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川崎暗渠狂想曲【鹿島田堀編】②

鹿島田堀の2回目です。
訪問日:2011/4/10、2011/4/24

さて、堀跡は府中街道を越えていくわけですが、その前に、こんな階段が気になってしまいました。
府中街道から降りていく階段&スロープ。
斜めに設置されたガードレールが楽しい。
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半分がスロープ、半分が階段です。
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これは下から。
こちらから見るとさらにユーモラスな感じがします。
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余談が長くなりました。
本線に戻ります。
府中街道を越えてからは府中街道沿いに進んでいます。
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はしご式開渠であったのがよく分かる光景となっています。
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奥の方は茶色いものが敷き詰められています。
何でしょうか。
この道はプライベートな感じが強くて入りにくいので、反対側から回り込んでみましょう。
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ここです。
写真奥の方からやってきて、再び府中街道に合流しています。
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こちらからだと入りやすそうなので、近づいてみると、敷き詰められていたのは赤いゴムマットでした。
面白いものを敷いているんですねえ。
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さて、府中街道を再び斜めに横切った後、このように続いています。
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左脇のこの階段から降りるのですね。
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その先はカクカクと蛇行しています。
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振り返って見たこの光景もいいですね。
味のある光景に多く出会うことができます。
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うにゃうにゃと蛇行していますが、それ以外に水路跡らしさはありません。
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クリーニング屋さんがあるのはそれらしいとも言えますが・・・まあここは鹿島田駅につながる商店街ですからね。
クリーニング屋さんくらいあるでしょう。
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商店街を進んでいると、こんな斜めにそれていく道がありました。
こっちが暗渠というわけではありませんが、面白そうなのでこちらに入ってみます。
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雰囲気のある道ですねえ。
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蛇行してるし、暗渠のような気もします。
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しかし、駐車場にぶつかって終わってしまいます。
すぐ右を商店街が並走していますが、暗渠らしい痕跡はほとんどありません。
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次回は、この堀の続きかも知れない暗渠をずっと先の方で見つけましたので、そちらをたどってみたいと思います。
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by ankyo-nekomatagi | 2012-02-28 19:29 | 川崎市の暗渠 | Comments(0)  

川崎暗渠狂想曲【鹿島田堀編】①

今回は、二ヶ領用水の中流域あたりを流れていた鹿島田堀を紹介します。
訪問日:2011/4/2、2011/4/10

まずは、「二ヶ領用水環境マップ」の中流あたりを見てみましょう。
写真中央よりやや左上の方に「鹿島田堀」の文字が見えます。
二ヶ領用水本線(川崎堀)から分水して、しばらく二ヶ領用水に並行して流れたあと、一気に離れていきます。
実は、JRの線路を越えた先は、キヤノンやパイオニアの工場敷地を通るルートなので、痕跡がほとんど残っていません。
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ここがそれらしい道が始まる場所。
南武線平間駅から近い「操車場入口」交差点です。
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振り返ると、もう少しさかのぼれるのですが、
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JRの線路をまたぐ「行幸跨線橋(みゆきこせんきょう)」に阻まれて、それより先はかなり分かりにくい。
二ヶ領用水本線が写真の右の方を流れていて、この近くから分水していたはずなのですが。
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「行幸跨線橋」の向こう側は当然ながら線路。
途方に暮れてしまいます。
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実は分水位置の目星はついているのですが、痕跡が全くありませんので、そちらの探索はやめて、冒頭の交差点から下流方向に向かってみましょう。
車道上に植栽などあって、暗渠っぽいような気がします。
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やがてこの広めの道に出ます。
ここから先はおそらく歩道を進むのでしょうが、もう何も残っていないようです。
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ところで、正面のこの建物が気になってしまいました。
アコーデオンカーテンみたい。
JRの寮らしいです。
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この位置で左に曲がるこの道も、何だかそれっぽい。
鹿島田堀のルートとしては微妙に合わない気もするのですが、気にせずこちらをたどってみます。
想像を超える意外な展開が待っていましたよ。
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このちっちゃいガードレールが何だか変ですが。
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細い道が右に曲がっていきます。
このあたりで二ヶ領用水本線と並走するようになります。
左奥に見えている桜は、二ヶ領用水本線脇に植えられているものです。
しかし、この建物薄っぺらいなぁ。
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ここから砂利道になります。
雰囲気が出てきましたよ。
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足元を見ると、かつての堀の護岸が見えます。
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二ヶ領用水本線と並行してまっすぐ進んでいきます。
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この近辺の二ヶ領用水本線に、年季の入った橋がかかっていたので載せてみました。
「朱印橋」。
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4月10日、桜が満開でした。
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先に進むと、このあたりから、開渠だった頃の桟がうっすらと見えるようになってきました!
つまりここは暗渠ではなくて、開渠に土砂が埋められたものなのですね。
この手の物件を実際に見たのは初めてです。
ちょっと興奮しました。
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はしご式開渠の跡がどんどん続いていきます。
埋め立てたのに痕跡を少し残しておいてくれているのは、川崎市の粋な計らいでしょうか。
違いますね。
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ここは桟と桟の間にマンホール!
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そして、府中街道に斜めにぶつかります。
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越える地点では、こんな痕跡が残っています。
トンネル跡!
これは珍しい。
他の例がほとんど思い出せません。
堀切菖蒲園の近くに1つありましたね。
かつてはこの下をとうとうと流れていたのでしょう。
想像しただけでゾクゾクします。
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階段で上がって反対側に渡りましょう。
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府中街道に上がって、今たどってきたルートを見たところ。
なかなかワクワクするような光景ではありませんか。
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次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2012-02-23 18:13 | 川崎市の暗渠 | Comments(2)  

百々向川をたどる③

百々向川の最終回です。
さらに百々向川をさかのぼっていきます。

訪問日:2010/6/12、2010/8/14、2010/8/17

川越街道の少し西側から撮ったところ。
ここでもV字谷地形がはっきりしています。
歩道橋が見えますが、そこが百々向川の位置です。
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関係ありませんが、ここで左を向くと、変なスポーツ店の看板を見ることができました。
確かに目立ちますが、ちょっと気持ち悪い。
客が逃げないか。
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さて、先ほどの歩道橋の真下から暗渠が再開しています。
この先を右に曲がり、赤塚高台通りにぶつかりますが、そこからしばらく痕跡がありません。
川筋は、赤塚高台通りを突き抜けて、左に曲がって進んでいるはずです。
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赤塚高台通りを少し進んだところの交差点。
右奥は「成増小学校」。
この小学校内を通って、この写真の先に見えるへこみのところから左へ抜けてきています。
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ここで右を向くと、先に少しへこんだところがあるのがおわかりでしょうか。
明らかに川が通っていたはずの場所です。
左奥に小学校の建物が見えます。
小学校の敷地内を通っていたはずです。
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先ほどの写真が少し分かりにくいので、反対側から撮ってみました。
右側が小学校。
明らかにへこんでいます。
しかし、へこんだ位置に降りても何もありません。
地形だけが、かつての川の存在を物語っています。
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ここが暗渠の再開位置。
左右に通るのが赤塚高台通り。
撮影位置のすぐ左が成増小学校の校庭です。
結局百々向川は蛇行しながら赤塚高台通りを3回横切っていました。
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赤塚高台通りを少し登ってみました。
この通りは、川越街道や東上線に向けてほぼ一貫して下っているのですが、川跡を横切る地点の先だけがほんのわずか上っています。
長い下り坂の途中がちょっとだけ上り坂になっているというこの光景は、呑川蟹久保支流や、横浜の足洗川白幡池支流(未報告)で見たことがありますが、結構珍しい光景ではないでしょうか。
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暗渠再開位置にはこんな子供の像が。
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赤塚高台通りに向かって裸でバンザイしています。
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少し先にはまた子供がいました。
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また全裸でしたね。
板橋区内には、この子供が結構多く生息しておりまして、成増の駅前でも見かけましたし、前谷津川の暗渠にもいましたね。
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さて、百々向川を先へ進むと、「下赤塚公園」に出ました。
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公園の左端を通っているようです。
この公園もまた、周りから見ると明らかな窪地となっています。
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公園を出ると、この建物と建物の間の細い道!
最後のクライマックスが始まります。
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マンホールだらけの細道!
ここまでのルートも十分面白かったのですが、最後の最後にこれが待っていてくれました。
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右の家に上がる鉄製階段。
結構な段差。
4段も上がらなければなりません。
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苔むしていていいですねぇ。
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またまたマンホールだらけの通路を通って広い道に出ます。
しっかし細い道ですねぇ。
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広い道に出て振り返ったところ。
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しばらく普通の道を進むと、またこんな道が始まっていましたが、先は行き止まり。
そのすぐ向こうは光が丘に通じる大通りです。
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ここで振り返ってみました。
もう谷頭なのに、こんな急坂で下っています。
そして、ちょっと写真は撮ってないのですが、この位置が結構なV字谷なのです。
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下流の谷底感もよかったですが、中流のめまぐるしい地形改変や、元々の谷地形を鑑賞する楽しさ、そして最後は細道暗渠と、存分に暗渠歩きの楽しみを味わえる暗渠でしたね。
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by ankyo-nekomatagi | 2012-02-20 18:22 | Comments(0)  

百々向川をたどる②

百々向川の2回目です。
訪問日:2010/6/12、2010/8/2、2010/8/14

さて、スタート地点に戻り、上流を目指してみましょう。
ここはしばらく進んでから振り返ったところ。
つまり下流方向を向いています。
lotus62さんの表現によれば、「無駄に広い空間」。
一般人には何のことやら分からないスペースかと思いますが、暗渠マニアには一目瞭然ですね。
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前の写真の場所からさかのぼると、この写真のT字路にぶつかります(右からやってきました)。
出てきた位置はやはりV字谷地形になっていますね。
ここで川の位置が少しずれ、この撮影位置が再開位置になるようです。
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ここで左を向くと、このように細いコンクリ蓋の側溝が続いています。
今この写真を見ると、入って行けそうですね!
しまった。
撮影時には気がつきませんでした。
しかし、ここに入っていってもたぶん出口はありませんので、戻ってくるしかありませんが。
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さて、反対側に出てみると、その先はこんな形で続いていました。
これまた暗渠にありがちな「駐輪場」。
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先へ進むと、ガクンと落ち込んでいます!
この高さが本来の川の位置なのでしょうね。
左側がさらに一段低い側溝となっていますが、もしかしたらこれが川跡でしょうか。
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少し先でこの一段低い区間は終わり。
階段を登って「赤塚高台通り」に出ます。
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赤塚高台通りに出て、歩道橋の上から撮ってみました。
上を通っているのは東武東上線。
川跡は少しの間失われ、その後この線路の向こう側で左から出てきます。
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赤塚高台通りから再開位置を撮ったところ。
こんな高い位置から始まっているんです!
この道が東上線の下をくぐるため、地面が掘り下げられたのでしょうね。
ここにもし元の川があったら、この壁の土手っ腹に穴が開いて水がジャバジャバ噴出、みたいな位置関係になるのだと思いますが。
地形改変、ここに極まれり。
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上に上がってみました。
暗渠道が続いています。
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その先では、階段を登って降ります。
ここも盛り土されている模様。
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少し進むと、歩道となっていました。
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先に出て振り向くと、暗渠にありがちな光景。
歩道が一般道と分かれ分かれに。
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その先は、家の裏手に入っていきます。
ああ、この光景、身悶えしてしまいます。
ゾクゾク。
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また階段で上がり、この先で川越街道にぶつかります。
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次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2012-02-17 18:28 | 新河岸川系 | Comments(2)  

百々向川をたどる①

今回は、白子川の分流に流れ込んでいる百々向川(すずむきがわ)をたどります。
すでにlotus62さんがこの記事この記事で書かれており、東京の河川さんのサイトでも紹介されていますが、(元)地元としての思い入れもありますので、私もご報告してみたいと思います。
とはいえ、長いことほったらかしていたので写真が古くなってしまいましたが。
もう2年以上も前!

訪問日:2009/7/12、2009/12/13

これが東武東上線の成増から川へ降りていく道。
相当なV字谷で、すでに見応えがあります。
しかし、この辺はかなり大規模に再開発されており、地形も大幅に変えられています。
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谷位置に降りて、下流方向に向かうと、こんな階段で川底に降りていきます。
こんな高低差があるわけありませんので、かなり盛り土されているようです。
つまり、前の写真で見たV字谷は、本当はもっとずっと深かった、ということになりますね。
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川跡に降りると、こんなハシゴ跡が。
微妙にまっすぐでないし、つかまれない造りになっています。
どういう経緯でこんな風になったか分かりませんが、何か面白い。
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その先は、また階段で上がります。
どうも道路があるごとに盛り土されているようなのですね。
ここまで地形が変えられている暗渠も少ないのではないでしょうか。
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登ったら、またこんなに降りていかなければなりません。
まあ、おかげで“谷底感”は十分に味わえることになりました。
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途中で見かけた面白ドア。
やや高い位置にあって、いくぶんトマソンしています。
ステップに側溝のコンクリートが積み重ねられていますが、危なくないのでしょうか。
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一般道を斜めに横切ります。
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またこんな階段を登ったあとは・・・
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すごい高さを下っていきます。
すごいなぁ。
ここが川跡とはね。
山の上じゃないですか。
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降りたあとは歩道として続きます。
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ここで歩道をやめています。
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車道と別れる地点は、もう階段が必要なほどの段差があります。
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あとは緑道として続き、この先で白子川の分流に合流します。
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ここに川名の表示がありました。
しかし、読み仮名が「ずずむきがわ」となっています。
「川の地図辞典」では「すずむきがわ」となっていますので、たぶんそちらが正しいのでしょう。
また、「すずめきがわ」の読み方もあるようです。
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次回は、スタート地点に戻り、上流を目指します。
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by ankyo-nekomatagi | 2012-02-14 18:17 | 新河岸川系 | Comments(8)  

川崎暗渠狂想曲【上菅生用水編】②

上菅生用水の2回目です。
訪問日:2010/12/19

本線を進むと、目に鮮やかな黄色の車止め。
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先に進みます。
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ここで広い道にぶつかります。
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道の向こうでは、細い道となって続くようです。
なお、この右側にももう一本それらしいルートがありましたので、そちらも後でたどります。
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細くてぞわぞわします。
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府中街道に出てしまいました。
府中街道の向こうは二ヶ領用水本線。
合流口みたいなものはありませんでした。
このルートはこれで終わりですね。
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先ほどの広い道に戻り、もう一本のルートを見ていきます。
こちらも細くて蛇行していますねえ。
しかも、よく見るとコンクリート蓋です!
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なお、この道に入る前に、振り返って広い道の手前を見ると、砂利道になっていました。
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奥の方にまだ続いているようにも見えます。
ちょっと先ははっきり分かりませんでした。
ここで分岐していたわけではなく、別々の水路がニアミスしていたようです。
もっと前の方で分水していたのでしょうか。
前回寄り道した水路の続きかも知れませんね。
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コンクリ蓋を先に進みます。
流麗なカーブを描いて進みます。
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これは橋跡!
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先の方は車が駐車してあります。
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ちょうどよいポイントなので、ここで右を見ると、奥は高台となっています。
平坦なところを進むというイメージの強い二ヶ領用水ですが、ここでは高地の近くを通っています。
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車、駐めちゃっていいんですかね。
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車の向こうは、植木が置かれてごちゃごちゃw
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ここへ出てきます。
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振り返ると、まだ先に続いています。
暗渠から上がるこの階段、ちょっと気になります。
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先に進むと、ここで階段を上がり、
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その先は、右から開渠がやってきていました。
ここへ合流するようです。
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これがその開渠。
山の方からわき出す湧水を流しているものと思われます。
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で、足元を見ると、これまでたどってきた暗渠の合流口がありません。
少しずれた位置にあるのでしょうか。
確認できませんでした。
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この流れは、すぐに二ヶ領用水に合流していきます。
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この開渠の流れもさかのぼってみたのですが、それはまた機会があれば、ということにします。
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by ankyo-nekomatagi | 2012-02-10 17:39 | 川崎市の暗渠 | Comments(0)  

川崎暗渠狂想曲【上菅生用水編】①

今回は、二ヶ領用水の上流で分水する上菅生用水をご紹介します。
訪問日:2010/11/21、2010/12/19

これが「二ヶ領用水環境マップ」の一部。
右下の方に、緑の点線で「上菅生用水」のルートが書いてあります。
緑の点線ということは、推定のコース、ということになりますが、現地ではそれらしいルートは見つけられましたよ。
なかなか楽しいルートでしたので、早速見ていきましょう。
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ここは、府中街道の脇、小田急線に近い川崎市多摩区枡形3-4。
いきなり細い開渠が始まっています。
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先へ進むと、開渠の上に遠慮なく建物が建っています。
何とも違和感のある光景。
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向こう側に回ってみると、防災器具置き場でした。
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その先は小田急線。
向ヶ丘遊園駅は左方向すぐです。
この階段を上がるほか線路を越える方法がないので、上がってみます。
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反対側に降りると、すぐに五反田川にぶつかります。
この五反田川は付け替えられた川のようですので、かつては上菅生用水はこの五反田川のルートを横切るような流路だったのでしょう。
なお、「上菅生用水」の読み方はよく分からないのですが、「かみすがおようすい」ですかね。
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これは五反田川が二ヶ領用水と合流するポイント。
なお、撮影位置のすぐ左は、五ヶ村堀が分水する地点です。
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五反田川の反対側に回ってみると、うーむ、このルートが怪しいか。
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突き当たりまで行くと、複雑怪奇な側溝が見られました。
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側溝の先を追いかけると、この倉庫の裏を通り、
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うわー、こんな見事なカーブを描いて進んでいきます。
美しい。
前衛アーチストが作ったかのようなフォルムに見惚れてしまいます。
これを見ただけで、もうここへ来た甲斐があったというものです。
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先へ進むと、ポテンとした車止め。
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ぐにゃぐにゃに蛇行しながら進みます。
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この車止めの右側で、
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分岐するルート。
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分岐ルートをしばらく行くと、こんな狭い所を曲がっています。
そして、この変な車止めの先の方は、
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おそらく湧水を流す側溝がやってきていました。
この奥は急な崖で高台になっていくという地形なんです。
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本流に戻ります。
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この位置でまた右に分岐があります。
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分岐というより合流か。
面白そうなので入ってみます。
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突き当たりました。
正面にもすき間がありますが、
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左方向にはこんな目の高さにあるコンクリ蓋暗渠!
すき間が開いているのでのぞき込んでみると、
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カラッカラでした。
b0206463_21274383.jpg


そして、右方向はというと、先の方が何だか面白いことになっています。
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こんなテキトーな階段で上がる仕組みになっています。
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上がって下りて反対側から。
こちらはU字溝をひっくり返しただけの階段。
面白い。
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先に進んでみると、今度はこんな変な階段!
面白いにもほどがある。
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ここから普通になってしまいます。
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いや、普通じゃないですね!
進み方が何かユーモラス。
b0206463_21121570.jpg

そして、ここを先に進むと、先ほどの1回目に分岐したルートにつながってしまいます!
先ほどは途中でやめてしまったのですが、こんな面白いことになっていたのですね。
危ない危ない。
危うく見落とすところでした。

次回は本線に戻って先に進みます。

今回のルートです。
赤が今回、青が次回です。


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by ankyo-nekomatagi | 2012-02-06 21:29 | 川崎市の暗渠 | Comments(2)  

九品仏川 等々力支流・長衛門ヶ窪をたどる②

訪問日:2012/1/15

長衛門ヶ窪をさかのぼります。
右の歩道部分が川跡でしょう。
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この交差点で歩道が途切れました。
正面方向は上り坂。
ここで見失ったのか、と一瞬思いましたが、写真まん中あたりに見慣れた感じの緑色のものが小さく見えます。
この緑色はアレなんじゃないか?
アレだといいなあ、と思いつつ近づくと、
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アレでした!
暗渠を隔離する柵!
たいてい緑色の柵なんですよね。これ。
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奥は開渠でした!
支柱の桟の間隔が普通より広いような気がします。
いずれにせよ、ここには入れないので回り込んでみます。
b0206463_18253714.jpg


左から回り込んできました。
この集合住宅の裏手を通っている気がします。
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やはりそうでした。
階段を登ったので、開渠はかなり下に見えています。
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足元で右折。
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奥まで続いています。
先の方は、途中から暗渠になっているようです。
分かりますか。
b0206463_1826357.jpg


写真を拡大してみました。
この位置から暗渠。
しかし、暗渠の出口はコンクリート板でふさがれています。
もう雨水路としての役割すら果たしていないのでしょうか。

この場所には入れないので、回り込んでみます。
b0206463_18264566.jpg


回り込んで、この先を右から出てくるはず。
うっすら谷地形になっているから間違いありませんね。
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これが続きでした。
のぞき込んでみると、
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ずいぶん深く掘り込んだ溝となっています。
というか、周りの土地をかさ上げして平らにしたのでしょう。
そして、これより上流には、もう痕跡は残っていません。
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さて、前回も紹介した示山橋さんのサイトでは、この近くに「長衛門ヶ窪」の石碑が建っている、ということなのですが、当日は全く気がつきませんでした。
今回もずいぶん大事なものを見逃しちゃいました・・・。
あると事前に分かっていれば、徹底的に探したんですけどねえ。
しかし、最後にこんな立派な開渠に出会え、満足感は大です。

さて、念のためもう少し上流方向に回り込んでみると、そこは目黒通り。
この交差点のところがうっすら凹んでおり、まだ谷地形が続いています。
写真左方向が先ほどの場所で、上流は右方向。
写真正面方向に向かうと、前回の「等々力支流」の上流端です。
b0206463_18273749.jpg


交差点を右に曲がると、緩い上り坂が続いています。
右の歩道の上に見える緑色の看板は、墓石屋さんの看板。
この看板を裏から見てみると、
b0206463_18275387.jpg


「ぼち墓地考えませんか」。
うまいこと言います。
そして、この看板の足元、歩道のすぐ脇に、
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これがありました!
「神流川」の石碑!!
いやいや、これは何かおかしい。
こんな立派な石碑がこの川に設置されているなんてありえないでしょ。
と当日は思っていたのですが、先ほど書いた通り、もっと立派な石碑がすでにあったようなので、全く的外れな判断をしていました。

いずれにせよ、「長衛門ヶ窪」の石碑がある以上、この川名が付けられていたとは思えません。
指で押してみるとぐらぐらして固定されていません。
どこか別の場所から持って来られたのでしょうね。
しかし、川跡脇でこんなもの見つけるとびっくりしちゃいますよ。
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さて、下の写真は次の交差点で少し左に入って振り返って撮ったもの。
まだかすかに谷地形が続いています。
左が上流方向。
地形は続いても、痕跡は何もありませんでした。

ただ、写真背後の方向に少し進むと、以前このページでご紹介した谷沢川の「満願寺支流」の深い谷が待っています。
そして、逆に写真正面方向に少し進むと、
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先の方がペコンと凹んでいます!
別の谷がすぐ近くに存在していました。
この谷の正体は・・・
b0206463_18283983.jpg


これです。
九品仏川本流の上流端です。
こちらは示山橋さんリバーサイドさんが紹介されています。
こんなに開渠がいくつも見られて、この日は実り多き一日でした。
b0206463_18285219.jpg


この開渠の先端を逆方向から撮ったところ。
コンクリートで完全にふさがれています。
まさに「上流端」の名にふさわしい始まり方ですね。
b0206463_182912.jpg


さて、等々力支流と長衛門ヶ窪の合流地点に戻り、下流へ進みます。
この歩道が川跡でしょう。
あとは大したことは起こりません。
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ここでは、右が空き地になっているので、谷地形がよく分かる眺めとなっております。
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最後に遊歩道にぶつかって終了です。
ここは、リバーサイドさんが尾山台支流として紹介されているルート。
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終始ハラハラドキドキの探索となり、満足感の大きな暗渠でしたね。
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by ankyo-nekomatagi | 2012-02-03 18:47 | その他東京の暗渠 | Comments(0)  

九品仏川 等々力支流・長衛門ヶ窪をたどる①

前回ご報告した自由が丘の支流を探索した日、この周辺もいろいろと歩いてみました。
その中で、印象に残ったこの暗渠をご紹介します。
なお、この支流は、示山橋さんが、このページで紹介されています。
現地を歩いてみて、示山橋さんのこのあたりの暗渠の網羅ぶりもすごいと思いましたね。

訪問日:2012/1/15

ここは等々力4-24。
裏道が行き止まりになっている場所があります。
奥は一段高い駐車場になっており、その向こうは目黒通り。
直感的にここが上流端かと思われました。
目黒通りはだいたい尾根を通っていると聞いていますし。
b0206463_1862919.jpg


振り向くと、細い砂利道の下り坂が続いています。
ここを下って行こうと思いますが、その前に、念のためもうちょっと上流を探索してみました。
b0206463_186384.jpg


目黒通りまで出て、先ほどの場所を見てみました。
手前の駐車場より向こうがガクンと低いのが分かります。
b0206463_1864866.jpg


先ほどの位置から後ずさりしてみました。
ウソです。
ここは渡れません。
近くの交差点を通って目黒通りを渡り、先ほどの方向を見てみました。
ここで振り返ると・・・
b0206463_1865821.jpg


細い抜け道が続いていてちょっと怪しい。
ここに入ってもいいのですが、ちょっと遠慮して右から回り込んでみました。
b0206463_187958.jpg


・・・という展開で説明を進める予定だったのですが、あとで上の写真をよく見てみると、手前がコンクリ蓋のようなのでした!
仰天!
下の写真が拡大図。
コンクリ蓋ですよねえ、これ。
ちょっとはっきりしませんか。
またもう一回行ってよく確認してこなければいけなくなりました・・・。
b0206463_1872178.jpg


で、回り込んだ結果は、道がちょっと凹んでいました!
かすかな谷地形がまだ続いています。
このコースで間違いないと分かり、当日はちょっとした発見ができたと興奮していたのですが、コンクリ蓋らしきものを見逃していたとあっては・・・。

上流方向は写真右方向ですが、個人の敷地内のようにも見えます。
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しかし、奥に集合住宅があるので、入っても怒られることはなさそうです。
この左側の舗装が違うところが元の川筋でしょうね。
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奥まで行くと、ここで終わっていました。
一段高くなってますし、ここを上流端なのでしょう。
いや、しかし反対側には回ってみませんでした。
今度行った時に確認してこよう。
b0206463_1875296.jpg


さて、スタート地点に戻り、下流へ向かいます。
少し進むと、建物が暗渠に張り出したここの雰囲気が抜群です。
b0206463_188311.jpg


細道を抜けるとT字路となり、「ここから歩道」が始まっていました。
ここで直角に左に曲がるようです。
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振り向いて、今通って来た道を見ます。
かなりいい雰囲気。
b0206463_1882246.jpg


足元にはマンホールがあり、中で水音を立てていました。
b0206463_1883024.jpg


さて、歩道の続きはこんな感じ。
このガードレールも何ない歩道は、暗渠によくあるタイプ。
b0206463_1884137.jpg


ここで歩道は右に曲がっています。
正面方向も左折方向にも歩道はありません。
b0206463_188532.jpg


曲がった先はこう。
先の方で歩道が終わっています。
b0206463_189497.jpg


歩道が終わった地点で左折して、独立した暗渠が始まっていました。
b0206463_1891326.jpg


マンホールが多いですねえ。
b0206463_1892255.jpg


2車線の通りを越えていきます。
先の道が細いなあ。
ゾクゾクします。
b0206463_1893368.jpg


このT字路にぶつかり、またも「ここから歩道」が左方向に続いています。
正面は公園。
b0206463_1894196.jpg


曲がるところのこのコンクリートの構造物は、水路だった頃のままの素材に見えます。
これもいい。
なかなか見所が多くて良いですね。
b0206463_1895081.jpg


公園が終わったところで、うむ・・・?
歩道は右に曲がっていますが、正面の歩道も怪しい。
しかし、少し上り坂になっています。
つまり、奥から別の支流がやってきてここで合流し、右に流れていく、ということのようです。
正面方向の暗渠は、示山橋さんは「長衛門ヶ窪」と呼ばれていますので、当サイトもそれに従います。
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次回はこの「長衛門ヶ窪」をさかのぼり、そのあと、合流後のルートをたどります。

今回のルートです。
赤がここまでの「等々力支流」、青が「長衛門ヶ窪」です。


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by ankyo-nekomatagi | 2012-02-01 18:34 | その他東京の暗渠 | Comments(4)