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藤右衛門川支流・赤堀排水路をたどる②

赤堀排水路の2回目にして最終回です。
訪問日:2014/1/1

JR武蔵野線を越えると、きれいな舗装路になっていました。
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これがかなり長く続きます。
現地を歩いていると気づきにくいのですが、この遊歩道のどこかで右から支流の谷が合流します。
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これはGoogleEarthの地形陰影図。
赤い矢印の谷がどこかで合流します。
どこで合流しているのかは全く分かりません。
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この「中央公園」の所がぐっと盛り上がっていて、その手前を通っているはずですが。
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公園の東側に出てみると、くっきりとした谷地形を確認できますが、谷底に川の痕跡は見つかりません。
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さらに迂回してみると、この住宅街にも谷地形。
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この広い道路、東浦和駅の脇を通る「大間木蕨線」にも谷地形が現れていますが、最後まで川跡は見つかりませんでした。
赤堀排水路の本流に戻りましょう。
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遊歩道をあくまでまっすぐ進むと、この「尾間木小学校」にぶつかります。
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遊歩道自体は右に曲がっています。
正面の建物は「尾間木中学校」。
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しかし、谷自体は左方向にも続いています。
この辺りで2つの流れが合流していたと思われますが、こちらの流れはほとんど痕跡なしです。
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「尾間木小学校」の端まで行って右方向を見ると、小学校の位置が高く、左側もゆるやかに高いので、谷地形が続いていることが分かります。
こちらの支流はここまでとしておきましょう。
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本流は、「尾間木中学校」の敷地にぶつかりますが、本来はこの敷地内を進んでいたと思われます。
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左方向を見ると、坂が急すぎる気がします。
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坂を登り切って右を見ると、見事なV字谷。
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今登ってきた方向を振り返ると、こちらもスケールの大きな谷。
中学校の敷地を通っていることは間違いなさそうです。
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さて、谷底まで降りてみると、あからさまな遊歩道が始まっていました。
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しばらく進むと、おわ、先の方がペコンと凹んでいます!
この辺り、かなり地形が変えられているのか。
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凹んだところまで行ってみると、何とコンクリート蓋暗渠!
ようやく期待に応える物件に出会えました。
広大な空き地となっていますが、ちょっとここへ入っていくのは怒られそうな気がしてやめてしまいました。
雰囲気的にはこれから宅地開発が始まりそうな臭いがします。
入っておけばよかったかも知れません。
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手前の道をかなり迂回すると、谷の出口を見ることができましたが、ここも私有地っぽく、侵入を断念。
左奥に見える道が谷の続きとなります。
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その道まで行ってみました。
この道は、手元の昭文社の4年前の地図には載っていません。
できたばっかりの道。
郊外の暗渠は、大規模な開発でつぶされてしまうことが多く、あとは谷地形を追うしかなくなりました。
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今の道をしばらく進むと、これがありました。
「大間木水深調整池」。
この辺は「水深(みずぶか)」という地名なのですね。
かつては川底が深かったのでしょうか。
今ではこの池の底が深いという意味にとってしまいそうです。
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上流端に近い位置にもかかわらず、かなり広い調整池です。
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道を進むと、かなり急な坂になってきました。
この辺で谷が左右二股に分かれているようです。
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これはGoogleEarthの地形陰影図。
赤い矢印が現在地のあたりで、黄色い矢印の谷と水色の矢印の谷に分かれています。
左の水色の矢印の谷の方をもう少しだけたどってみます。
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いかにも造成中って感じの場所で、谷もかなりならされているようです。
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少し奥に行くと、写真奥の方がかなり凹んでいます。
停まっている車の上の部分しか見えません。
道路の位置が低いようです。
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別の道路に斜めにぶつかるこの位置が谷の上端。
最後までほとんど痕跡がありませんでした。
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途中一瞬だけいい雰囲気になったのですが、支流も少なく、ちょっと残念な川跡でしたね。
「藤右衛門川三兄弟」の末っ子はちょっと出来が悪かったようです。
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by ankyo-nekomatagi | 2014-08-26 12:00 | その他地区の暗渠 | Comments(0)  

藤右衛門川支流・赤堀排水路をたどる①

藤右衛門川(とうえもんがわ)の支流シリーズの最後は、「赤堀排水路(あかほりはいすいろ)」です。
訪問日:2014/1/1

例によってGoogleEarthの地形陰影図。
赤い矢印が赤堀排水路。
隣の谷中落(やなかおとし)、その隣の明花落(みょうばなおとし)と比べ、支流の谷が少なく、3支流の中では最も妙味に欠ける川跡ですが、ここでやめるのも半端ですので、ご紹介してみます。
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これが藤右衛門川への合流口。
水量はこのシリーズ1回目の明花落と同じくらい豊富です。
ここからさかのぼっていきましょう。
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普通の都市河川で何とも言えませんが。
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しばらく行くと、この川名を記した橋銘を発見。
「赤堀排水路」とあります。
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しばらく行ったところのこの橋は「七の橋(しちのはし)」。
ここから橋が「七」~「一」まで続きます。
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六~二を飛ばして、これが「一の橋」。
だからどうだと言われても何もお答えできませんが。
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「一の橋」の奥で斜め右に曲がります。
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ここでは交差点を斜めに横切る。
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ここでは直角に右に曲がります。
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そしてまた川名を見つけました。
「赤堀排水」。
なぜか「路」がありませんw
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しばらく行くと、ここで「見沼代用水西縁(みぬまだいようすい にしべり)」にぶつかります。
これまでにご紹介したほかの2支流と同じ展開。
下をくぐっていきます。
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ここがくぐる現場。
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さて、見沼代用水の反対側に出てみると、そろそろうっすらとした谷地形になってきました。
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ここが見沼代用水をくぐった場所の上流側。
こちら側だと全然分かりませんw
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上の写真の位置で回れ右をすると、ようやく暗渠らしき歩道が始まっていました。
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うーむ、橋跡。
だんだん盛り上がってきました。
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ここで広い道を越えます。
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1ブロック先まで進むと公園。
「井沼方(いぬまかた)公園」。
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公園内では開渠復活。
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公園から下流へもぐっていく場所がこれ。
芥止めでゴミを回収しています。
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公園内には「大間木調整池」がありました。
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公園を終わると、また暗渠になっていきます。
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JR武蔵野線をくぐるこの地点から暗渠になっていきます。
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次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2014-08-19 12:00 | その他地区の暗渠 | Comments(2)  

藤右衛門川支流・谷中落(やなかおとし)をたどる⑤

谷中落の最終回です。
訪問日:2014/1/1

前回の途中、橋の下で合流していたこの支流、いえ前回たどったルートより長いので「本流」の方を今回は追いかけてみます。
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この道路の下を通っていると思われます。
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道を少し進むと広い道に出ました。
この道のどこかを通っている気がしますが、全然分かりませんw
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しかし、地形図を見ると、すぐ左にそれる支谷があります。
ここを進んでみましょう。
突き当たりはすぐにさいたま市立中尾小学校。
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うぉう!
この歩道は何だかすごく盛り上がっています!
時々転倒して病院に運び込まれる人がいるに違いありません。
この不自然さは、ここが暗渠であることを示唆しているとつい思ってしまいます。
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さて、ここがさいたま市立中尾小の敷地。
ここから歩道が始まっていますが、これが続きなのでしょうか。
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ところで、今の谷はGoogleEarthの地形陰影図で見るとここ。
学校敷地につき真っ平らにされていますが。
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さて、歩道は小学校を取り巻くように続いていきます。
いえ、ここが本当に暗渠かどうかは全然分からないのですが。
敷地のど真ん中を通っているのかも知れませんし。
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学校周りの歩道をずんずん行くと、ここで途切れています。
おっと、奥がうっすら凹んでいます。
あそこへ行くと何かありそうです。
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行ってみたら、ありました!
細い開渠。
やっぱり「谷底には川跡あり」ですね。
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さて、今の開渠の先はすぐ高台になってしまいます。
高台の上から開渠の続きを臨みます。
写真の中央に見えていますね。
ここまで追えれば十分でしょう。
本流に戻ります。
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広い通りを延々と進むと、ようやく痕跡が現れました。
道路の左側。
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というか開渠です。
細いながらもこの広い谷を形成した川の名残りです。
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これは向きを変えてこの川がもぐっていくところを撮影。
一般の人は、これがどこにつながっていくのか、知らないのでしょうね。
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その先、上流方向は微妙に道路と合わずに進みます。
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ここでまたもぐっていく。
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あ、また出てきた。
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微妙に蛇行するため、こんな「ヘタ地」ができてしまっています。
この敷地は使いようがないですね。
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奥に立体交差の交差点が見えてきました。
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ここは橋。
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交差点の手前でもぐっていきます。
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交差点を越えて広い道を進んでいくと、谷が道路のかなり左側に移っていました。
写真右に見えるのはスーパー「いなげや」の建物。
あの近くに行ってみましょう。
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ああ、ありました!
「いなげや」の裏を通る暗渠。
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まっすぐでいいはずの道がぐにゃぐにゃに蛇行しています。
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少し進むと、左手に遊水池がありました。
紛れもなき暗渠サイン。
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遊水池の向こうは、こんな普通の道になってしまいました。
ここから先、しばらく正確な位置が分からなくなります。
「いなげや」の建物の下を通っている可能性もありそう。
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しょうがなくぐるっと回り込んで広い通りに戻ってくると、この谷地形。
写真奥の右側が「いなげや」です。
この道路を谷は斜めに横切っています(左が上流方向)。
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道路を横切って上流側に行ってみると、こんなきれいな道になっていました。
確かにこの道が谷底の位置にあたるのですが、全然川っぽくない...。
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しばらく先に進んで左に曲がり、谷地形を眺めたところ。
谷は浅くはなってきていますが、宅地開発で川の痕跡は失われてしまったようです。
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諦め気分で、とにかく谷が終わるところまで行ってみようと思って歩いていくと、何とありました!
緑の金網の奥に開渠!
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ここはもう本当に谷頭に近い場所。
この状況ではあるはずがないと思っていたところに、これだけはっきりした川の痕跡、というより川そのものが残っていたのには驚きました。
ここまでたどってきたかいがあったというものです。
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先ほどの開渠の反対側の道路に回り込んで下流方向を見てみました。
あの緑の金網のあたりからスタートしているようです。
源流までたどれたので満足です。
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ちなみに、これが現地のGoogleEarthの地形陰影図。
図の真ん中上方、「12」と書いてあるところが上の写真の撮影位置です。
この川の突端までやってきました。
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終わりよければすべてよし。
満足感の大きい暗渠でした。
次回からは、この川筋の東隣の暗渠をたどります。
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by ankyo-nekomatagi | 2014-08-12 12:00 | その他地区の暗渠 | Comments(0)  

藤右衛門川支流・谷中落(やなかおとし)をたどる④

谷中落の4回目です。
訪問日:2013/11/23、2013/12/1、2014/1/1

谷中落の本流を進むと、ここで歩道が途切れてしまいました。
奥は公園になっています。
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公園の周辺をうろついて探してみると、何と左奥から開渠が始まっていました!
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どうやら道路脇の開渠として進むようです。
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この交差点でいったん途切れます。
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暗渠としてもぐっていく現場がこれ。
カーテンのようなもので仕切られています。
東京の呑川にもこんな場所がありましたね。
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そして、この続きは、1ブロック隣の交差点でした。
奥に緑の金網があるのが分かるでしょうか。
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そちらまで行ってみると、やはりカーテンのようなもので仕切られていました。
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で、またしばらく道路沿いに進むのですが、途中、橋の下で別の支流が合流していました。
こちらも後でたどってみることにして、とりあえずまっすぐ本流を進みます。
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これはGoogleEarthの地形陰影図。
赤い矢印が今の地点です。
ここより上流は2流路に分かれるのですが、この陰影図を見ると、何と脇から合流している流れの方が奥が深いじゃないですか。
実はそちらが本流で、まっすぐの方向が支流だったようです。
まっすぐ方向の支流は、水色の矢印の場所まで谷が続いています。
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これが脇から合流する本流の方向。
見るからに痕跡に乏しいですが、こちらは後日ご報告します。
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しばらく進むと、この位置で開渠が途切れました。
少し先に交差点が見えますが、
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その交差点のこの道がたぶん続きでしょう。
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しばらく痕跡の感じられない普通の道が続きますが、この国道463号線にぶつかると、やにわに痕跡が現れます。
これは国道463号線を少し東に行って、谷底を見たところ。
うっすらと凹んでいます。
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これがその続きです。
何とも見事にえぐれています。
深くて水が流れているかどうか確認できません。
幅がこんなに狭いのに、これだけ底が深い川も珍しいのではないでしょうか。
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ぐるっと回り込んでくると、普通の開渠になっていました。
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少量ながらも水は流れています。
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さいたま市立「東浦和中学校」の敷地の脇を通っていきます。
このあたりでは、近づけるポイントが少なくなってきました。
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また広い道から回り込みます。
もうほとんど谷頭なのですが、谷地形ははっきりと残っています。
写真左側が下流で、「東浦和中」の敷地がこの道に面しています。
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この広い道から、中学の敷地脇を流れてくる流路を見ることができました。
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足元を曲がって、
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広い道路と学校敷地の間を流れ、
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あれ、また曲がってしまいました。
この学校の敷地をぐるっと取り囲んで流れているようです。
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また手の届かない所へ行ってしまいました。
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またまた回り込んで、この中学の正門の所にスタート地点がありました。
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金網越しにのぞき込んだところ。
ここが確認できる最上流地点です。
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ただ、途中の地形陰影図で見ると、広い道路の反対側にも凹んだ場所があり、本当はそこが最上流だったのではないか、と勘ぐってしまいますが、その場所には水っけが全くありません。
まあ、中学横を上流端としておきましょう。
次回は、橋の下で合流していた本流をたどります。
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by ankyo-nekomatagi | 2014-08-05 12:00 | その他地区の暗渠 | Comments(2)