仲羽橋」。
ここからスタートします。
ここの最寄りは有楽町線「氷川台駅」。
(羽沢2-40)
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これが合流口。
ちゃんと水は流れているようです。
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関係ないけど、対岸からは結構な勢いで水が噴出していました。
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スタートして間もなくは、暗渠らしさがほとんどありません。
このコースでいいのか不安になります。
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しばらくすると、敷地を不自然に横切る道に続きます。
このルートで間違いないようです。
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その先はまた暗渠なのか何なのか分からないコース。
この先で団地に突き当たり、
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右、左とクランクします。
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その先はこんな感じ。
道路が不自然に右へピョコッと飛び出しています。
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ここだけ細くなっているという区間。
入口と出口の車止めが見えますが、その間5メートルほど。
非常に短い車両通行禁止区間です。
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その後も、蛇行はしているものの暗渠らしさなし。
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やがて道脇に「羽沢ふじ公園」が登場。
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さらに先。
道が細くなりました。
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また広くなりました。
あからさまに蛇行しています。
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そしてここへ。
待ってました、立派な車止め。
ようやく暗渠らしい雰囲気が出てきました。
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カクンカクンと曲がりながら進みます。
暗渠脇との段差もかなり高くなってきました。
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と思ったら、その先でここに出てきて終わりになってしまいました。
路面には練馬区の暗渠特有の青いペイント。
この写真サイズでは読めませんが、ちゃんと「水路敷」と書いてあります。
この先は正久保通りと斜めに合流する形になり、痕跡はもう見出せません。

なお、ここの最寄り駅は西武有楽町線の「新桜台駅」。
「西武有楽町線」って知ってますか?
(羽沢2-1)
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暗渠としては盛り上がり要素の少ないルートでしたが、道路として不自然な箇所が多かったのがちょっと面白かったと言えましょうか。

さて、続いてこの支流の支流に向かいます。
まずは上流端を探します。

それらしき場所がなかなかなく、ようやくたどり着いたのがこのペコンとへこんだ道路。
ここが谷頭と見ました。
(桜台2-32)
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へこんだ所まで行って左(下流方向)を見たところ。
金網越しに見えるのは・・・
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何と開渠でした。
練馬区ではこのはしご式開渠はほとんど見られません。
取り残されたように残っているこの開渠。
いいものが見られました。
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開渠をたどるわけにはいかないので、反対側に回り込んでみると、こんなあからさまな暗渠が。
青いペイントもちゃんとあります。
ここをさかのぼります。
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先を左に曲がり、
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普通の道に出ました。
この公園との間には2mほどの段差が。
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振り向いたところ。
私好みの暗渠らしい暗渠でしたが、短い区間でしたねぇ。
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ここから上流方向を見ると、こんな感じ。
普通の道ですが・・・
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突き当たりは先ほどの開渠の続きの場所でした。
完全に民家の敷地内です。
逆にこんな立地なら、この開渠は今後も消滅する心配はないのではないか、という気がします。
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これより下流はこんな感じ。
この先はもう暗渠らしさはなく、合流地点も全く分かりません。
ここで終了としましょう。
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羽沢支流(仮)とその支流とも、暗渠らしさはあまりありませんでしたが、時々ワクワク感を味わわせてくれるルートでした。

さて、次の石神井川支流はどんな顔を見せてくれるのでしょうか。

今回のルートです。赤が羽沢支流(仮)、青がそのまた支流です。

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by ankyo-nekomatagi | 2010-09-30 22:05 | 石神井川系 | Comments(5)  

江川堀をたどる②

荒川区、江川堀の2回目です。

暗渠らしい、細くて蛇行する道が続きます。
右手は材木屋さん。
材木屋も暗渠サインの一つなんですよね。
何でだったっけな。
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こんな風に続き・・・
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道を横切ります。
うわー、壁のコケがすごい。
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こんなすごいコケの脇を通ってさらに先へ。
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こんな風に何度もほかの道を横切ります。
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暗渠につきものの建物との段差。
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また横切った後・・・
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広い道に斜めにぶつかる。
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斜めに横切って先へ続いています。
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振り返って、今通ってきた道を見たところ。
この光景もいいですねぇ。
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これが先に続く暗渠の入口。
何事もなかったのように再開しているのが面白い。
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いやー、細いですねぇ。
良い感じです。
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ここのお宅も段差が。
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ここの右側に見える草むらの所から・・・
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側溝で水が流れ込んできています。
支流というべきか・・・。
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そして、こんな五叉路に出ます。
どっちへ行くのか?
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正面左の道ですね。
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まだまだ続く。
駐車場の脇を過ぎると・・・
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先が細くなっています。
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うわー、住宅がはみ出しています。
細い道がさらに半分の細さに。
これは無茶だ。
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そこを抜けて振り向いたところ。
このお宅、完全に暗渠に片足乗っけています。
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その先はこのように続き・・・
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いよいよゴールが近づいてきました。
ここは一見すると私有地内で入れなさそうですが、
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ぎりぎり抜けられます。
たぶん地元の人も抜け道として使っていそうなので、突入します。
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その先はこんな未舗装路になっています。
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部分的にコンクリートが敷かれています。
これはコンクリート蓋暗渠とは言いませんよねw
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その先で突き当たりに出て、あとははっきりしなくなります。
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突き当たって振り返ったところ。
うーん、これは暗渠探索意欲をかきたてられる入口ですねぇ。
こっちからスタートしてもよかったかも。
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この先は、「これかなー」みたいな怪しいルートもあるのですが、はっきりこの暗渠の続きとは断定できないので、ここでやめておきましょう。

前半は広くてぐにゃぐにゃ蛇行する不思議暗渠、後半は典型的な裏道暗渠で、一粒で二度おいしいみたいなお得な暗渠でしたね。

なお、余談ですが、江川堀周辺(というか町屋)には「第四峡田小」「第五峡田小」「第七峡田小」などの小学校がありますが、「峡田」は「はけた」と読むようです。
「はけ」の意味はやはり「崖」なのでしょうね。
この辺はかなり平らなのですが、隅田川に向けて崖だったのでしょうか。
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by ankyo-nekomatagi | 2010-09-29 18:57 | その他東京の暗渠 | Comments(10)  

江川堀をたどる①

下町の暗渠は、高低差がほとんどないので、地形探索の楽しみがありません。
なので、やや敬遠していましたが、この荒川区を流れる江川堀はいろいろと面白そうな要素がありましたので、行ってきました。
結果を先に述べますと、期待は裏切られませんでした。
途中オモシロイことが起きます。

では、河口から上流へとたどっていきます。
訪問日:2010/7/3

ここがスタート地点。
奥は隅田川の堤防。
反対側へ回ったら合流口とかあるのでしょうか。
ちょっと確認してません。
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振り返って、これから進む方向を見る。
特に何の変哲もない道ですね。
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道の両脇とはちょっと段差があるみたい。
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尾竹橋通りを横切る。
ここには橋だった頃の痕跡、親柱が4本とも残っています。
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これが手前の2本。
手前の柱には「昭和六年十二月」とあります。
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上の写真の奥側の親柱には「荒木田新橋」。
こういう名前の橋ですか。
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これは道を渡った右側の親柱。
「阿らきだ志んばし」と。
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左の親柱は、物に囲まれてよく見えません。

4本の親柱は、保存されているというよりもほったらかされている、という感じでしたね。
でもいいものが残っていました。
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さて、その先です。急に道が広くなります。
暗渠らしさはあまりないのですが・・・
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なんかカクカクと曲がっています。
この写真だけで右折、左折、右折しています。
この広さでこの蛇行ぶりはすごい。
冒頭で予告しておいたオモシロイことがここから始まります。

この左手はタクシー会社。
運転手さんと覚しき人が何人もいて、写真が撮りにくかったです。
もっと激写したかったのに。この光景。
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その先、広い道はちょっとの区間だけまっすぐ進み、右折しています。
しかし広いなあ。
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左手の地面とは少し段差があります。
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さて、先に進み、右折するところから緑道が始まっています。
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「江川堀プロムナード」。
立派な名前を付けたものです。
商店街でもありそうな名前ですが、そんな場所ではありません。
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プロムナード区間はぐにゃぐにゃと蛇行しています。
この雰囲気、ここまでの行程と落差がありすぎて、調子が狂います。
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ここでプロムナードは終わり。
短い。
この短い区間だけ緑道にした理由が分かりません。

先の道は二手に分かれています。
左が正解ですが、訪問時は間違えて右へ行ってしまいました。
皆さんも気をつけましょう。
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間違えたおかげでこのニャンコに会えました。
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近づいても逃げないようです。
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接写!しても微動だにしませんでした。
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道間違いに気づき、プロムナードまで戻って再開です。
ここがすごい。
なんだこりゃ!
こんなに広いのにこの蛇行っぷり。

普通、この広さだと緑道にするんですよね。
そうしたら違和感はなくなる。
でもさっきの場所でやめちゃったようです。荒川区。
予算が苦しいのか。
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ぐにゃぐにゃがずんずん続く。
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これは振り返って見たところ。
違和感で酔いそう。
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はぁー、ようやく普通の道に戻りました。
ここをまっすぐ進みます。
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・・・というのはトラップで、この右の奥に入っていくのです。
そもそもこの場所、広場みたいで面白い。

・・・・・・。
ん?
目の端に妙な物体が映りました。
右の建物の上に何かがいます。
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!!
ゴリラが2頭!
キングコングでしょうか。
ここマンションですよね。
なぜあそこにいるのか、理由は不明です。
でも、ブログに乗っけるいいお土産になりました。
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さて、右の道の入口です。
やっぱりこっちが暗渠ですね。

ここから暗渠らしい暗渠が続くことになります。
次回に続きます。
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が今回のルート、が次回のルートです。

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by ankyo-nekomatagi | 2010-09-28 18:37 | その他東京の暗渠 | Comments(3)  

風呂釜支流(仮)に突入する

前回の中板橋駅前支流に続き、以前namaさんが驚愕のレポートを記事にされていた、namaさん命名の「風呂釜支流(仮)」をご紹介しましょう。

思い起こせば、この記事を読んで、待ちきれずすぐに見に行ったのでした。
そして、現地に向かう途中で中板橋の暗渠を発見したという経緯です。
この時は、まさか自分がブログで写真を公開するとは思いもよりませんでしたが。
訪問日:2010/2/28

さて、そのスタート地点がここ。
広い道がこの先で急に細くなっています。
不自然。
そもそも手前の道が広すぎます。
(大谷口北町8)
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細い道への入口まで行って右を向くと、こうなっています。
狂乱のカオスの始まりです。
ガードレールで止められているので、普通の人は入っていかない場所でしょう。
ここへ入っていくのは、よほどの物好きか、または暗渠好きです。
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ちなみに、反対側を向くとこう。
先はすぐに行き止まりです。
こちらにつながっていたのか、あるいは冒頭の写真の“不自然に広い道”の方に90度曲がって進んでいたのかも知れません。
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namaさんのご報告通り、コンクリ蓋のサイド部分には丸い穴がたくさん。
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先へ進むと、左手にリヤカーやら何やらが立てかけてあります。
早くも混沌としてきました。
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暗渠の幅の半分以上を占める物置が建てられています。
かなり狭い。
もう完全にプライベート領域。
この辺のお宅の庭みたいなものでしょう。
入りにくい。
すごく入っちゃいけない気がする。
namaさんは本当にここを通って行ったのか。
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先へ進みます。
先ほどから「人が出てきたらどうしよう」という不安にかられ続けています。
おそるおそる進んでいくと・・・
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物干しのある所に出てきました!
今にも住民の方がこの右の窓を開けて洗濯物を干しに出てきそうです。
オレはここで撮影なんかしてていいのか。
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さらに進むとこうなります。
ここはコンクリ蓋がちょっとズレています。
ガタガタするわけではありませんが、片側が落ちたようなこのズレ方はどうかと思います。
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アップで撮ってみました。
上を歩くのが怖い。
踏み抜いても苦情は誰にも言えません。
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その先がここ。
namaさん言うところの「罠が待ち受ける空間」です。
なんだかよく分からないものがぶら下がっています。
意味が分かりません。
どこまで面白いのか。この暗渠。
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罠エリアの先がまた物置!
しかも物凄く狭い!!
背中のリュックをおろして、かつ横向きにならなければ通れませんでした。
恰幅の良い人はまず通行不可能です。
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先へ進むと・・・また混沌とした空間ですねぇ!
いろいろな物がほったらかしに。
そして、奥にはまたもや物置。
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足元の護岸はかなり荒々しい。
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ここから先は進めないようですが、物置の脇から向こうをのぞいてみます。
んー、よく分からないな。
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右からのぞいてみます。
何と開渠でした!
水は全くありませんが、開渠は開渠。
板橋区でこの形式の開渠は見たことがありません。
珍品と言えます。

ここまですごく興味深いものをたくさん見られた暗渠でしたが、最後に大変なクライマックスが待っていました。
何て贅沢な暗渠なのでしょうか!

なお、この写真の奥でもう蓋がされているのが見え、開渠区間は数メートルしかありません。
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さて、もう帰ろうかと思った時、後ろの方で「ガタッ」と音がしました。
誰かに見つかったか!
・・・と思って振り向きましたが、ニャンコでした。
この写真の中央、塀の上にいますが、分かるでしょうか。
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まるで誰も人がいないかのように平然と通り過ぎていきました。
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さて、大満足したところで退散です。
先ほどの「罠エリア」の脇にこんな抜け道がありましたので、ここから脱出します。
よっこいしょ。
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反対側に回ってみると、namaさんご報告の通り、こんな鉄板を乗っけただけの暗渠が続いています。
ワイルドな光景。
すごくいい。
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奥の方を見ると、先ほどの物置が見えます。
でもここからでは開渠は確認できません。
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ここから先は、こんな普通の道が続いています。
車止めがあるので暗渠でしょうが、先を右折して、その先は分からなくなります。
方角的には大谷口の谷から続いてきているようにも思えますが・・・。
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この暗渠は距離も短く、地図にも載っていません。
よほどの偶然がなければ見つけることはできないでしょう。
いきなり来られてここをたどり当てたnamaさんの嗅覚はただごとではありません。
そして、ここへ躊躇なく入っていく勇気も。
おかげでこの場所を知ることができましたので、私たちは感謝しなければいけません。

・・・そう言えば、“風呂釜”は見かけませんでしたね!

今回のルートです。

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by ankyo-nekomatagi | 2010-09-27 21:08 | 石神井川系 | Comments(5)  

中板橋の暗渠を歩く②

今回は中板橋駅の北側。
南側からホームの下を通って北に出ているという位置関係。
駅前の道からこんないかにもな暗渠が続いています。
残念ながらコンクリート蓋ではありません。
でもこの細さはちょっと惹かれる。
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ここはマンホールの多いエリアです。ここは5連チャン。
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先の方も。
2つ並んでいるマンホールが見えますが、
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ほとんどくっついてる。
左のマンホールがちょっとつぶれている。
lotus62さん命名による「真性おしくらマンホール」でしょうか。
これは判定していただかないと。
ちょっと写真が粗いか。
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思いっきり拡大してみました。
判定やいかに。
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暗渠の先は左に曲がり、
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まっすぐ続く。
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商店街の通りを越えて続きますが、
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越えるところにあったこんな物件が気になります。
これでもマンホールなのでしょうか。
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先へ進むと、ちょっと苔むしてきました。
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こんな超プライベート感の強いところになりました。
突入すべきか、迂回すべきか・・・
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のぞいてみると、苔むしっぷりがすごい。
やめておきましょう。
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商店街の方に迂回してみると、銭湯を発見!
「稲垣浴泉」とあります。
先ほどの苔むしたところはこの銭湯の裏だったようです。
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暗渠はここへ出てくるようです。
突っ切ってもよかった気がする。
左の自転車の真下が側溝のようになっています。
これが続きなのかな。
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その先はこんな痕跡のない道になって、よく分からなくなります。
石神井川はもうすぐ近くなのですが。
最後がうやむやになってしまい、申し訳ありません。
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で、これは迂回する途中にあったお店。
「じゅうにつぼ」は単純に広さからつけたのでしょうか。

お、この写真の中に気になるものが写っています。
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戸の前にニャンコがいました。
頭の上にはすのことタオル。
日傘まで差してあります。
大事にされてるのかな。
でもちょっと覇気がない。
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夏の真っ盛りの時だったのでバテてたのかな。
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今回はこのカットでおしまい!
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by ankyo-nekomatagi | 2010-09-24 19:18 | 石神井川系 | Comments(3)  

中板橋の暗渠を歩く①

前回に引き続き、地元ネタでいきたいと思います。
今回は東武東上線「中板橋駅」周辺の暗渠を歩きます。
ここは偶然に発見したところです。
訪問日:2010/8/14

ここは中板橋南口駅前の花屋さんの脇。
いきなりコンクリート蓋暗渠に遭遇!
板橋区にはコンクリート蓋暗渠は非常に少ないので、いきなり仰天です。
私の知る限りではコンクリート蓋暗渠は区内に4ヵ所しかありません。
ここには入っていけませんので、裏に回ります。
なお、こちらは上流方向。次回紹介する北口は下流方向で、石神井川に注いでいます。
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反対側に回りました。
まだコンクリ蓋が続いています。
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奥をのぞき込んでみると、結構長い距離を進んできているようです。
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ここで振り返ってみると・・・
うーん、いい感じで続いています。
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ここでカクンと左に曲がっています。
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つなぎ目も丁寧な仕事をしています。
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先をみると、またすぐ右に。
一寸先も分からない暗渠探索を楽しめるいい暗渠です。
我々をからかうかのように、先の光景を見せてくれません。
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突き当たりの先は、広い所に出ています。
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律儀に続く蓋暗渠。
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公園の角で暗渠もカクッと右折。
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公園のへりを通っていきます。
こんなに長くコンクリ蓋暗渠を見られるなんてねぇ。
板橋区なのに。
私は幸せ者です。
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この公園の終わりで、階段の下をくぐります。
植え込みの先は弥生小学校。
あぁ、いつものパターンですね。
学校に阻まれるという。
階段を上がって左の道から迂回します。
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おっと、公園内に変な物体を発見。
大谷口で見たのと同じく、現代風の「井戸」ですね。
カッパが水を吐く、の図。
b0206463_18473711.jpg


迂回路をぐるっと回ります。
ここも意外と雰囲気はいい。
b0206463_18474735.jpg


ここを右に曲がると、
b0206463_18475892.jpg


まっすぐな道。
この先に・・・
b0206463_1848813.jpg


あ、ありましたー。
コンクリ蓋暗渠が続いています!
またお会いできてうれしいです。

門がありますが、少し開いているので、入っても大丈夫そうです。
失礼します。
b0206463_18482061.jpg


うーん、狭い。
家の裏手感たっぷり。
楽しい。
b0206463_18483051.jpg


ここで商店街にぶつかります。
その先は分からなくなります。
b0206463_18484057.jpg


正面にはこんな道がありますが、すぐ行き止まり。
上流方向はここで諦めることにしましょう。
b0206463_18485141.jpg


振り返ったところ。
足元を見ると、手前の通りより少し高いんですね。
b0206463_1849223.jpg


オマケ。
近くにこんな風情ある日本家屋が一軒ありました。
b0206463_18491336.jpg


距離的には短いのですが、楽しかったという印象を強く与えてくれる暗渠でした。
何より区内では貴重なコンクリート蓋暗渠ですからね!

次回は中板橋駅の北側から下流方向へたどります。

赤いポイントが今回のルート、青いポイントが次回のルートです。

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by ankyo-nekomatagi | 2010-09-22 19:12 | 石神井川系 | Comments(4)  

出井川をたどる③

さて、出井川の支流らしき跡を探索していきましょう。
地形陰影図を見ると、めぼしい谷筋が3本見えます。
このうち、最も川跡らしさが残っているのは「A」の谷です。
「A」から見ていきます。
b0206463_18481970.jpg


この谷を上がります。
右手に見えるのは熊野神社。
(前野町3-38)
b0206463_18484437.jpg


谷なので、神社の建物とは段差があります。
神社参道はここの裏手の坂の上にあります。
b0206463_184963.jpg


ふわー、ここは何だかすごいな。
真っ赤。
鉄さびかな。
b0206463_1849187.jpg


先へ進むと、ちょっとクランクした先は、左手が垂直な崖です。
正面の煙突は工場のもの。
b0206463_18492914.jpg


左手の擁壁はちょっと迫力。
正面は急坂で上っており、右側は歩行者用の階段。
b0206463_18503992.jpg


坂を上って振り返ったところ。
ちょっと面白い雰囲気の場所です。
b0206463_18494485.jpg



その先はこれ。
暗渠でよく見かける「無駄に広い歩道」です。
上流に向かっているのに少し下っているのは、手前で横切った道路が盛り土をしたものだからでしょう。
b0206463_18505130.jpg


先へ行って振り返ったところ。
ここまで歩道が続いています。
実はこの場所はきれいなV字谷ポイント。この写真の右の道を上がってみると・・・
b0206463_1851183.jpg


うーん、かなり上流まで来たのに、まだ深い谷ですね。
b0206463_18511215.jpg


もう少し進むとこんな細い道になってしまいます。
自転車で来ていたこともあり、ここで終了としましょう。

暗渠らしさが時折り見られる程度で、ちょっと消化不良な感じでしたね。
(前野町2-39)
b0206463_18512425.jpg


「B」と「C」については、ほとんど暗渠らしさなしです。
がっくし。
ただ、両方とも谷頭が公園内の急坂となっています。
こちらは「B」の方。
「前野公園」。
(前野町6-40)
b0206463_18513594.jpg


こちらは「C」の方。
「志村第三公園」。
(志村1-21)
b0206463_18515116.jpg


これですべてご紹介し終わりました。
なんだかしょぼい終わり方になっちゃいましたね。

これで終わりでは「金返せ」と言われてしまいそうなので、オマケとして、ちょっと西の方に面白い暗渠がありましたので、ご紹介します。
蓮根川と前谷津川の間にある、ごく短い谷です。
訪問日:2010/3/28
場所はココ。
b0206463_1852432.jpg


谷の始まるあたりにこんな怪しいスペースがあります。
これは下流方向を見たところで、先に見えるのは高速5号線。
砂利道。
いや、道じゃなくて敷地ですか。
(西台2-16)
b0206463_185217100.jpg


振り返るとこう。
人もすれ違えないような細い暗渠!
鳥肌が立ちました。
暗渠があるとは全く期待していない場所でしたので。
ないと思っていたものがあったので、驚きもひとしお。
b0206463_18522957.jpg


先に進むと、右へクッと曲がって・・・
b0206463_18523972.jpg


家の裏手のこんな所に出てきました。
なんかこの雰囲気、すごくいい!
グッと来ます。
b0206463_18525082.jpg


ただ、残念ながらこのあと、どんどんプライベートな雰囲気になっていき、住民の方もいらっしゃったので、うまく撮影ができませんでした。
とほほ。

先の方で何とか撮影した小さな神社のようなもの。
住民の方に「何かご用ですか」とか言われそうでドキドキしながら撮影したもの。
b0206463_18525955.jpg


その後、ほうほうのていで脱出。
やむなく、一本隣の道から暗渠を追います。
この左手が谷。
b0206463_18531181.jpg


こんな感じの谷へ降りる道があります。
降りた先は、先ほどの「グッと来る」ポイントでした。
b0206463_18532373.jpg


もう少し行くと階段で降りられます。
先ほどの神社の位置のようです。
b0206463_18533441.jpg


その先に行くと、こんな階段が。
谷がどんどん深くなります。
でも降りられない。
遠くで見守るしかありません。
もどかしい。
b0206463_18534582.jpg


ぐるっと回り込んでみると、最終的にこんな所に出てくるようです。
完全に個人のお宅じゃないですかw
どう頑張ってもたどれないはずです。
でも、結構探索が楽しい暗渠でした。
b0206463_18535768.jpg


何だか「オマケ」の方が面白かったという変な展開になってしまいました。
もうちょっと構成を練らないとダメですね。
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by ankyo-nekomatagi | 2010-09-21 19:05 | 新河岸川系 | Comments(0)  

出井川をたどる②

いよいよ出井川探検のクライマックス、出井の泉へと向かいます。

高速下の通りから出井の泉に通じる道は、東西2本あります。
これはグーグルの地図をキャプチャしたもの。
西通り(と名付けてみました)の方が少し低く、こちらが流路なのでしょう。
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前回お見せしたのはその西通り(再掲)。正式な流路としておきましょう。
b0206463_20152068.jpg


こちらが東通り。こちらも流路だったかも知れませんが、ちょっと不明。
猫またぎが初回訪問した時に通ったこちらを先にたどってみましょう。
b0206463_20155532.jpg


東通りは右向きに蛇行していきます。
ようやく暗渠らしい道をたどることができて、暗渠ファンの心は安らかです。
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ちょっとワイルドな雰囲気で暗渠っぽいですねぇ。
やはりこちらも並行して流れる流路だった気がします。
b0206463_20194724.jpg


左側に上がる階段。
この高低差も暗渠ムードを盛り上げてくれます。
b0206463_202028.jpg


急な上り坂になりました。
b0206463_20201556.jpg


そして降りていった先が・・・うわー、ここです。
「出井の泉」。
何だか奥が崖の上ですよ。
上流方向なのに「降りていく」ってところが気になりますが。
b0206463_2020286.jpg


急に夕景になってしまって申し訳ありませんが、初回訪問時のこの写真しかこの角度のものがありません。

ここは何と三方が崖で囲まれた袋小路になっています。
暗渠はここで完全に行き止まり。
ほぼ垂直な崖が立ちはだかります。
なんて劇的な展開!
b0206463_2049118.jpg


ここは公園になっており、右手に一ヵ所ある階段で上がるしかありません。
b0206463_2017049.jpg


上がってみました。
「三方崖」であることが分かるでしょうか。
b0206463_20171447.jpg


谷の下流方向を見ると・・・
ふわー、すごいー!
ぺっこりとへこんだ谷地形が一望できます。
絶景です。
それ以外に何と表現したらいいのでしょうか。
絶景という以外の言葉が出て来ません。
この写真で伝わるかな。
b0206463_20172745.jpg


こっちの写真の方が分かりやすいでしょうか。
あまり変わらないですね。
この袋小路に通じる二本の道が両方見えます。
高さは大したことない、というべきかも知れませんが、こんな地形はまだ見たことがありません。
まるでスプーンですくい取ったアボカドのようなこの光景。
すごい。
地形のプロフェッショナル、東京スリバチ学会さんは、ここ、ご存じなのでしょうか。
b0206463_20173748.jpg


初回訪問時に撮ったこちらの方が分かりやすいですか?
ほぼ夜なので写りがひどいですが、空が広い。
ほんと、型抜きで真ん中だけスポッとくり抜いたみたいな地形。
こんな劇的な光景が待っているとは思いませんでした。
来てよかったー。
後半の盛り上がり方が尋常じゃなかったです。
b0206463_20175486.jpg


さて、まだ探索は終わっていませんので、もう一度下に降りてみましょう。
「出井の泉」は一応板橋区の観光マップにも載っており、ある程度整備されてもおります。
これは井戸の遺構。
b0206463_2018838.jpg


こっちはポンプ式ではない井戸。
遺構じゃなくてオブジェというべきか。
b0206463_20182133.jpg


川跡っぽく作ってある先には・・・
b0206463_20183972.jpg


屋根で守られた井戸みたいな所があり、
b0206463_20185437.jpg


のぞき込むと水がたまっていました。
b0206463_2019949.jpg


脇に立っている案内板によれば、かつての泉は都市化による水量の減少で埋め立てられてしまったが、平成12年に児童遊園の改修工事にともないボーリング調査を行ったところ、地下に水が湧いていることが分かったため、地下観察井戸を作った、とあります。
この井戸に関心を持つ人がどれだけいるのでしょうか・・・。
b0206463_20192297.jpg


高速の通りまで戻って、今度は、本流と思われる西通りをさかのぼってみます。
やはり右向きに蛇行していきます。
b0206463_2016572.jpg


右側に上る階段。
b0206463_20161717.jpg


この先が「出井の泉」。
東通りに比べてちょっとあっさりしたコースです。
b0206463_20163081.jpg


出井川本流についてはこれで終わりです。
「出井の泉」は知られざる地形の名所、と言いたい。

さて、このほか、途中に支流跡らしき谷筋が何本か見られます。
せっかくなので、次回それらの場所と現在の様子も網羅しておきましょう。
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by ankyo-nekomatagi | 2010-09-17 21:13 | 新河岸川系 | Comments(5)  

出井川をたどる①

訪問日:2010/3/14、2010/6/6

今回は板橋区の出井川をたどるのがメインのテーマですが、その前に前回の宿題、前野川の支流をご紹介しましょう。
前野川の赤い矢印の位置に南から合流する支流ですね。
この谷もかなり急峻です。
b0206463_1729489.jpg


前回最後に掲載した写真を再掲します。この右の道が暗渠ですが、早くも左手に急な崖が見えます。
(中台2-8)
b0206463_1730523.jpg


先へ進むと、陰影図でお分かりかと思いますが、谷筋は二股に分かれています。
そのうち、南から来る方には暗渠らしき跡がほとんどありません。
なので、東の方から来る谷筋を追ってみます。

この先に進んでいいのか、と思わせるような裏道の雰囲気です。
事実、車はこの先で行き止まりですけどね。
右手の崖の高さが結構あります。
b0206463_17303128.jpg


左側(右岸)の崖も階段で上がるほど急。
b0206463_17305068.jpg


先に進むと道が細くなり、さらに高い崖が迫っています。
b0206463_1731688.jpg


近づいてみました。
下の看板には「頭上落石注意」。
山道か。
b0206463_17311776.jpg


その先の階段を上がって高台に出て終わりです。
短いですが、両岸の急崖が迫力ある支流でした。
b0206463_17313016.jpg


さて、今回のテーマの出井川(でいがわ)に移りましょう。
地形陰影図はこんな感じ。
谷の幅が非常に広いのが特徴ですね。
ということは、急な谷の迫力は味わえなさそうです。
また、途中から川沿いに首都高速が通っていて下の道も広くなっているため、川跡がほとんど残っていない区間がかなり長い。
ということで、最初からあまり期待できないルートだろうと予想していました。
しかし、行ってみれば何か面白いものが見つかるかも知れません。

新河岸川への合流口からたどってみます。
(この陰影図には合流口は載っていません。この図の範囲のはるか上の方です)
b0206463_17314477.jpg


ちょっと分かりにくいのですが、新河岸川にかかる新河岸橋からズームで撮った出井川の河口。
近くから撮れるスポットがないので、これが精一杯。
b0206463_1732594.jpg


河口の裏に回ってみると、このように緑道が始まっています(フェンスの右側)。
この写真の奥の方が新河岸川です。
よく見ると、この写真に小さく水門が写っていました。
今思えばちゃんと撮っておけばよかったですね。水門。
b0206463_17323269.jpg


緑道は中山道を横切ります。
b0206463_17324611.jpg


中山道脇には橋の名称表示が。
「しんこぶくろはし」。
b0206463_17565826.jpg


さらに先へ進み、ここは私の好きな「一般道と寄り添って歩道のような顔をしているけど、すぐ泣き別れになるポイント」。
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こんな風に・・・
b0206463_1733185.jpg


進んで行って・・・
b0206463_17333151.jpg


志村三丁目駅の近くでは駐輪場になったり・・・
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志村四中の脇を通ったりして・・・
b0206463_17335648.jpg


首都高速5号の下を通る道路にぶつかります。
b0206463_1734812.jpg


通りに上がるスロープの脇にはこんなマンホールが突き出ています。
b0206463_17342279.jpg


通りを渡ると左に急カーブ。
間もなく支流の前野川との合流地点です。
b0206463_17343411.jpg


これが前野川だっ!
(前回報告済み)
b0206463_17344782.jpg


前野川との合流点を過ぎても左カーブが続き、高速下の通りに戻ってきてしまいます。
その後はよく分からなくなります。
道を横切って、ここに出てくるのかも知れません。
b0206463_1735339.jpg


こんな側溝があって怪しいけど・・・。
この側溝が出井川じゃないよね!
b0206463_17352267.jpg


おっと、側溝は真横にそれてしまいました。
関係なかったようです。
b0206463_17353665.jpg


不明部分はばっさりカットして、見次(みつぎ)公園まで来ました。
出井川の源流の1つとされている所です。釣りもできます。
今でも池の水は湧水でまかなっているということですが、本当でしょうか。
(疑ってどうする)

子供の頃、1回だけ父親に連れられて遊びに来たことを思い出します。

なお、この池は名前で呼ばれることがほとんどなく、せいぜい「見次公園の池」か、あるいは単に「見次公園」と呼ばれています。
池の名前が「見次公園」?!
この池が公園の大部分を占めているせいで、どっちか分からなくなったのでしょうか。
そもそも正式な池の名前がわかりません!(「見次池」なんでしょうけど)
b0206463_17354993.jpg


さて、出井川の上流端はもうすぐですが、その途中で見つけた唯一の川跡の痕跡と思われる物件。
道と建物の1階の段差を結ぶ階段。
高さが3段半くらいあります。
普通の狭い暗渠ならよく見かける光景ですが、この広い道沿いでは相当な違和感です。
ここから人が出入りしているところを見てみたい。
b0206463_173644.jpg


高速の下の広い通りをさらに先へ進むと、右手に突然暗渠っぽい道が現れます。
地名表示を見ると、その名も「泉町」!
ここが最終目的地である「出井の泉」への入口です。
なんか急展開で、心拍数が急上昇します。

これまで長い道をたどってきたのですが、整備された緑道だったり、高速の下で痕跡がなかったりと、暗渠ファンにとっては妙味に乏しいルートだったと言っていいでしょう。

しかし、このあとこれまでの行程のすべてが報われる圧巻の光景が待っていました。

次回に続きます。
b0206463_17361548.jpg


今回のルートです(出井川のみ)。

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by ankyo-nekomatagi | 2010-09-16 18:53 | 新河岸川系 | Comments(0)  

出井川支流の前野川をたどる

さて、そろそろ地元の暗渠をご紹介したいと思います。
埼玉に転居しましたので、もう地元ではないのですが、板橋区は永遠に私の心のふるさとですから、今後はいちいち断らず、“地元”で通させていただきます。

板橋区には、新河岸川(しんがしがわ)に南から注ぐ3本の長い川があります。
出井川、蓮根川、前谷津川です。
現在はいずれも全区間暗渠となっています。
今回は3本のうち最も東を流れる出井川の支流「前野川」をたどります。
本流である出井川は、次回たどってみたいと思います。
訪問日:2009/9/19、2009/10/12、2010/3/14

こちらが前野川周辺の地形陰影図。
赤い矢印の場所からスタートします。
東武東上線「上板橋駅」が最寄り駅。
b0206463_18433542.jpg


暗渠のスタートポイントはここ。
ん? 分かりませんか?
ガードレールの左がちょっとした崖になっていて、階段で下りていくんです。
(若木1-6、7)
b0206463_1843528.jpg


ちょっと別の角度から撮ってみました。
ガードレールの向こうが低いのが分かるでしょうか。
右側にも階段があって降りることができます。
この場所、行ってみるとすごく変な雰囲気の場所なんです。写真で伝わるかなぁ。
ここに来れただけでも満足。
b0206463_18445100.jpg


左の階段上から撮ったところ。
右の道に斜め方向からぶつかる細い道。
早くも暗渠臭がぷんぷん。
b0206463_18442764.jpg


ガードレールの所から暗渠方向を撮ったところ。
右の道からはどんどん離れていきます。
b0206463_18444084.jpg


ガードレールの右から降りる階段がこれ。
前野川は右方へ流れていきますが、写真正面の方からも暗渠っぽい道が。
b0206463_1844508.jpg


いやー、それっぽいなー。
前野川の支流と見たいですね。
突き当たりを数段の階段で上がって終わります。
b0206463_1845375.jpg


本流の方を進むと、両脇のお宅とは相当な段差があり、こんな裏手階段も。
階段の上には細っそいドア。
b0206463_18451516.jpg


先に進むとちょっと広くなります。
右手の段差はさらに拡大。
b0206463_18452974.jpg


あれ、道がこんなことになっている。
これが川筋だとでも言うのでしょうか。
b0206463_18454116.jpg


さらに進むと、急に細くなります。
b0206463_1846074.jpg


先が見通せない。
b0206463_18461272.jpg


ちょっと広い道に出ます。
ここは若木通り。
b0206463_18462660.jpg


右と左に道があります。
どっちを行くのかな・・・。
b0206463_18465023.jpg


右が正しいようです。
b0206463_1847218.jpg


どんぐり山公園の脇を通り・・・
b0206463_18471485.jpg


この交差点でちょっとクランク。
クランクした先は勾配が急にきつくなり、水が流れていた頃は急流だったはずです。
そして、ここは実は絶好のV字谷鑑賞ポイント。
b0206463_18472711.jpg


ほらっ。
これは左岸の坂を上がったところ。
b0206463_18474135.jpg


今度は右岸から。
どっちから見ても対岸の坂がくねっと曲がって見えなくなります。
すごくいい。
b0206463_18475766.jpg


さらに進みます。
左岸からこんな支流らしき細道が合流。
この先は行き止まり。
b0206463_18481150.jpg


ここで右手からくっきりとした谷筋が合流。
この階段の右奥が公園になっており、その脇を手前の方に流れてきています。
この支流はあとで追ってみることにして、先へ進む。
b0206463_18482988.jpg


ひゃー、かなりカクカク。
ちょっと雰囲気変わりますね。
このあと、広い緑道になるのですが、ちょっと写真を撮ってません;;
緑道にはあまり関心がないので、気が抜けたようです。
b0206463_18484054.jpg


しかしっ。
緑道が終わったところで、こんな脇道が始まっています。
これが暗渠の続きなのです。
雰囲気ががらっと変わります。
(中台2-52)
b0206463_18485685.jpg


暗渠は突き当たりを右に曲がります。
うーむ、広い。
広いのにこの“打ち捨てられた感”はどうでしょうか。
b0206463_1849886.jpg


車が入れないのにこの広さはないでしょ。
無駄に広い空間です。
面白い。
b0206463_18491980.jpg


突き当たりを振り返ったところ。
これだけ広ければ、普通は緑道にするでは?
突き当たりは出井川との合流地点なので、ここで終わりです。
(中台2-50)
b0206463_18493073.jpg


スタート地点とゴール地点がひどく印象的で、途中も暗渠らしさがたっぷり楽しめる、なかなかいい暗渠でしたよ。
途中で合流していた支流を紹介する尺がなくなってしまったので、次回の出井川のアタマでご紹介しようと思います。

今回のルートです。

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by ankyo-nekomatagi | 2010-09-15 19:18 | 新河岸川系 | Comments(5)