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川崎暗渠狂想曲【町田堀編】⑤

今回は、町田堀編のオマケとして、「川崎運河」跡をたどった経過をご報告します。
訪問日:2011/5/14

私が最初に目をつけたのがここ。
神奈川県横浜市鶴見区平安町1丁目。
川崎市と横浜市の境界線上にある場所です。
道路の先の方が盛り上がっています。
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一番高い所まで行ったところ。
先の方が下がっています。
京急の線路より海側はそもそも真っ平らな地域。
堤防は別として、これほどの高低差のある場所はほかにありません。
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これは振り返ったところ。
ちょっとした山の頂上です。
なぜここだけが高いのでしょうか。
もうお気づきかも知れませんが、ここはかつて橋のあった場所です。
「行々子橋」。
橋のところだけ盛り土されているのです。
下の写真では、足元を左右にかつて川崎運河が通っており、海は右側の方向です。
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行々子とは、鳥のヨシキリのことで、「ギョギョシ・ギョギョシ」と鳴く鳴き声からこの漢字が当てられているようです。
橋名の読み方は「ぎょうぎょうしばし」か「よしきりばし」か、どちらかだとは思いますが、分かりません。
見渡す限り平らなこのエリアで、水路を渡るために作られたこの高低差。
すでに運河は埋められ、橋跡すら残っていませんが、この地形だけは過去を覚えているのですね。



さて、上の写真の左右に道が通っていますので、海へ向かって右へ進むと、ある場所で突き当たりになります。
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「川崎市京町ポンプ場」。
運河はなくなってもポンプ場は残っています。
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ポンプ場の中は通れませんので、迂回して反対側から見てみると、二基の水門を見ることができました。
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京町ポンプ場からは緑道になっています。
これは広い道を横切るところ。
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「京町緑地」です。
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このあたりは川崎市と横浜市の境目近辺を通っていますが、川崎らしい工場もよく見られます。
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運河なのでほとんど真っ直ぐのルートなのですが、この先ではやや右に曲がっています。
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しばらく行くと、親柱の残る橋跡に出会いました。
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橋名のプレートははずされていますが、「日東橋」です。
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その先は「日東浜公園」。
運河跡の公園です。
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ここで日東浜公園を出ます。
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しばらく行くと、行き止まりになりました。
「産業道路」を越えていくためです。
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突き当たって左に進んで振り返ったところ。
ここも橋跡です。
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「入船橋」。
かつて親柱に付けられていたと思われるプレートが残されています。
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さて、入船橋を越えて進むと、水門が見えてきました。
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反対側から見たところ。
埋め立てられているという川崎運河ですが、水門だけは残されているのですね。
手前に見えるのは「旭運河」。
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ここから先は現役の運河。
ここで探索を終えることにしましょう。
かつての橋跡がいくつか残っているのが印象的なルートでしたね。

先の方に横切っているのは、JR鶴見線の線路です。
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さて、じゃ鶴見線で帰ることにしましょうか。
これは旭運河の脇にある「浅野駅」ですが、何と無人駅です。
SUICAのタッチパネルがぽつんと立っているだけで、改札も何もなし。
いや、ここを「改札」と言っているのでしょうか。
何とも開けっぴろげな駅ですねえ。
この鶴見線、ターミナルの「鶴見駅」以外はすべて無人駅なんです。
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構内踏切を渡って、浜川崎行きのホームから改札方向を撮ってみました。
この“通行自由”な感じ、不思議です。
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ホームのすぐ脇に、圧倒的な迫力で迫る変電所があるのも都会ではなかなか見られない光景だと思います。
いや、ここは都会だったと思ったけどな。
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ふとホーム脇を見ると、線路を横切るニャンコ。
やっぱり都会じゃないかw
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なお、「川崎運河」についてはこのサイトが詳しいので、ご紹介しておきます。
このサイトによれば、もう少し上流までさかのぼれたようです。

今回のルートです。


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by ankyo-nekomatagi | 2011-08-31 20:08 | 川崎市の暗渠 | Comments(0)  

川崎暗渠狂想曲【町田堀編】④

町田堀の続きです。
訪問日:2011/4/2、2011/4/10、2011/4/16

やや広い道「西口通り」を横切ります。
川崎駅西口からまっすぐ伸びている通りです。
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左を向くと、南武線の「尻手駅」が見えます。
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ここからぐねぐねと蛇行していますが、少し写真が煙っています。
そしていい臭いがぷんぶん。
これの主体は・・・
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焼き鳥屋さんから盛大に煙が上がっており、店の前には行列ができていました。
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先へ進むと、広い道が続いています。
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とにかく広い道がぐにゃぐにゃと蛇行しているのが不思議な感覚を呼びます。
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だんだん夕暮れで暗くなってきてしまいました。
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あれ、歩いていた歩道が尻すぼみで終わっています。
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ここで二手に分かれていたようです。
左が町田堀の本流で、南武線の高架をくぐっています。
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ここをくぐり、
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ぐにゃぐにゃな蛇行がまだ続いています。
もう暗いので、初回訪問時はここで諦めてしまいました。
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ここからは1週間後に再訪問した写真ですが、また夕方になってしまいましたw
でも、前回よりは少し余裕がある(30分ほど早い)ので、もう少しご紹介できます。
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こう続き、
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ここでT字に右に曲がる怪しい道が出ていました。
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ちょっとかなり暗渠っぽい。
実は、まっすぐ方向は流路が全く特定できなくなってしまいますので、諦めてこちらの右折ルートをたどってみます。
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先ほどは夕方になってしまいましたので、また後日の写真です。
天候があからさまに変わりましたw
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ルートの左手には、「川崎生活環境事業所」、つまりゴミ処理場がありました。
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カクカクと蛇行していきます。
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ここで南武線の高架をくぐります。
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ここは温水プール。
ゴミ処理場の余熱で温水プールを運営しているようです。
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最後は90度右に曲がり、
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突き当たって左へ。
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ここで今度は東海道本線を越えていきます。
こちらのルートも、この辺で分からなくなります。
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最後が非常に曖昧になってしまったのが非常に残念ですね。
二ヶ領用水は、最下流域が本当に分からないんですよ。
なおかつ、最後の方は道路を進むだけって感じになってしまいました。

これで町田堀のご紹介は終わりですが、次回はオマケとして、私が町田堀の続きかと間違えそうになった「川崎運河」をご紹介します。
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by ankyo-nekomatagi | 2011-08-29 17:55 | 川崎市の暗渠 | Comments(0)  

川崎暗渠狂想曲【町田堀編】③

町田堀の続きです。
訪問日:2011/4/2

前回の最後にカクンと左に曲がったこの道、南武線の矢向駅へと続く商店街です。
左に曲がったばかりですが、ここで歩道が途切れています。
ここで右に曲がります。
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右に曲がった後のこの道のどこを通っていたかは分かりませんが、右側の歩道が未舗装なのが目を引きます。
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住宅街なのに歩道が未舗装!
すごい違和感です。
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次の交差点まで未舗装が続いていました。
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交差点から振り返ったところ。
これはもはや歩道とは言えませんね。
通っていいのかどうか、ためらってしまうような通路です。
なぜ整備しないのか、不思議でなりません。
ちなみに、この歩道から、横浜市鶴見区に入っています。
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ここから先は普通の歩道となっていました。
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少し行くと踏切にぶつかりました。
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この踏切の名前が「二ヶ領踏切」!
さすが町田堀です。
路線名は「尻手短絡線」とあります。
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踏切の先で、ぐわんと左折。
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ここでは右に左にとぐにゃぐにゃ蛇行。
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歩道に居座る街路樹。
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そして、こんな案内板に出会いました。
「稲毛・川崎二ヶ領用水跡」。
これによると、「この用水は不要となり、昭和47年に370年余の用水路は埋め立てられました。」ということでした。
やはりもう暗渠ですらないのですね。
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案内板の隣には跡地の碑が建っていました。
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先へ進みます。
ここで道が急に狭くなりました。
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左を見ると、まだしも太い道ですが、
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右方向はもっと広い。
こちらに曲がっているようです。
少し先の右手にお寺が見えます。
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「良忠寺」。
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お寺の前で、またすぐ90度左折しています。
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相変わらず広い道が続いています。
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この交差点の先から大きな蛇行が始まっています。
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さらにここで大きく右に曲がります。
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次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2011-08-26 18:52 | 川崎市の暗渠 | Comments(0)  

川崎暗渠狂想曲【町田堀編】②

町田堀の2回目です。
訪問日:2011/4/2

これは鹿島田駅のすぐ南にある「サウザンドシティ」。
南側から撮った写真なので、鹿島田駅はこの団地の向こう側になります。
町田堀はこの団地内を通って来ているはずですが、何の痕跡も残っていません。
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団地内の地図にも、何も書いてありません。
ちょっと残念。
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冒頭の写真の位置で振り返ると、ここからが町田堀跡です。
舗装がツートンカラーになっていますが、この右側が町田堀のようです。
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突き当たりまで行くと、斜めに右に曲がっています。
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このまま線路を横切っていきます。
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線路に入る部分が石造りになっています。
橋跡のようなものでしょうか。
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精一杯手を伸ばし、線路の反対側を撮ってみました。
斜めに続いています。
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さて、ぐるっと回り込んで反対側に来ました。
奥から手前に続いています。
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ここで振り返ると、何だかやけに広い。
あまり車が入ってくる場所でもないので、この無意味な広さは暗渠の証と思えます。
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この階段(というか脚立)はどこへ上がろうとしているのでしょうか。
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そして、この交差点にぶつかります。
写真右から来て、右折してこの横切る道路と一瞬同化した後、また左折して分かれていきます。
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左折した先はこう。
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先の方がぐにゃぐにゃに蛇行しています。
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大きく左に曲がっていきます。
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そしてこの地点で二手に分かれます。
町田堀は右へ。
左へ向かう道は「南河原用水」です。
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分岐直前の地点にこのガイドがありました。
「町田堀・南河原用水分水点跡」。
このタイプのガイドは、川崎市幸区が設置しています。
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南河原用水も気になるところですが、テーマに沿って町田堀の方を先に進みます。
道幅は半分になってしまいましたが、蛇行っぷりは相変わらずです。
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奥に見える高架は、JR横須賀線。
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ここでカクンと左に曲がります。
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ちょっと半端ですが、ここで次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2011-08-24 18:52 | 川崎市の暗渠 | Comments(0)  

川崎暗渠狂想曲【町田堀編】①

川崎の暗渠をご紹介するこのシリーズ、今回は、二ヶ領用水の中ほどから下流域につながる「町田堀」をご紹介します。
訪問日:2011/4/2、2011/4/10

例によって、「二ヶ領用水環境マップ」の町田堀あたりを見てみましょう。
左上の方で「鹿島田堀」と書いてありますが、その「島」のやや上の黒丸の位置で二ヶ領用水本線が大きく二本に分かれ、北側のルートが「大師堀」、南側のルートが「町田堀」となっていきます。
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さて、スタート地点に行く前に、南武線鹿島田駅の近くで見つけた「無意味に広い道」が気になりましたので、最初に乗っけておきましょう。
写真右側がJR南武線で、後方が南方向で鹿島田駅、前方が北方向で平間駅に到ります。
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道路のまん中にガードレールが設置してありますが、そもそもここは車が入れない場所です。
なのに広い。
ガードレール用の土台がもう1セットずつ横に並べられているのもよく分からない。
これから広い道が開通する場所とも思えないのですが。
何とも不思議なスペースです。
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脇には1個ガードレール用の土台がころがされていました。
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道路の左側(線路とは反対側)は味の素の敷地のようですが、ここもコンクリートのやけに広いグラウンド(?)が広がっています。
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先へ進み、線路を横切る道路にぶつかったところ。
このように、ガードレールで通せんぼされ、車は入ってくることができません。
ああ、不思議。
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さて、ここからが本論。
前の写真で右に曲がって線路を渡り、その後左へ曲がって北へ向かうとこの位置に来ることができます。
これは川崎市の案内板で、「わが国最初の工業用水」。
下に小さく書いてある説明では、「鳥居の所で用水は町田堀と大師堀に分水。昭和一四年わが国最初の公営の工業用水として一日に二万七千トンの取水が行われ、四九年まで平間浄水場から臨海部の工場地帯へ供給された。」とあります。

もともとは農業用水であったはずの二ヶ領用水が、昭和期に工業用水として活用されたことが分かります。

・・・しかし、冒頭の「鳥居の所で」って何のこと?
神社でもあるのかしらん。
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数メートル先の分水地点まで行ってみると・・・ありました! 鳥居。
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上流方向から見てみると、確かに「鳥居の所で」分水しています。
しかし、何で鳥居の形になっているんでしょうかねぇ。
調査不足でまだ分かりませんw

右が町田堀ですが、平常時は全く水が回らないようになっているようです。
水は専ら左の大師堀の方に流れています。
ただ、大師堀の方もすぐに潜ってしまい、イキているかどうか分からなくなります。
実質的には、現代の二ヶ領用水はここで終わりという状況になっています。
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これは、さらに上流の、二ヶ領用水(川崎堀)が南武線をくぐってくるところ。
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なぜか出てきたところで少しだけ分水しているようでした。
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これはもう一つあった、工業用水として使われた経緯を記した説明板。
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町田堀の方を先に進みましょう。
直接はたどれませんので、回り込んでみると、線路沿いに進んでここに出てきています。
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ここで振り返ると、橋の欄干が見事に残っていました!
橋の名前とか全然分からないのですが、これが残っているのは奇跡的な気がします。
ちなみに、写真の先の方に見える車止め、というかガードレールは、冒頭で紹介した広い道の入口です。
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感動のあまり、反対方向からのショットもw
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道路を渡って眺めた光景。
これは南武線の車窓からも見える位置取りですね。
武蔵小杉方向から鹿島田方向に向かう電車に乗った時は、忘れずに左側の車窓に目を凝らしましょうねw
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そして、この踏切の名前が「川崎堀踏切」!
ずばり、二ヶ領用水由来の踏切名です。
ちょっと感動。
・・・でも、ここはすでに二手に分水した後なので、川崎堀じゃなくて町田堀なんだけどなあ。
昔は分水位置が違っていたのでしょうか。
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ちなみに、この道を東へちょっとだけ進むと、先ほど分水したばかりの大師堀に出会うことができます。
こちらは親水緑道として整備されています。
ただし、この水は二ヶ領用水の水でではなく、処理水なのでしょう。
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また町田堀の方に戻ります。
橋の欄干の、道路の反対側にはこんな説明板がありました。
(内容略w)
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説明板の先は、しばらく緑道となっています。
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この蛇行はフェイクなんでしょうねぇ。
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おっと、ここでいったん緑道整備を怠っていますよ。
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金網の下は堀跡なのか、それともこの下を暗渠として流れていたのでしょうか。
いずれにせよ、急にほったらかされたエリア出現で、ちょっとびっくり。
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家の裏手で、なんだかすごい感じになっています。
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家の向こうからは緑道が復活していました。
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この蛇行は本物ですかね。
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ここが大師堀とのニアミス地点。
左の道が大師堀、右の道の歩道が町田堀で、家一軒を隔てて並走しています。
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町田堀の緑道はここで終わり、普通の広い道になってしまいます。
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そして、ここで鹿島田駅前の商業ビルにぶつかります。
この道を右折すると、すぐに鹿島田駅です。
このビルのさらに向こうは団地になっていて、痕跡は全くなくなってしまいます。
次に痕跡が現れるのは、団地の向こう側。
この位置からは300メートルほど先になります。
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次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2011-08-22 18:56 | 川崎市の暗渠 | Comments(2)  

東上線の車窓から見た奇妙な川風景をたどる③

訪問日:2011/7/18

不老川の最終回です。
立派な水量だった不老川が、早くも乾いてきています。
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ここではもう左岸の端っこしか流れていません(右が下流方向)。
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先へ進むと、何と川に降りられる階段がありました!
また“川底体験”が楽しめそうです。
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下に降りて上流方向を見たところ。
先の方は湿っていますが、足元はもうひからびています。
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そして、少し下流のところで「今福川(いまふくがわ)」が合流していました!
この今福川も、ほとんど水は涸れているようです。
しかし、本流の方はなぜか水が増えているように見えます。
おかしいですね。
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カメラを右に振ると、すぐに流れは河床に吸い込まれて行っていました。
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今度は今福川の上にかかる橋の上まで行ってみました。
奥に見えるのが不老川本流。
この今福川の川底、なぜか暗渠の蓋に見えます。
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ここで振り向くと、かなり水がたまっていました。
しかし、流れてはいません。
たまっているだけ。

ここに見える橋の所に行って、さらに先を見てみると、
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全く水はありません。
しかし、やはりコンクリ蓋に見えますねえ。
この下をこっそり水が流れているのでは?
何かからくりがあるのかも知れません。
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さて、不老川の下流方向は、また砂漠状態に逆戻りです。
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そして、ここが「久保川(くぼがわ)」の合流地点。
久保川から一方的に水が供給されているという図。
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久保川からの新しい流れはすぐに心許なくなり、
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やがて地面に吸い込まれていきます。
この光景を何度目にしたでしょうか。
支流から水を供給されてもされても浪費して地面にしみ込ませてしまうという。
「親の財産を食いつぶす三代目」みたいな例えが浮かんできました。
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久保川の上流方向は、意外と細い水路です。
よく見ると、合流地点はコンクリート板を食い違いに並べて水流を弱める構造になっていてちょっと面白い。
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不老川本流は、また不自然な光景が復活。
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また右岸から流れ込む水路がありました。
夕方で暗くなってきて、写真がボケボケですが。
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下流方向の橋から、今の流れを撮ったところ。
不老川を斜めに横切ったところで果てています。
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振り返って下流方向を見ると、先の方に見える橋は、川越街道がこの川を横切るところ、つまり「不老橋」です。
初回の出発地点まで戻ってきました。
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どうだったでしょうか。不老川。
その名前の由来からして、涸れがちな川であるということは分かりますが、流路のすべてが涸れているわけではない、というのが意外な発見でした。
最後に、水量豊かな不老川の画像でお別れしましょう。
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あと、たまたまここのサイト「あの水のない川は何だ」っていう記事がありましたのでご紹介しておきます。
不老川が取り上げられているのかと思って一瞬ギクッとしましたが、別の川を扱っています。
川好きにとってはメチャクチャに面白い記事。
ご一読をおすすめします。

偶然にほぼ同じ時期に(というか1日違い!)、「水のない川」の記事を発信していたのですね。
これから「水のない川」ブームが起きるのでしょうか。
起きないですよね。
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by ankyo-nekomatagi | 2011-08-19 17:06 | その他地区の暗渠 | Comments(1)  

東上線の車窓から見た奇妙な川風景をたどる②

訪問日:2011/7/18

さて、今回は不老川の上流へ向かいます。
前回の下流に近い場所からではなく、自宅から近い上流部分の適当なところを目指してみました。

そして、ここはその途中で通った、不老川支流の「久保川」が通っているところ。
バス停の脇に、味のあるコンクリート製欄干付きの橋が架けられています。
そして、バス停の名前は「柳窪」でした。
下流の合流先の不老川が干上がっているので、ここも水はないはずですが・・・。
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あれ?
ちゃんと流れていますね。
おかしい。
この水はどこへ行ってしまうのでしょうか。
現地に着く前に謎が増えてしまいました。
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さて、ようやく不老川に着きました。
・・・と思ったら、ここにも水があります!
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橋の左岸のたもとから結構な水量の水路が合流していました。
「はけ下堀」と呼ばれている水路のようです。
不老川最下流の様子からは想像もできない光景でした。
b0206463_18162092.jpg


下流に向かって進みます。
次の橋のところから下流方向を見たところ。
ちょっと水量が減ってきているような気もしますが。
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また次の橋のところから下流方向を見たところ。
先の方の様子がちょっと不穏です。
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今度は次の橋から。
どんどん水量が少なくなっています。
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今度は川沿いを歩きながら。
ここでは全く水がなくなってしまいました。
どうも、河床にしみ込んでいっているようです。
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あまり水量は多くありませんが、また別の水路が合流していました。
ちょっとした流れができていますが、
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次の橋から上流方向を見ると、すぐに流れはなくなっていました。
画面奥の右手から水が流れ込んでいるのですが。
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振り返って下流方向は、完全に干上がっていました。
どうもこの不老川、支流から供給される水をどんどん飲み込んでしまうという癖があるようです。
Holiveさんから教えていただいた表現を使えば「水喰らい土」ですね。
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さらに次の橋では、右岸側のたもとから相当量の水が流れ込んでいます。
この水の出所は・・・
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コンクリート蓋暗渠でした。
しかし、今はここをたどるわけにはいきません。
不老川本流へ戻ります。
b0206463_1818203.jpg

暗渠バカの私が、暗渠をスルーして開渠の本流を追いかけるとは・・・。
面白い展開になったものです。


あれだけの水量が流れ込んでいるのですから、それなりの流れを形成しています。
b0206463_18184140.jpg


しばらく進んで、ここは関越自動車道をくぐるところ。
このあたりでさらに水量が増えています。
ああ、目の前の右岸から支流が合流していますね。
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ちょっとなかなかすごい勢いで流れ込んでいます。
この流れもちょっとだけ追いかけてみると、
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こんなコンクリ蓋暗渠でした。
関越沿いにずっと続いています。
こちらも今回は追いかけません。
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本流の方を少し進むと、早くも水が減ってきているようです。
この流れがどうなるのか、もう読めた気がします。
次回ご報告します。
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次回は、地図上で立派な川として描いてある支流、「今福川」と「久保川」が合流する様子を紹介しつつ、このシリーズ第1回の出発地点まで進みます。
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by ankyo-nekomatagi | 2011-08-16 18:27 | その他地区の暗渠 | Comments(1)  

東上線の車窓から見た奇妙な川風景をたどる①

訪問日:2011/7/16、2011/7/21

今回は、初めての埼玉ネタです。

私事ですが、私、昨年の8月に埼玉県に引っ越しました。
それまで都内の住民であったのが、東武東上線に乗って、東京~坂戸間を、片道1時間45分をかけてえっちらおっちらと通勤する身分になったのでした。
で、通勤電車の車窓から見る景色を毎日楽しんでいたのです。
もちろん、川や川跡にばかり目が行っていましたが。

・・・で、その毎日目にする景色の中に、不可解な光景があったのです。
速い電車の車窓からですから、一瞬で通り過ぎてしまいますが、今自分が見た光景が現実のものなのかどうか、自信が持てませんでした。
しかし、毎日車窓からの風景を眺めているうち、何度も目にし、現実のものであることが確認できたのでした。

当然ながらこの光景をカメラに納めたいと思ったのですが、最初に目撃したのは昨年の猛暑のまっただ中です。
しかもその川は、駅と駅の真ん中ほどにあります。
気温38度の炎天下の中でその川をたどったりしたら、生きて帰れない気がしました。
ということで、しばらく機会をうかがっていたのですが、ある時期からその光景が全く見られなくなってしまったのです。
あの猛暑の時期特有の現象だったのかと思い、非常に残念な思いでいました。

しかし、今年の夏、あの光景がまた甦ったのです!
今年は絶対に逃すまいと心に誓い、かなりの暑さの続くある日、撮影してきました。



・・・その川の名前は「不老川」。
この写真の場所は、東上線からも見える場所で、川越街道が不老川の上を橋で横切る地点です。
この橋の下を、左から右へ不老川は流れています。
住所が「砂」っていうのもちょっと面白い。
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この橋から見た7月21日の上流方向の様子。
なかなか川幅の広い川で、「一級河川」に指定されています。

まだ変わったことは起きていません。
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これが上の写真の5日前、7月16日の同じ場所の様子。
私が車窓から見て目を丸くした光景がこれです。
カラッカラに干上がっています。
これだけの川幅の川に、一滴の水もないというのが不思議でなりません。
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川底をのぞき込んだところ。
7月21日。
水深はあまりありませんが、川幅いっぱいに水が流れています。
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その5日前。
河床の砂利が露わになっています。
明らかに元は自然河川に見えるのに、水がないことが信じられません。
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この川、この夏に入ってから、ずっとこんな感じで干上がっていましたが、7月24日の台風の到来でまとまった雨が降り、水が復活していたのですね。
7月25日以降は天候不順の日が多く、ここまで干上がっている状況はもう見られなくなりました。
逆に、昨年の夏は、ここに水が流れている光景を一度も見ませんでした。


橋の反対側、下流方向を見るとこう。
7月21日。
奥に見える橋は、東武東上線の線路です。
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その5日前。
日差しが河床に照り返ってまぶしい。
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昨年は、あの猛暑の中を撮影には行けないと思い、涼しくなるのを待っていたのですが、涼しくなってきたなと思うが早いか雨の時期に入ってしまい、もう干上がっている光景には全くお目にかかれなくなってしまったのでした。


この撮影位置の橋は「不老橋」。
「としとらずはし」と読むようです。
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ちなみに、「不老川」の方は、現在は「ふろうがわ」と読むのが普通のようですが、昔は「としとらずがわ」と読んだようです。

Wikipediaによれば、この川はもともと水量が少なく、旧暦の正月頃には毎年干上がってしまうので、数え年で人が一斉に年を取る正月に姿を見せないことから、年を取らない川ということで、「としとらずがわ」と呼ばれた、という説があるそうです。

その後、生活排水が流れ込むようになって干上がらなくなった時期もあったそうですが、水質が悪化して環境が悪くなったため、生活排水が流れ込まないように下水工事が進められ、近年はまた干上がるようになったそうです。
ただ、私の観察した限りでは、干上がる時期は真冬から真夏にシフトしたのではないかと思います。
水質が悪化していた時期(1983年から3年間)は、「日本一汚い川」にランキングされていたらしいです。


不老橋のたもとでは、何かの排水がわずかに流れ込んでいましたが、流れ込むそばから干上がっていました。
文字通り「焼け石に水」です。
この日も気が遠くなるような猛烈な暑さでした。
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ここから先は、7月16日の、水のない状況の方だけを追いかけていくことにしましょう。
先ほどの位置から下流へ向かいます。
新河岸川(しんがしがわ)との合流地点まで数百メートルしかありません。
どんな感じで合流しているのでしょうか!
ワクワクします。



これは、東上線の反対側から上流方向を見たところ。
むなしく蛇行する不老川。
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さらに下流方向を見たところ。
まったくもってカラッカラです。
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私の横を通っていった自転車の母子連れの会話。
母親が「ねえ、○○ちゃん、見てよ、ほら。川に水がない! 衝撃的ー!」と子供に話しかけていました。
やっぱり一般人にとってもこの光景は衝撃的ですよねえ。

そして、改めて言いますが、この川、「一級河川」なんです。
カラッカラに干上がった「一級河川」というのもどうかと思います。


ここの所ではなぜか階段状の構造物がありましたので、川底へ降りてみました。
そして、なぜか先の方に少し水がたまっています。
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川底へ降りて上流方向を見たところ。
現役の川の川底に降りたことなどありませんので、強烈に不思議な違和感を感じます。
もし、今、上流の方で大雨が降っていたら、ここにいるのは非常に危険なんだろうなあ・・・などと変なことを考えていました。
突然襲ってくる猛烈な水流にさらわれる自分の姿が浮かびました。
この日まで日照り続きで、そのようなことがあるはずもないのですが。
暑さゆえの妄想でしょうか。

そして、川底にポツポツと落ちているボロ切れのようなこの物体・・・。
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カラカラにひからびて、たたみいわしのようになっています。
こいつの正体はたぶん・・・
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こいつでしょう。
この写真のコケは、水たまりの脇なのでまだ元気。
干上がったコケなんて初めて見ました。
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さて、水たまりは先の方まで広がっています。
この右岸のコンクリートの穴の空いたところからしみ出ているのだと思います。
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そして、左岸からも水がしみ出ていました。
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あちらこちらからしみ出ているようで、だんだんと水量が増えていきます。
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やがて立派な小川にまで成長していました。
この右に見える水たまりは、先ほどの右岸の水たまりの続きです。
左岸の流れと握手する寸前で力尽きています。
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そして、土手に上がって少し行くともう新河岸川との合流地点です。
川幅がこんなに広くなっています。
右奥に橋が見えますので、そこまで行ってみると、
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分かりやすい合流の様子を見ることができました。
右が新河岸川で、左が不老川。
この不老川が水をたたえ始めたのはほんの100メートルほど先からなのですが、とてもそのようには見えませんね。
合流地点までカラッカラに干上がっていたらどんなに不自然な光景だろうと楽しみにしてたどっていたのですが。
何だかちょっと欺されたような気分です。
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ちなみに、新河岸川の下流方向を撮ってみました。
何だか水門がやたらたくさん見えます。
この写真の中だけで4つ見えます。

それぞれが支流なのだろうかと思い、一つ一つたどってみたいという気持ちに一瞬かられましたが、この日はもう強烈な日差しで体力が限界。
おとなしく引き上げることにしました。
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帰りがけに気がついた看板。
「不老川をきれいにしましょう」。
きれいにすべき川がそこにはありません。
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遮るものが何もない直射日光の中を2時間ほども歩いていたので、その後完全に体調を崩してしまい、その日から2日間も寝込んでしまいました。
しかし、ようやく体力が回復した2日後、まだ連休中でしたので、さらに上流をどうしても確認したくなりました。

幸い、台風が近づいていて天候は曇り。
まだ雨は降っていませんので、川の干魃状態は続いているはずです。
自宅からはちょっと遠いのですが、頑張って自転車でたどってみることにしました。
この不老川、まだまだ上流方向へ10キロ以上も続いているんです。
上流端は、何と東京都瑞穂町!
東京から発して北へ向かい、埼玉の真ん中あたりまで流れているんですね。

しかも、「今福川」とか「久保川」などの支流が流れ込んでおり、地図では川を示す青い線がしっかり引かれています。
不老川全部をたどるのは無理としても、この2支流の合流の様子だけは何としても見届けておきたくなりました。
時機を逸した昨年の失敗を繰り返したくはありません。
カラッカラの本流に流れ込むカラッカラの支流、ってどんな光景なのでしょうか。

次回は、この日から2日後の上流の様子をご覧いただきます。
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by ankyo-nekomatagi | 2011-08-12 17:31 | その他地区の暗渠 | Comments(20)  

横浜・滝の川をたどる⑤

訪問日:2011/2/27、2011/5/8

昨日のニュースで、六角橋商店街で火災があったというニュースを目にしました。
六角橋商店街は、まさに今回の滝の川シリーズの出発点となった場所にある商店街です。
幸い怪我人などはいなかったようですが、17店舗が焼ける被害が出たと聞き、ショックを受けています。
なかなか良い感じの商店街で、気に入っていた場所だったものですから。
この商店街、滝の川の支流をご紹介する時にあわせてご報告しようかと思って後回しにする予定でしたが、急遽このシリーズの続きとして掲載したいと思います。

これが現地で確認できた滝の川支流の上流端。
横浜市港北区篠原西町4。
こんな暗渠然とした道が急に始まっています。
ここから六角橋商店街の方角に向かいます。
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歩き始めると、すぐに右手にこんな味のある階段。
脇との段差がすごいんですねえ。
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横から見た構図もまた味わいがあります。
ちょっと危なそうですが。
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先へ進むと、左側との段差もすごい。
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ひゃー、さらにすごい高低差になってきました。
この地形の変化も横浜の暗渠の楽しみの1つです。
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一般道と交差するところ。
階段で上って、階段で下ります。
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真ん中だけ階段。
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左の崖はまだまだ続きます。
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崖に張り出したこの住宅もすごい。
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個人宅へのアプローチ階段が立ちふさがるこの位置を越えていきます。
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あれれ、何だか荒れた変な雰囲気になってきました。
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金網で行き止まりになっていました。
というか、まるでこちら側が立ち入り禁止の場所みたいじゃないですか。
いやいや、ここへ入ってくる時はそんな感じはしませんでしたけどねえ。
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やむなく回り込んでくると、こんな変な階段でした。
写真右方向にさらに進みます。
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左側がずーっと崖なのが楽しい。
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うーん、またうまく通れない場所に来ました。
ガードレールの右側のちょこっとしたすき間を通るしかありません。
階段がついてますから、元は普通に通れたのだと思いますが。
そして、この左右に通っている坂道、こちらも階段になっているのがおわかりになるでしょうか。
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こんな段差が小さくて傾斜した階段。
高低差がだんだん少なくなってきたのですね。
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道路の反対側もガードレールでふさがれています。
今回ばかりは遠慮して、右から回り込んでみます。
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回り込んで上流方向を見てみると、このように続いてきていました。
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そして右を見ると・・・残念ながらここで暗渠らしい道は終わっていました。
まっすぐ進んでいたのだとすると、この左の敷地内を通ることになります。
この続きのルートはもう発見できませんでしたが、方向的には滝の川に向かっていますので、どこかで合流していたのでしょう。
超いい加減な結論ですみません。
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ただ、まっすぐ進むと右手に銭湯がありました。
「千代田湯」。
この道だったのかも知れません。
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少し先に進むと、これが六角橋商店街。
これは右を向いたところ。
この坂を下りていくと、六角橋の交差点にぶつかります。
ここは言うならば「表の商店街」で、この道の一本右に平行に通っているのが、
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この「六角橋ふれあい通り商店街」。
戦後の闇市が発祥という商店街で、いい味を出しています。
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さて、この日(2011/2/27)はこの商店街をあまり撮っていなかったので、後日(2011/5/8)の朝に撮影したこの商店街の様子をご覧いただきます。
これは表通りの方にある入口の様子。
2枚前の写真を突っ切った先で振り向いて撮ったところ。
六角橋の交差点は撮影位置のすぐ背後、したがって滝の川本流もすぐ背後です。
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ここで左を向くと、すぐに「ふれあい通り」の入口があります。
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これが「ふれあい通り」の中。
火災当日は、この辺は煙に巻かれて騒然としていたはずです。
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ちょっと進んでみました。
日曜の朝8時半頃でしたが、店は開いてないし、人もほとんどいません。
撮影にはちょうどよい条件でした。
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ところどころに見られたトイレの表記。
矢印の方向にはほとんどすき間がないのですが・・・
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こんな狭い路地を入った左側がトイレでした!
闇市的雰囲気が出ていてグッと来ます。
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この古い看板と木造の建物も大いに惹かれます。
「大勉強の店」。
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裁縫用具専門店という業種の店があること自体驚きです。
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「八百み商店」。
古びた味のある看板がとにかくいいですねえ。
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ここで突き当たり。
突き当たった左にも少し店がありますが、ここでほぼ終わりです。
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こんな感じで、裏手なりの魅力がたっぷりの商店街でした。
この商店街のどのくらいの範囲の店舗が被害を受けたのか、まだ情報を得ていません。
今回写真を載せた店の中で、残っていない店舗もあるかも知れません。
早い復活を祈ります。

今回のルートです。
が支流のルート、がふれあい通り商店街です。



(以下、2014/7/9補足)
滝の川について、さらに多くの支流が見つかったので,続編を書きました。
この横浜・滝の川をたどる⑥の記事からご覧下さい。
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by ankyo-nekomatagi | 2011-08-10 20:20 | 横浜市の暗渠 | Comments(16)  

横浜・滝の川をたどる④

滝の川の最終回です。
訪問日:2011/2/27、2011/5/8

普通の道になってしまった滝の川。
ここはちょっと不自然な感じがしますが、左の道を通っているんでしょうねえ。
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しばらく進むと、
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ようやく車止め登場!
ちょっとした崖の脇を通っていきます。
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この日はちょっと風が強かったせいか、バイクが倒れています。
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このカクカクの蛇行っぷりが気分を盛り上げてくれます。
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ここでちょっと気になった物件。
二枚の車止めで厳重に守られたこの街灯。
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見上げると、使われていないようでした。
ちょっとだけグッと来る物件でした。
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くにゃくにゃに蛇行したあと、
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バス通りに戻ってきていました。
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この先は痕跡が少なく、どこを通っているかも分かりませんでしたが、このバス通り本線を通っているようでした。
ここは「日枝橋交差点」。
地名に川の記憶を残しています。
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これはかつての日枝橋の親柱。
だったらいいんですが、たぶんただの車止め。
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痕跡はありませんが、このバス通りが一番低いので、ここが川跡でしょう。
b0206463_17105432.jpg


右の敷地とこんなに高低差があります。
護岸っぽいし。
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もうすぐ上流端だと思いますが、通りの左に少しずれた位置にこんな道を見つけました。
おそらく支流だったのでしょう。
本流ではもう何も見つけられないので、こちらをたどってみます。
b0206463_17111575.jpg


蛇行していて雰囲気はあります。
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ここで新横浜通りにぶつかって終了です。
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2013/2/28追記。上の写真の道を渡った左方向にさらに上流があり、はっきりした痕跡が残っていたので、補足記事に書きました。「滝の川をたどる-過去記事の補足」

さて、先ほどの「日枝橋」の近くにはこんな側溝もありました。
これも支流の一つだったのでしょう。
この右側は「神大寺(かんだいじ)小学校」。
b0206463_17115299.jpg


さらにちょっと離れたところに支流らしき細道を発見。
本線とどうつながるかも分からないルートですが、ついでにたどってみましょう。
b0206463_17121045.jpg


いやー、細っそいところを通っていきますねえ。
ゾクゾクします。
b0206463_1712212.jpg


右側との段差もあり、雰囲気を出しています。
b0206463_17123618.jpg


カクカクと曲がるので先が見えません。
b0206463_17124566.jpg


奥の方に階段が見えます。
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最後はこの階段を上がらされ、これ以上は追えなくなりました。
でも、雰囲気のある良いルートでしたね。
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2014年6月17日追記。この「日枝橋」近くの側溝と、細道暗渠についてさらに詳細が分かったので新しく記事に起こしました。「横浜・滝の川をたどる⑧」

最後におまけ。
バス通りの途中の脇にあった「蛇行する階段」。
試しに一番下から登ってみましたが、酔いそうでしたw
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by ankyo-nekomatagi | 2011-08-08 17:16 | 横浜市の暗渠 | Comments(4)