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国分川・じゅん菜池支流(仮)をたどる②

じゅん菜池支流(仮)の2回目です。
「じゅん菜池緑地」を出たところから再開します。
訪問日:2012/12/24、2012/12/31

これはGoogleEarthの地形陰影図。
写真右下の方に「じゅん菜池」が見えますが、その上流は左上方向と右上方向に分かれています。
まず右上方向の支流の方向をたどってみます。
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残念なことに右上方向にはそれらしい痕跡はありません。
しかし、陰影図の通り谷地形はくっきりとしており、
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谷の右側にこんな階段を見つけることができました!
手すりもなくて素朴。
いいですねえ。
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階段の先は舗装もしていないスロープです。
階段マニアにはたまらない。
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で、谷の先を進むと、全然川っぽくはなくて、
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ただただ急坂が続く。
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最後はさらに急になって、一気に高台の上に出て終わりとなります。
上る時も大変ですが、降りるのはもっと怖いというほどの急坂です。
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で、最初の陰影図で、右上方向に続く谷は、さらに左上方向にも支谷が突き出ていました。
そちらをたどってみます。
先ほどはこの右の道を進んだのですが、今度は左方向に進みます。
「この先行き止まり」と書いてありますが、これでめげていたら水路跡は見つけることはできません。
かまわず突き進みます。
すると・・・
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うわ、出ました!
柵があって入れませんが、間違いなく川跡です!
ありましたねえ。
左側はもう崖上で「式場病院」の敷地内です。
右側に、川跡に沿った道がありますので、そちらからアプローチしてみます。
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これは、途中の駐車場から撮った下流方向。
空堀状態の川跡。
こんなのが残っていましたよ。
素晴らしい。
周りは住宅地なので、普通はつぶされてしまうところでしょう。
何かの拍子に残されてしまったのですね。
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上流方向を見ると、まだまだ続いています。
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さらに先に進んだこの駐車場の向こうにありそうです。
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ありましたありました。
ちょっと凹みがうっすらしているようですが、土がかぶさってしまったのでしょうかね。
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上流方向を見ると、コンクリートの塀で止まっているようにも見えます。
一応痕跡としてはあそこで終わりなのでしょうが、一応さらに上流に回り込んでみると、
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谷地形はここまで続いていました。
かつてはこの辺りが源流だったのでしょうが、今は地形だけが残されています。
いやー、面白いものを見つけることができました。
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また「じゅん菜池緑地」の出口に戻り、もう一方の谷地形を追います。
そちらが本流でしょうから。

えーと、この先に見える道が谷位置だと思うのですが、立ち入り禁止になっています。
左から回り込んでみますと、
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おっとー、ガードレールに守られたコンクリート蓋暗渠が登場!
ひどく唐突な登場の仕方で、驚いてしまいます。
しかも、奥に見える白いガードレールまでしかないんです。
本当にここだけ。
よくぞこんなものが残っていたものです。
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金網の部分があったのでのぞいてみると、さらさらと水が流れています。
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このガードレールから先はちょっと不明瞭になり、
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その先は、たぶん崖脇のこの道を通っていくのかなあ。
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おっと、その先に細い道が続いていました!
これっぽい。
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何だかそれっぽいですよ!
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崖脇の道はいいですよね。
しかし、写真に見えるこの先の角でよく分からなくなってしまいます。
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一本右の道をもう少したどってみると、急坂を上って広い通り「松戸街道」に出ます。
この坂の上がり具合が、何となく「これで終わり」感をただよわせており、一瞬ここでやめそうになりましたが、手持ちの地形図を見ると、松戸街道沿いにまだ浅い谷が延々と続いているではありませんか。
まだ何かあるかも知れません。
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次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2013-03-26 18:25 | その他地区の暗渠 | Comments(0)  

国分川・じゅん菜池支流(仮)をたどる①

今回は、千葉県市川市を流れる国分川(こくぶんがわ)の支流をたどります。
今のところ支流名が全く分からないのですが、途中に「じゅん菜池」がありますので、「じゅん菜池支流(仮)」としておきましょう。
訪問日:2012/12/24、2012/12/31

さて、じゅん菜池が途中に存在するこの支流ですが、実は合流口もよく分かっていませんw
どこかで国分川に注いでいるはずですが、これが合流口として一番大きかったので、たぶんこれじゃないかな、と。
相変わらずテキトーですみませんww
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さて、水門の先は、こんな風に普通の道で、早速不安になりますが、
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すぐに道路の右側にコンクリート蓋暗渠が出ていました。
出だしは好調です。
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先ほどの場所には入れないのですが、駐車場から近づける場所がありました。
奥が下流方向。
ここは開渠になっており、水もそこそこ流れています。
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さて、さらに回り込むと、ここに出てきていました。
奥が下流方向。
草の生えっぷりがすごいですが、奥は開渠です。
で、ここで振り向くと・・・
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工事用の塀に遮られてしまいました。
何とここは外環の工事現場。
この支流をぶった切る形で外環が開通しようとしています。
好調かと思いきやたちまち前途多難です。
しかし、塀のアクリル板からのぞいてみると、
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蓋をされた通路のような区間になっています。
脇の看板には「埋設管注意」とあり、この下が川の続きのように思われます。
しかし、外環が開通したら、ここはどうなってしまうのでしょうか。
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さて、ぐるっと大回りをして外環を越え、続きはないか探してみると、続きらしきものを見つけることができました。
奥が下流方向。
鉄板暗渠です。
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振り向くと、真っ白なコンクリート蓋暗渠となっており、その先は、
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かなり幅が細くなってしまいましたが、蓋暗渠。
そしてその先は開渠のようです。
ここは入れませんので、また回り込まねば。
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反対側から回り込んでみると、空き地の先から続いています。
奥が下流方向。
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振り向くと、側溝のような感じに続いており、
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このやや広い道で、あとは行方不明となってしまいます。
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そして、かなり左にずれた位置から、あからさまな水路跡が始まっていました。
「平川用水路」と書いてあります。
この上流は深い谷地形となっていますので、もともと川は存在したはずですが、この用水路が掘られた経緯はまだ調べてなくて分かりません。
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水路跡沿いには銭湯。
「石乃湯」。
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水路跡は、今は歩道となっています。
歩道が必要なほど車通りはありませんので、“水路跡感”は強く感じますねえ。
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歩道が途切れたところで車止め登場。
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このあたりでニャンコを発見。
私に何か話しかけています。
「おい、そこの君!」
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「オレはこの暗渠の主だニャ!」
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さて、先に進むと、また車止めで、普通の道になってしまいました。
厳密にはここからどうさかのぼるのか分かりませんが、一応正面の道をたどってみましょう。
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ずーっと進むと、また車止めが出てきました。
これで間違いないようです。
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途中割愛して、どんどんと行くと、こんな階段を登ります。
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上がったところは、こんな見事なV字谷になっていました。
一番低いところを、写真右(下流方向)から上がってきたところです。
でも、階段を登ったということは、この道路のために多少盛り土されているのでしょうね。
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道路を渡ると、そこは「じゅん菜池緑地」。
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これはGoogleEarthの地形陰影図。
真ん中の深い谷を右下からさかのぼってきました。
この谷を横切る道路を今渡ったところで、すぐに「じゅん菜池」にたどり着けるはずです。
それにしてもくっきりとした谷ですねえ。
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「じゅん菜池緑地」に入ると、でっかい灯籠がお出迎え。
高さ4メートルくらいはあります。
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これが「じゅん菜池」。
両脇が高く、深い谷であることが分かります。
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うひゃ、鴨多すぎw
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整備された池がしばらく続きますが、その後「自然環境ゾーン」になっていきます。
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うーむ、自然のままだ。
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さて、この後、「じゅん菜池緑地」を出た後も深い谷地形は続いていきます。
川の痕跡を見つけることができるでしょうか。
次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2013-03-21 19:23 | その他地区の暗渠 | Comments(6)  

恋ヶ窪用水をたどる②

恋ヶ窪用水の2回目です。
訪問日:2012/4/30

前回の道をしばらく進むと、急に道が狭くなっていました。
ここで見失いそうな感じを強く受けましたが、どうやらまっすぐ進んでいるようです。
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道路の右側が森のようになっています。
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金網の中をのぞき込むと、何と水が流れています。
リバーサイドさんのサイトによると、案内板があったそうなのですが、どうもワタクシ見逃したようです。
意識的に保存されている場所なのですね。
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先ほどの保存区間の先は、西武国分寺線の線路が横切っています。
そして、線路の先にも隔離された空間があります。
これが続きに間違いないと思ったのですが、リバーサイドさんのサイトによると、ちょっとルートが違うようです。
時代によってルートが違うのではないか、と推測していますが。
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さて、ちょっと迂回して線路の反対側に回り、線路越しに先ほどの開渠が見えた所を見てみると、柵が水路の所だけ下がっているのが分かります。
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そして振り返ると、いかにも水路跡な感じがぷんぷんするエリア。
ここは別に入ってもよさそうに見えましたが、一応回り込んでみました。
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草ぼうぼうでほったらかしの空間。
なかなかいいですねえ。
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さらに回り込んでみると、こんな橋の欄干が残っている所もありました。
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橋から上流方向を見たところ。
花畑状態。
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さらに回り込んでみると、ほったらかし状態の水路跡はここまで続いていました。
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振り返ってさらに上流方向を見ると、ごく普通の道で、しかもちょっと急な坂。
また見失いそうになりましたが、この道をまっすぐ進んでいくと・・・
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それらしい空間がまた続いていました。
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これが水路跡かどうか、全然確証はないのですが。
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さらにぐるっと回り込んでみると、コンビニの敷地脇のこの歩道が少しだけ広がっている箇所が怪しいと感じましたが、またまた確証はありません。
(写真奥が下流方向)
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右を向いたこの方向は、すでに国分寺村分水です。たぶん。
撮影位置足元のあたりから分水していたのではないか、というのが私の予想。
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前の写真に写っている交差点の先はこんな道が続いていて、暗渠に見えないこともありません。
さて、こっち方向はこれで終わりにして、姿見の池のあたりから別の流れが分かれていたようなので、そちらに戻って探索してみます。
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さて、これが姿見の池の、西武国分寺線側のへり。
草地に見えますが、池です。
この奥の高架の線路際から流れ出している川を見つけることができました。
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流れ出る現場には近づくことができませんでしたが、開渠が民家の裏手を通ってきています。
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こちらが下流方向。
道がないので追いにくい。
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空き地になっている場所がありました。
あの高架の手前の崖下を通っているはずです。
ちなみに、ここで振り返れば、前回たどったルートですから、ごく近くを併走していたのですね。
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道路と横切るところは橋みたいになっていました。
いつの間にか暗渠に。
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道路の反対側はやっぱり民家の裏手で私有地みたいになっていました。
またまた追いかけにくい。
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で、その先は、西武多摩湖線の下をくぐっていってしまうのか、とここでほぼ諦めかけました。
しかし、あれ?この空間は何?
いかにも暗渠っぽい!
写真左が西武多摩湖線の高架です。
そして、この場所は前回のはじめの方で通った場所。
全然気づきませんでした。
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振り返ると、やはり空間が空いています。
そして、何やら大きなコンクリートの構造物が横たわっています。
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うーん、これは・・・。
橋の一部が残されたもの、と思いたいですが、よく分かりません。
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奥まで続いています。
奥でもう一本のルートと合流しているように見えなくもありません。
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最後までいい加減な感じでしたが、でも見所の多い、面白い暗渠でした。
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by ankyo-nekomatagi | 2013-03-15 20:14 | その他東京の暗渠 | Comments(4)  

恋ヶ窪用水をたどる①

さて、しばらく毛長川のシリーズをご報告してきましたので、そろそろ東京の暗渠を、と思うのですが、実はネタがほとんどありません。
ということで、少し古い話なのですが、国分寺周辺を歩いていて偶然に見つけた「恋ヶ窪用水」をご紹介します。
なお、この暗渠はリバーサイドさんがすでに報告されています。
訪問日:2012/4/30

これは国分寺駅の少し西にある野川の源流あたり。
右に見える森のような敷地は、日立中央研究所。
この敷地内が野川の源流です。
見事な谷地形になっていますねえ。
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で、今の谷を降りて登ってみると、その先にまた別の谷があったのですね。
これは何かと思って降りてみました。
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道路はここで西武国分寺線をくぐっています。
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で、ちょっと気になったのが、日立中央研究所の敷地のすぐ外側にあったこれ。
これは何かの暗渠が下を通っているのではないか?
と思ったのですが、本当のところは分かりません。
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さて、線路をくぐった先は、右側がこんな急な上り坂になっていました。
やはり結構深い谷です。
ん?
坂の手前の様子がちょっと怪しい。
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おお、やはり川跡らしきものがありました!
私の大好きな「ほったらかしタイプ」の川跡。
もっとも、この時点ではこの川跡の正体は分かっていませんでした。
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反対方向を向くと、やはり川跡らしきものが続いています。
奥で右に曲がっています。
興奮してきました。
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先ほどの場所には入りにくかったので、回り込んでみると、ここへ続いていました。
手前は道路なのですが、道路を横切るわけではなく・・・
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道路沿いに進んでいます。
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そして、少し先で道路から離れていきました。
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これは橋のようなものでしょうか。
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先ほどの場所は私有地内ですから当然入れないので、この道を先に進むと、何とまた道路に出てきており、しかも横切っていました!
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さっきの写真は少し分かりにくいので、別角度から。
道路の舗装の色が変わっていて、「川跡です」って顔をしています。
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奥の方は、未使用地として残っているんですねえ。
素晴らしい。
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振り返ってみると、道が続いており、その先は、
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「姿見の池」でした!
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説明板もありました。
「姿見の池は、かつて付近の湧水や恋ヶ窪用水が流れ込み、・・・」云々とあります。
ここで「恋ヶ窪用水」というこの流れの名前を知ったのでした。
この姿見の池、いったん昭和40年代に埋め立てられてしまったものを、平成10年度に再び池として復活させたもののようです。
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この池のある公園の縁にはせせらぎを模した流れも作られていますが、公園の端まで来ると、また説明板がありました。
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おお、恋ヶ窪用水の由来とともに、ルートが描かれています。
これはラッキー。
ここから先はこの地図を元にたどることができそうです。
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これがその地図。
あれ?
「現在地」より右側は、流路が2本書かれています。
1本見逃していたかも知れません。
そちらは後に探してみるとして、この用水跡の上流方向をたどっていきましょう。
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公園を出た道路の反対側に怪しげな車止めと歩道のスペースが。
この位置が恋ヶ窪用水の跡だと推定できます。
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もっとも、その先は全然川跡っぽくありません。
うまくたどれるか非常に不安になってきたところですが、次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2013-03-07 19:42 | その他東京の暗渠 | Comments(0)