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小柳川をたどる

今回は、北区赤羽の低地を流れていた小柳川をたどります。
訪問日:2012/8/29

現在、それらしい痕跡が残っているのはここからです。
地下鉄南北線「志茂駅」のすぐ近く、北本通りを背にして東に向かうこの道に入ります。
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右に曲がった後、すぐに左に曲がります。
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しばらく進むと、「志茂銀座商店街」を横切ります。
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交差地点で左を見たところ。
かつてはこの志茂銀座自体も水路だったらしいですが、今はほとんど痕跡がありません。
しかし、この交差点付近は妙に道幅が広くて怪しい感じがします。
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志茂銀座を過ぎて先へ進むと、道の両側にガードレールが登場。
実に怪しいですな。
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蛇行した感じもかなり怪しい。
そして、先に見える突き当たりが、
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何だかめっちゃ広い!
この不自然さはただごとではない気がします。
川跡はここで右に曲がります。
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右折した後はかなり開けて見通しがいい。
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そして、今右折した交差点を振り返ったところ。
広いですなあ。
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開けた場所の左側に立派な案内板がありました!
これは素晴らしい。
川跡が遊歩道になっている場合は、このくらいの案内板をよく見かけますが、何でもない川跡にこの案内板は珍しいでは。
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案内板のこの地図に従えば最後までたどれそうです。
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案内板には、こんなかつての写真も掲載してくれていて、至れり尽くせり。
ここでは1枚だけ紹介しておきましょう。
今では想像するのも難しいような光景です。
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川跡を先へ進むと、先の方は、ぐにゃぐにゃに蛇行しています。
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先の方がぐにゃぐにゃw
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ここで左に曲がった後は、
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まっすぐ隅田川の方向へ進みます。
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最後は、日本化薬の工場にぶつかって、これ以上たどれなくなりました。
ここは、先ほどの地図によれば、この工場の前は「小梛州橋」があった場所です。
この先もたどりたいのですが、隅田川のこちら側では、もう近づける所もありません。
残念ながらここまでにしておきましょう。
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途中の案内板が非常に好印象でした。
志茂駅を降りる機会があったらぜひ立ち寄ってみて下さい。
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by ankyo-nekomatagi | 2012-10-23 16:02 | その他東京の暗渠 | Comments(2)  

神田川 三鷹台支流(仮)をたどる②

三鷹台支流(仮)の2回目です。
訪問日:2012/3/4

ごっつい区間を抜けると、ちょっと分かりにくいのですがこの斜めの道に進むようです。
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この斜めの道。
細くていいですねえ。
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大きく右に曲がっていきます。
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なぜか下り坂に。
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車止めの先は歩道の部分につながるようです。
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これ。
これを進むと、
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階段で上の道に上がるところが!
この支流で二度目の階段です。
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もっと右のこの空き地のどこかを通っていたのかも知れません。
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道を越えるとこんなことになっていました。
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斜めに傾斜した空き地!
どんどんと意外な展開になっていきます。
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今のところを抜けると、一般道にぶつかっています。
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少し右ズレした位置から再開しています(写真左奥)。
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ここです。
リバーサイドさんはここを遠慮されたようですが、私は気にならなかったので、どんどん入っていってしまいました。
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この空堀な感じがいい。
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ちょっとプライベートっぽいところに出ました。
右方向に道は続いているので、引き返さずに通り抜けることができました。
これ以上先はなさそうなので、ここで終わりとしましょう。
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意外性のある暗渠で面白かったですね。

今回のルートです。


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by ankyo-nekomatagi | 2012-10-18 17:29 | その他東京の暗渠 | Comments(0)  

神田川 三鷹台支流(仮)をたどる①

今回は、神田川の支流をたどります。
すでにリバーサイドさんがこちらでご報告されているところですが、面白かったので私もご報告してみることにしました。
訪問日:2012/3/4

私は合流地点からさかのぼったのですが、肝心の合流口を見つけられませんでしたw
この塞がっているのがそれかと思っちゃいましたww
リバーサイドさんによると、別の合流口がちゃんとあるようです。
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公園内のこの道が川跡と思われます。
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公園を出たところから車止めの道が始まっています。
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ここで一般道にぶつかったように見えます。
斜め置きの車止めがちょっと面白い。
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左の奥から再開しているようです。
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また暗渠らしい道が始まっています。
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ここには「井の頭ポンプ場」がありました。
現役で働いているのでしょうか。
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暗渠らしい道ですが、路面は整備されています。
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しばらく進むと、先に見えてきたのは・・・
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階段!
この階段の下が元のルートで間違いないようです。
川跡がなぜ階段になってしまったのでしょうか。
謎です。
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階段を登ったあとは、公園を回っていきます。
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先の方に車止めが見えてきました。
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車止めのすぐ先からカクカクと蛇行する道が始まっています。
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カクカクと。
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そしてここへ出ました。
何だかごっつい壁面が目立つ暗渠道です。
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壁面にへばり付く葉っぱも面白い。
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わずかな区間で終わってしまうのですが、印象が強烈です。
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次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2012-10-15 17:16 | その他東京の暗渠 | Comments(2)  

白鳥の高射砲陣地の痕跡を見に行く

専ら暗渠ばっかりを扱っているこのブログですが、今回は趣向を変えて、葛飾区白鳥に残る軍事遺跡を探してきました。
お目当ては、書籍『東京の「痕跡」』(同文舘出版、遠藤ユウキ著)の106~107ページに書いてある「高射砲陣地」です。
この本に刺激されて、行ってみました。

なお、「高射砲」とは陸軍の対空火器(つまり地上から航空機を打ち落とす大砲ですね)で、太平洋戦争の時に多数設置されました。
画像検索すればいくらでも出てくるので、イメージできない方は確認していただきたいと思います。

訪問日:2012/8/4

下の画像は、国土地理院の国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システムの昭和24年の航空写真。
現在の住所は、東京都葛飾区白鳥。
当時は「青砥高射砲陣地」と呼ばれていたようです。
ここに、半円形に配置された高射砲陣地が見えます。
分かりますか。
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分かりやすいように印を付けてみました。
きれいに半円形に6基ずつ、計18基が設置されています。
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これは現在のMapionの同じ場所の地図。
縮尺を合わせるため、少し縮小しています。
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印を重ねてみました。
当時は畑や空き地の中にあったものが、今では住宅街の中にあります。
これらを1個ずつ探索していくわけですが、マンションなど私有地の中に位置するものは、確認のしようがありません。
いえ、正式に取材を申し込めば確認できるのかも知れませんが、ワタクシそこまで根性がありませんので、表から見えるものだけを探してみました。
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最初はこれ。
上記書籍『東京の「痕跡」』にも掲載されている、駐車場内の痕跡です。
何ともくっきりした痕跡ですね。
なお、奥に見える青い建物が、その隣の高射砲の位置。
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上の駐車場内高射砲の位置です。
赤い矢印のところ。
青い建物はその1つ上です。
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ちなみに、青い建物に来てみると、土台のコンクリートがやけに気になるのですが、どうなんでしょうか。
新しいコンクリートに見えますので、関係ないかも知れません。
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次に見つけたのはこれ。
この集合住宅の奥に、
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こんなのがありました!
丸いコンクリート。
これは当時の痕跡に間違いないでしょう。
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ちゃんと奥まで丸くなっています。
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左の方は、隣の建物の一部になってしまっているようです。
集合住宅の奥にこんなのがひっそりと隠れてましたよ!
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今の痕跡はこの矢印の位置。
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次は、これも『東京の「痕跡」』に掲載されている物件。
上の物件の隣の位置です。
道路に面しているから見つけやすいのですが、丸い陣地が切り取られて断面が見えている、という状況です。
この建物の土台として使われています。
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これが今の物件の位置。
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次は、駐車場の中に残っている物件。
コンクリートではなく、アスファルトで覆われており、はっきりそれとは分かりにくいのですが、位置的には間違いありません。
しかも、丸い取り付け部材の跡のようなものも見えます。
他のサイトで、金属の部材が見えている写真を見ましたので、おそらくそれがアスファルトで埋められてしまったのでしょう。
例えばこちらのサイトです。
http://www.lococom.jp/article/view/13116717/
駐車するには邪魔な存在ですから、仕方ないのかも知れませんね。
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反対側から撮ってみました。
手前に四角いプレート状のコンクリートが見えていて気になります。
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今の物件の位置です。
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次の物件は私有地内を遠巻きから眺めなければいけません。
奥の軒下あたりのコンクリートがちょっと不自然に見えます。
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上の写真を拡大。
コンクリートの土台となっており、丸みを帯びているようにも見えます。
中に入れればもっとちゃんと確認できるんでしょうが、それは今回は無理です。
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この物件の位置はここ。
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次は、ちょっとはっきりしない物件。
マンションの建物の真下に位置しているので、確認することはできないと思っていましたが、すき間から床下をのぞき込むことができる場所があり、こんな風になっていました。
やはりはっきりとは見えませんが、丸いコンクリートの土台のようなものが見えませんか?
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上の物件の位置はここ。
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そして、最後の物件がこれです。
この一般の民家の土台が実に怪しい!
このあたりではそろそろ“丸いコンクリート”に敏感になってきていました。
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しかし、この物件の位置がちょっとはずれているんです。
下の6基の高射砲の位置ではなく、ちょうど“7個目”の位置になってしまうんですね。
おかしいなあ。
現地では間違いないと思えた物件なのですが。
謎です。
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事前の予想以上にたくさんの痕跡が見つかりました。
面白かったですねえ。
しかし、今回入れなかった敷地内にはまだ残っているものがある、と確信しています。
どなたか調べてもらえませんかww
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by ankyo-nekomatagi | 2012-10-04 17:54 | その他もろもろ | Comments(2)  

矢上川源流域をたどる⑤

矢上川源流域の最終回です。
訪問日:2012/3/25、2012/4/1

さて、本流のこの細いコンクリート蓋ですが、
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ここから何だかなくなっちゃいます。
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今の道を右にそれるこの道も川筋だったみたいで、
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しばらく進むとコンクリート蓋が現れます。
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このあたりでも左からと正面からの流れが合流していたみたいですが、現在は正面の流れしか追えません。
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正面方向に進むと、あの金網の内側が怪しい。
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開渠になっていました!
まだまだ行けそう。
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ここから暗渠に。
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すぐまた道からはずれていくようです。
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コンクリ蓋が奥へ。
回り込んでみます。
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こんな風に続いていました。
崖の脇を通っているんですねえ。
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ここで少し広い道に出ます。
で、初回訪問時はここをまっすぐ方向に進んでしまったのですが、あとで調べてみると、この道を右へ進んだところにある公園が矢上川の源流と言われているようです。
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これは後日の訪問。
夕方で薄暗いのですがw
左奥の公園が目的地。
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「宮前美しの森調整池」。
ちょっと地形的にここが水源とは思えなかったのですが、地形は変えられているかも知れませんね。
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公園に入り、下りていくと池があります。
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池に流れ込む流れを追ってみると、
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これが水源か?!
水道水にしか見えませんし、元々の水源とはもうかなり状況が変わってきているのではないでしょうか。
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で、広い道に戻り、交差点を横切って先を探してみると、こんなへこんだ川跡のようなスペースが!
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足元を見たところ。
今はこの下を流れているようです。
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もう一本道を越えると、またへこみがあり、
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水が流れています!
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ここは急流になっていて、
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こんな急坂を下りてきています。
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で、その先は私有地で入れません。
そのさらに先は東名高速。
東名高速の反対側まで回り込んで探してみましたが、やはり何も見つけることはできませんでした。
個人的には、ここを源流としたいところです。
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矢上川の源流をあちこちご紹介しましたが、どれも変化に富んで面白かったですね。


今回のルートです。
色は適当に変えてみました。


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by ankyo-nekomatagi | 2012-10-01 21:08 | 川崎市の暗渠 | Comments(10)