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辰井川周辺の暗渠をたどる①

今回から、埼玉県川口市から草加市にかけて流れ、毛長川に注ぐ「辰井川(たついがわ)」を追いつつ、周辺の暗渠を探っていきます。
訪問日:2013/4/28

まず、辰井川については、埼玉県のホームページ草加市のホームページなどで概要を知ることができますが、水害対策のために開削された人工の河川です。
開削は1981年開始ということなので、割と最近ですね。
もともとあった小さな用水路「辰井堀(たついぼり)」をベースに、幅広い河川に仕立て上げられたものですが、辰井堀とは途中から流路が変わっています。

ここは川口市東本郷、首都高の真下にある歩道橋の上から見沼代用水を撮ったところ。
写真左奥から手前方向に流れています。
辰井堀はもともとこの写真の中央あたりで見沼代用水をくぐっていたようです。
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これは、昭和22年のgooの航空写真。
左下から右上へ一直線に流れているのが辰井堀です。
この交差地点からスタートしてみましょう。
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歩道橋を降りると、すぐに辰井堀のスタート地点が見つかりました。
写真背後の方向が見沼代用水、奥が辰井堀の下流方向です。
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スタート地点をのぞき込んでみると、わずかに水が流れ出ていました。
これから延々と続く長い旅のスタートです。
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先の方はコンクリート蓋が続いています。
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通りを越えるために階段で登ります。
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そしてこの先、「セキ薬局」の手前で何と三方向に分かれます。
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これが真ん中の辰井堀本流。
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左側に支流。
草加市の資料などを参考に推測すると、たぶん「前井堀」という水路だと思われます。
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右方向にも(写真右端)。
手前には橋の欄干のような遺稿が残っています。
名前も分からないこの右の水路跡をまずたどってみましょう。
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薬局を回り込むように曲がっていきます。
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先の方でまた左に曲がっているようです。
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そしてその先はこんな細い道!
さっそくいい雰囲気です。
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ここから歩道に。
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道路を渡って右に。
ガードレールを追えばいいので楽です。
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ここから左側の歩道。
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道路を渡って右側の歩道に。
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しかし、ここでパッタリと途絶えてしまいました。
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数十メートル先で、左方向に向かうコンクリート蓋を発見しました。
定かではないのですが、一応これを続きと見て追いかけます。
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おっと、別のコンクリート蓋の水路に合流しました!
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この先は、際限もなく枝分かれを繰り返してキリがないので、このルートはこれでやめておきます。
何しろ先は長いですからね!
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by ankyo-nekomatagi | 2013-07-30 18:22 | その他地区の暗渠 | Comments(0)  

六郷用水をたどる⑧

訪問日:2013/5/5

京急の反対側に来ました。
細い道を発見。
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奥まで行くと・・・
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何だかどうしようもない状況になっていました。
まあ、橋跡みたいなものはなさそうですね。
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先へ進みます。
この広い道は第一京浜。
正面に続きの道がありそうです。
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これですねえ。
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左に曲がったあとすぐ右に曲がり、
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「六郷小学校」の脇を通っていきます。
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案内碑を発見。
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小学校を過ぎると突き当たり。
右奥に見える建物は「六郷図書館」。
右折します。
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図書館の脇をすぐ左折。
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細い道になっていきます。
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ちょっと広めの道に出ました。
ここで左折。
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ここからはつつじの植栽が続きます。
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そして、曲がるところにはまたも案内碑。
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少し先には案内地図。
何かと親切です。
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何とも分かりやすい。
・・・あれ?
雑色駅周辺のルートがちょっと手元の地図と違います。
どうなっているのでしょうか。
いずれにせよ、この先でもうすぐ右折することになりそうです。
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ここで植栽が終わり、
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予告通り右折していました。
この柱みたいなものは何なんでしょうか。
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1ブロック進んだところで左折。
ここから歩道が始まっています。
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少し先へ進むと、右側の歩道が川っぽく造られています。
ゴールは間近。
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ここで「南六郷公園」に合流。
ここで右折して、あとは前々回ご紹介した通り、六郷水門に向かうことになります。
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今回のシリーズは決められた通りのルートを歩くという私らしくもないことをしてしまいました。
次回からはいつもの通りムチャクチャ歩きに戻りたいと思います。
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by ankyo-nekomatagi | 2013-07-23 19:41 | その他東京の暗渠 | Comments(0)  

六郷用水をたどる⑦

訪問日:2013/5/5

今回は、「大倉踏切」を渡らず、線路沿いに進みます。
少し先で線路を渡って右に曲がる、というルートのはずですが・・・
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お!
線路の向こうにトラス橋のような構造が残っています!
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反対側に回ってみました。
このプレハブの資材倉庫の向こうに、
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ありましたねえ。
トラス橋。
六郷用水の名残りとみて間違いないと思われます。
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さて、先に進むと、少しの間植え込みのある歩道が続きます。
写真左に案内柱が見えます。
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六郷用水中興の祖、田中丘隅について解説しています。
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植え込みの終わりにもう一つありました。
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植え込みが終わった先は、かなり分かりにくくなります。
左側の細い道、というかほぼ私有地を通るルートが水路跡と思われます。
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先ほどの場所には入れないので、回り込んでみると、ここらあたり。
何の痕跡もありません。
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振り向くと、普通の道。
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普通の道ですが、ちょっと左にかしいでいます。
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ここをカクカクと曲がります。
右から来て左に進みます。
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しばらく進むと、雑色駅前商店街にぶつかります。
ここを左折。
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すぐに雑色駅に続くアーケードが始まっていますが、そこを右折。
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何の痕跡もない商店街です。
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商店街を少し右にはずれたところに銭湯。
「隆の湯」。
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かなり先へ進み、商店街の終わりあたりのここを左折。
ここですよ。
たばこ屋さんの手前。
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ここ!
急に雰囲気のあるルートになりました。
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しばらく進むと突き当たりに。
京急の高架が上を通っています。
高架化の工事がまだ終わっていないようです。
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すき間からのぞき込んでみると、側溝のようなものは見えますが、はっきりした水路の痕跡はないようです。
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また回り込んでいく途中にまた銭湯。
「照の湯」。
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ここで京急の高架をくぐって回り込みます。
ちょっと前までここは踏切だったんですけどねえ。
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次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2013-07-16 18:59 | その他東京の暗渠 | Comments(0)  

六郷用水をたどる⑥

訪問日:2013/5/5

南堀を先に進みます。
車止めのある暗渠風の道が続きます。
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いい感じです。
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ここでふわっと一般道と合流。
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出て振り返ったところ。
奥まっていく感じが絶妙。
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この歩道のところが水路跡なのでしょう。
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子どもを泣かす。
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うわ、何だか変なところに出てきましたよ。
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何と、歩道が三段構えになっています!
どこ歩いたらいいか迷うじゃないですか。
いや、水路跡は、プレートがちらっと見えている一番左ですね。
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この交差点を越えると、歩道が右側になります。
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交差点の手前に、この案内板がありました。
この地図はかなり見やすいので参考になります。
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ここの交差点をさらにまっすぐ進むように見えますが、ここを右に曲がるのが正解のようです。
写真右端手前の歩道に小さいプレートが見えています。
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右へ曲がれのサインでした。
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しばらくまっすぐ進むと、作り込まれた遊歩道にぶつかりました。
ここを左に曲がればゴールは間近です。
そして、前回「大倉踏切」で分かれたもう一方のルートともここで合流しています(写真奥の方から来て合流)。
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六郷水門の案内碑。
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こんな感じできれいに整備されています。
「南六郷公園」。
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しばらく進んだこれが六郷水門。
水門の先は多摩川です。
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水門を間近で見ると、この文様が目につきます。
「ロ」が9個で「ろく」ですね。
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川の側から見た六郷水門。
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水門から多摩川まで少しの距離水路が続いていました。
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多摩川の下流方向に見えるのは「大師橋」。
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次回は、「大倉踏切」で分かれたもう一方のルートをたどります。
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by ankyo-nekomatagi | 2013-07-09 18:03 | その他東京の暗渠 | Comments(0)  

六郷用水をたどる⑤

六郷用水の5回目です。
訪問日:2013/5/5

電車区を過ぎ、交番を右に回り込むこのルートが南堀。
全然それらしくありません。
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ここでJRの線路を越えますが、線路の手前で左方向にも分水しており、そちらは後に追いかけます。
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この踏切の名前。
「大倉踏切」。
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線路を越えると、次の十字路を左へ。
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次の十字路で、先ほど分かれた分水と交差します。
左奥から右手前に流れてきていたはずです。
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左方向を見たところ。
植栽があって、水路跡っぽい雰囲気。
奥に見えるプレハブの倉庫の向こうはもうJRの線路です。
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さて、先に進んだこの十字路を右へ。
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本当に痕跡がなくて退屈してしまいますが、この交差点の右奥にある公園に案内碑が建っています。
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「江戸中期の農政家」。
六郷用水の中興の祖と呼ばれる田中丘隅(たなか きゅうぐ)のことが書いてあります。
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しばらく進むと、左手に見えてきた「蒲田温泉」。
“水路沿いに銭湯あり”のことわざ(?)の通り、六郷用水のすぐ脇にありました。
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こんな目立つ看板を掲げていますよ。
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ボイラーで湧かしているところも通りから丸見えでしたw
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さて、蒲田温泉を過ぎるとすぐに京急の線路にぶつかります。
この辺りもすでに高架になっていますが、まだ工事は残っているようです。
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回り込んで線路の向こう側に行ってみると、案内碑が建っていました。
奥まで行ってみると、
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世田谷の川探検隊さんのサイトによると、この場所に「線路の東側に残された、簡単に蓋をされただけの水路の遺構」というのがあったはずですが、高架化の工事とともになくなった模様です。
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先へ進みますと、第一京浜を越えた向こうに続いています。
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この歩道部分でしょうか。
道も蛇行しています。
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また案内碑を見つけました。
これは反対向きに撮ったところ。
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その先は細い道となり、
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一瞬一般道と併走し、すぐに分かれていきます。
ここはやけに広い印象。
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暗渠っぽさが漂ってきました。
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十字路を越えてさらに進みますが、この十字路を右に曲がるとすぐに名物の場所にぶつかります。
暗渠とは関係ありませんが。
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これです。
「七辻交差点」。
七差路です。
信号がないことがポイントが高いようです。
せっかくなので「七方向ショット」をご覧いただきましょうか。
写真左の方に見える案内柱と赤いポストを目印にして下さい。
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2方向目。
案内柱には「日本一ゆずり合いモデル交差点」とあります。
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3方向目。
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4方向目。
ちょっと引きすぎて案内柱が見えにくくなってしまいました。
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5方向目。
ポストが近づいてきました。
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6方向目。
案内柱の裏にいろいろ書いてあるのが見えます。
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最後の7方向目。
この交差点に立つと、どっちに向かっていいか分からなくなります。
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案内柱の裏面。
「七辻の由来」。
この説明の最後に書かれている「やさしさと思いやりのある心は受け継がれ、この地に事故はない」との文面に自信を感じました。
しかし、もし事故が起きたらこの文面は書き換えるのでしょうか。
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七辻の説明に時間を取られすぎました。
次回は南堀を先に進みます。
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by ankyo-nekomatagi | 2013-07-02 18:49 | その他東京の暗渠 | Comments(2)