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横浜市 中山駅周辺の暗渠をたどる⑧

今回は、前回の「長坂谷」の隣の谷をたどります。
訪問日:2014/12/3

これは、その谷の上流部を西から見たところ。
くっきりとした谷地形になっています。
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もっと上流方向に進んでも、まだ谷地形が残っていました。
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一番上流の平らなところには、この「池ノ谷公園」がありました。
「池ノ谷」がこの谷の名前なのですね。
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ということで、今回の谷をGoogle earthの地形陰影図で。
赤い矢印が一枚目の写真、水色の矢印が二枚目の写真、黄色の矢印が三枚目の写真の位置です。
上流部は下流部とかなり谷の形が違い、上流部は谷地形は残っているものの、相当整地されているようです。
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ここが道をまっすぐたどれる最上流部。
しばらくこんな感じでまっすぐ進みます。
川の痕跡はもちろん皆無。
ここも宅地化される前は「四季の森公園」のような感じだったのかなあ、などと考えるようになってしまいました。
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ここで急な階段を降り、谷が深くなります。
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今の位置はここ。
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右側が急崖となりました。
そして、この右側の舗装の色が違うところが川跡のようです。
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途中から道の左側に移動。
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光の具合で分かりにくいのですが、ここでまた道路の右側に移動。
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ここから右側です。
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途中に「池ノ谷戸 子供の遊び場」がありました。
「池ノ谷」「池ノ谷戸」という表現は残されているようです。
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ここでまた道の右から左にサイドチェンジ。
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斜めに横切っているのがくっきり分かります。
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と思ったらまた右へ。
頻繁な位置変更が印象的です。
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この道の先で変わったことが起きていました。
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ぷっつり暗渠が途切れ、同時に左からコンクリート蓋がやってきています。
ここで2つの支流が合流したようです。
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これが合流してきた流れの上流方向。
おかしいな。
谷は1本しかなかったと思ったんですが。
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1枚のコンクリート蓋には「汚」のマーク。
「汚水」を流しているという印ですね。
でも、もともとは普通の川だったと思います。
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左に曲がっていきます。
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どんどん左へ。
どうも、今までたどってきた流れと平行になるようです。
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まっすぐ行ってまた左です。
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蛇行しています。
こちらの方が暗渠っぽいですね。
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ここで脇のお宅の敷地にニャンコを発見!
なぜか舌が出っぱなしw
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で、何でか分かりませんが、しきりにシャーシャーと怒っています。
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すごい怒ってます!
すぐ逃げる猫や、人なつこい猫はよく見ますが、こんな風に怒りまくる猫は初めて出会いました。
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しまいには怒り疲れて大人しくなってしまいましたw
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次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2015-07-28 12:00 | 横浜市の暗渠 | Comments(0)  

横浜市 中山駅周辺の暗渠をたどる⑦

前回まで、「四季の森公園」を構成する谷を一通り回りましたが、まだ続きがありました。
訪問日:2014/12/3

これは、中原街道の「寺山町交差点」あたりから南方向を見たところ。
道路が谷状に凹んでおり、川跡であることが分かります。
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一番低いところまで行ってみると、左側が下り坂になっているし、マンホールがいっぱい!
この中原街道のために、盛り土されたことは明らかです。
ここをさかのぼっていきます。
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これは例によってGoogle earthの地形陰影図。
現在地は赤い矢印のところ。
中原街道より西(左)側の谷はすでにたどったところですが、この東(右)側の谷の下流方向はどこへ続くのかなあ、と現地では思っていました。
中原街道の東側に続くのか、西側に続くのか。
中原街道のために地形が変えられ、地形陰影図だけではよく分からなくなっています。
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これは、前回も見た横浜市建設局都市計画課の昭和初期の中山周辺の地図
赤い矢印が現在地。
赤い点々がこのシリーズの第2回でたどった「四季の森公園」の東側の谷です。
水色の矢印の位置に川が書いてあり、中原街道を渡って、赤い点々の流れと合流しています。
水色の矢印の谷は、現在ほとんど痕跡がなく、赤い点々の谷をたどっている時も全然気がつきませんでした。
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先ほどの道を少し進むと、右側にガードレールが現れます。
ここが川跡かと思われます。
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そのガードレールもぷっつり途切れ、あとははっきりした痕跡はありません。
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先まで進むと、そこには「長坂谷排水処理施設」がありました。
川跡はなくても、この規模の谷なら、大雨の時にかなりの水が集まってくるはずですから、そのための施設なのでしょう。
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施設の向こうは、くっきりと「受けた地形」になっています。
まあ、この施設のために周辺は平らにされ、その分奥との段差が深くなったものと思われます。
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右側の高台に登り、この谷と排水処理施設を俯瞰してみました。
地形は立派なんですけどねえ。
暗渠者を満足させてくれる物件はほとんどありませんでした。
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ちょっと短いのですが、切りが悪いので今回はこれで終了。
次回から、このさらに東側の谷をたどります。
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by ankyo-nekomatagi | 2015-07-21 12:00 | 横浜市の暗渠 | Comments(2)  

横浜市 中山駅周辺の暗渠をたどる⑥

訪問日:2014/12/3、2014/12/9

前回、見失ったところの近くに、興味深い暗渠があったのでご紹介しましょう。
これは、前回たどったルートで、中山駅前の商店街を横切っていたところより少し西(左)にずれたところ。
なんか暗渠っぽい道が始まっていました。
前回の流れとどう関係があるのか全然分かりませんが、いい雰囲気です。
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抜け道風でくねくね。
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JR横浜線の直前まで来ました。
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ここで振り返る。
いやー、いい感じの暗渠でした。
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その先はちょっとどう続いているか分かりません。
まっすぐ進むとこの駐車場へ続く道なのですが。
前回たどったルートに平行に進んでいるこの暗渠、正体が分かりませんが、雰囲気があるのでご紹介してみました。
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話変わって、中山駅の南口を東西に走っている商店街でこれを見つけました。
このシリーズの第2回の支流の位置よりも西寄りで、中山駅に近い位置。
奥の建物の奥はもう横浜線の線路、という位置。
このすき間はちょっと怪しい。
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奥の方は...右側が開いていますよ!
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物置になっていてちょっと入りづらかったのですが、思い切って奥まで行ってみると、そこから先は開渠でした!
このシリーズの第2回で、線路沿いに続いていた開渠の続きです!
駅の方にまっすぐ向かっていたので、もう探索は無理と当初は諦めていました。
しかし、ありましたねえ。
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さて、商店街に出てきてからは、通り沿いに進んでいるように見えます。
きちんとした歩道でもないのに建物が後ろに下がっています。
なお、この写真だけは時間帯が違って夕方なので、ほかの写真(早朝撮影)とは感じが違うのでお気をつけ下さいw
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建物が下がっているところの奥まで行って、道路の反対側を見ると、そこから歩道が始まっていました。
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で、家に帰って古い地図を確認してみました。
これは、横浜市建設局都市計画課の古地図のページ
時期は昭和初期で、正確な年は記載がないので分かりません。
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の位置が、前回の「四季の森公園」からの流れが中山駅前の商店街とぶつかったところ。
そこより北側はやはり横浜線の手前で消失していますが、それとは別に、商店街の通りに沿って進む流れもあるではないですか!
通りの南側をしばらく進んだ後、の位置で通りの北側に移動し、の位置で通りから離れ、その後建物の裏側を通り、の位置で横浜線をくぐっています。
なお、はこのシリーズの第2回以降でたどった支流です。
商店街の通りを普通にたどれたのですね。
驚きました。

それでは、商店街の通りをもう少し西へ進んでみましょう。
この細い、歩道とも言えないようなスペースが川の名残なんですねえ。
しかも源流は「四季の森公園」。
何だか不思議な気がします。
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中山駅前まで来ると、普通の歩道になっています。
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そして、ここで上の古地図の①のところまで来ました。
「四季の森公園」からの流れが二手に分水しているところです。
前回の記事の後ろから2枚目の写真のところ。
古地図の助けがなければ、ここで分水していたとはとても特定できなかったでしょうね。
いやいや驚きの展開でした。
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ここからはおまけ。
線路沿いの道をもっと西に行ったところに、屋台らしきものが置かれていました。
こんなの見たことあります?
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これが夜の光景。
営業してますよ!
飲み屋みたいです。
ネットで調べても、このお店は見つけることができませんでした。
入ってみようかと一瞬迷いましたが、おっかなくて入れませんでした。
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もう一つおまけ。
さらに西の方に行ったところで見つけたアンパンマン。
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近くで見ると、全部ペットボトルの蓋でした!
面白いですね。
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次回も中山周辺をうろつきます。
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by ankyo-nekomatagi | 2015-07-14 12:00 | 横浜市の暗渠 | Comments(0)  

横浜市 中山駅周辺の暗渠をたどる⑤

訪問日:2014/12/3

橋を渡って「四季の森公園」の西側のエリアに来ました。
展望台があるので登ってみます。
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登ってみると、うーむ、いい眺めですねえ。
...って、何か変なものが下にありますよ。
あれは何の入り口でしょうか?
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行ってみると、滑り台でした!
下まで相当な高低差がありますよ!
いい大人がこれで滑り降りちゃだめですよね。
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何かスピードが出てすごく怖いです!
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ということで、降り切りました。
いやー、結構すごい。
面白かったです。
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ここで我に返り、谷を下っていきます。
まだ川はありません。
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Google earthの地形陰影図では、今ここ。
下まで下ると池があるようです。
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池まで来ました。
案内板によれば、これは「はす池」。
この池の両側に道が整備されています。
さかのぼっていきましょう。
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しばらく進むと、ここは「あし原湿原」。
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今はこの赤い矢印のへん。
で、その左下に続く谷には道がなく、
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鬱蒼とした谷。
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これは2つの川が合流しているところ。
写真右からと、下からの流れが合流して、左上の方に流れていきます。
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今の撮影位置はここ。
こんなに深い谷なのに、川の流れはほんのせせらぎなんですね。
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ここはちょっと整備された谷。
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今の撮影位置はここ。
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横浜市のホームページを見ると、この「四季の森公園」は、宅地開発を目的に横浜市が買い取った土地を、後に用途変更して自然公園にした、ということです。
ということは、当初予定通り開発されていれば、林はすべて伐採され、山は崩され、谷は埋められて、ここで生を営んでいた自然の生き物はすべて駆逐されていた、ということなんですよね。
人間の業の深さみたいなものを感じながら歩いていました。

さて、このブログらしくない自然豊かな光景はこのくらいにして、「四季の森公園」から出て行く流れを追ってみます。
当分の間は道沿いに進みます。
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途中からは暗渠の遊歩道に。
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広い道路を横切るところでは、盛り土されているらしく、上り坂になっています。
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そこから先は、何だか痕跡がなくなってしまいましたが、手元の昭文社の地図では、何と道の右側に川を示す水色のラインが書かれています。
えーと、この道の右側の側溝のことでしょうか。
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確かに道は川っぽくうねうねと蛇行しています。
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そろそろ中山駅前の商店街が近づいてきました。
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中山駅南口の商店街をここで横切り、
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この辺でよく分からなくなってしまいます。
もう少し先はJR横浜線の線路です。
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横浜線の反対側に回っても、もう痕跡は何もなく、完全に見失ってしまいました。
いつものように、あいまいなまま終了かと思いましたが、意外なところから答えが見つかりました。
実は1枚前の写真の「中山駅南口の商店街をここで横切り、」というところで、右に90度曲がる流れに分流していたようなのです。
次回に続きます。
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by ankyo-nekomatagi | 2015-07-07 12:00 | 横浜市の暗渠 | Comments(0)