石神井川支流・エンガ堀をたどる①

先日、エンガ堀の下流部分を探索し、ようやくほぼ全域の写真が揃いました。
本当は全流域を回り直したかったのですが、時間切れとなってしまいました。
なので、古い写真をかなり使わなければなりません。
河口の方からたどってみます。

なお、「エンガ堀」について、詳しいことはWikipediaをご覧下さい(笑)。
元は「江川」という川だったそうですね。

訪問日:2009/12/12、2010/10/16

国土地理院の「数値地図 5mメッシュ(標高)」CD-ROMからの画像です。
石神井川の支流群、かなり西の方まで制覇しましたが、置き去りになっていたエンガ堀に戻ってきました。
これらの支流の中ではかなり大規模です。
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拡大図です。
いくつもの支流を集めていますが、一つ一つには名前はついていなさそうです。
今回のルートを大雑把ですがプロットしてみました。
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これが石神井川にかかる耕整橋脇から見た合流口。
なんかすんごいデカイですねー。
あんぐりと口を開けています。
このサイズは初めて見ました。
そして、左の方にももう一つ口が開いています。
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ちょっと写真が逆光気味で分かりにくいですが、右斜め方向から流れ込んできています。
どこから来ているのでしょうか。
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これはかなーり見にくいですが、東京都下水道局の下水道台帳。
青線が雨水管で、下の方から来て、合流口直前で分岐しています。
なぜ直前で分岐しているのでしょうか。
大雨時に何らかの役割を果たすのかも知れません。
ひょっとして、右の巨大な雨水管の天井近くまで水が来た時にだけ、左の管からも放水されてくるのでしょうか。
想像しただけですごい光景です。
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では、上をたどっていきましょう。
真ん中が作り込まれた植え込みとなっています。
これが400メートルほど続きます。
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河口近くの路面には、長方形の合流マンホール。
なぜか逆方向から撮っちゃいまして、すみませんw
上の下水道台帳を見ると、石神井川に沿って左から来た雨水管がここで合流しています。
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この植え込みがかなり長く続くので、あまり楽しくはありませんが、この暗渠上の電話ボックスはちょっと珍しいのでは?

なお、暗渠のお仲間のnamaさんがおっしゃっていた「河口付近の牧場」はこの近辺にあったかと思われますが、ちょっとよく分かりませんでした。
牛乳屋さんとかあればよかったんですけど。
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先の方に、この緑道の終わりが見えてきました。
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この道に突き当たり、本流は右へ進みます。
この商店街は何でしょうか。
ほとんどのお店がシャッターを閉めています。
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都内なのにシャッター商店街状態です。
ここで活躍しているのは自販機ばかりです。
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さて、右に曲がると、すぐに左にまた曲がり、団地の中を進んでいきます。
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最初に見た陰影図の通り、右側は崖になってきました。
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「みちくさ学会」の存在を知ってから、こんな給水塔も気になるようになってしまいました。
この形は珍しいのかな。
どうなのかな。
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特に変わり映えもしない暗渠が続きますが・・・
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ここで右から支流が合流します。
最初の陰影図の左方向に突き出た谷がこれです。
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うーん、この道は細くて暗渠っぽい。
しかし、ここはぐっとこらえて本流を進みます。
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ここは傾斜の途中みたいな位置に暗渠が通っています。
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うわー、左側の坂が急だぁ。
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さらに進むと、ここで右に曲がっています。
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ここの左手は、やはりこんな急な坂、というか崖。
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このあと、有楽町線小竹向原の駅のある広い通りに出ます。
もう暗くなってしまいました。
あとは、2009/12/12の撮影写真でご説明します。
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いきなり昼間になってすみませんw
広い通りを右折して信号を渡っています。
渡りつつ左側を見ると、向原トンネルが見えます。
川はこのトンネルの少し手前を右から左に流れていました。
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ここが再開位置。
向原トンネルが右側に見えます。
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先へ進むと、ガードレールの車止め。
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少し進むと、ここで右折しています。
ガードレールが案内してくれているので分かりやすい。
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その先ですぐに左折。
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さらに進むと、またこの車止め。
ガードレールが多用されています。
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その左隣の道も魅力的。
こちらも川跡かも知れないし、こちらを進んでみます。
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途中から砂利道に。
ますますいい感じになってきました。
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こんな石を敷いた、しかも木の枝が覆い被さる、さらに雰囲気のあるルートを抜けると、
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このちょっと広い道に出ます。
さらに暗渠っぽい道が続いていますが、すぐに行き止まりです。
右のルートに戻ってみます。
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右のルートから先ほどの通りに出たところ。
この位置で、たどるべき方向が2通りに分かれます。
次回に続きます。
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今回のルートです。

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# by ankyo-nekomatagi | 2010-11-12 19:54 | 石神井川系 | Comments(8)  

羽田赤レンガ堤防を鑑賞する

先日、羽田に行ったのですが、そこで偶然に面白いものを発見しました。
存在意味不明の堤防のようなもの。
これは一体何なのか。
早速見ていきましょう。

訪問日:2010/10/23

これは現地に向かう途中で見つけた公園。
「本羽田第三公園」。
案内図の左上の方に「流れる期間 5月より9月まで」と書いてあります。
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左側にはスロープと溝が。
どうも溝に水を流すようです。
流しそうめんみたいに。
「5月より9月まで」ということで、残念ながら訪問時はわずかに期間が過ぎていました。
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正面を見ると、ほほう、あの上から流れてくるようです。
左のスロープから上がっていきましょう。
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途中にはタイヤのベンチ。
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上まで上がってくると、こんなカラフルなパイプがお出迎えしてくれました。
このパイプの下から水がワシャワシャ噴出してくるわけですね。
見たかったなぁ。
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多摩川に向けて歩いて行くと、この物件に出会いました。
これは何?
形としては堤防だけど、川に面していません。
全く予備知識なしでこれに出会いましたので、たまげました。
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あとでネットで調べてみると、「羽田赤レンガ堤防」として割と有名な存在のようです。
これより数十メートル川側にある現在の立派な堤防より以前に使われていたものらしいです。
現状は堤防の川側に住宅が建ち並び、おかしな風景となっています。
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この左の部分はぶった切られ、コンクリで白く固められています。
今は土木遺産的に扱われている存在のようですが、この扱いはひどいですね。

でもって、先にある階段。
かつては意味のある階段だったのでしょうが、今は利用価値ゼロの存在になり果てています。
ここを登っても塀の上に出るだけ。
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このあたりは、堤防の裏が民家の敷地のようになっています。
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ここも。
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今度は向かい側から撮ってみました。
この堤防が1.6kmも続くそうですが、この時は端から端まで調べませんでした。
せっかく行ったのに惜しい気がします。
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ここは切り口が先ほどのように雑でなく、下にレールのようなものも見えます。
水門か何かだったのでしょうか。
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階段にもいろいろな種類があります。
これは鉄製の階段。
しかもダブルで。
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これは石製。
両側に。
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堤防の下には暗渠みたいな道も。
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ここの裏側は歩道みたいになっていますが、
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振り向くと先へ進めなくなっています。
堤防裏の使い方に統一感がまるでありません。
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何だか結構バラエティに富んでいて面白いですね。
再訪して1.6kmを全部見てみる価値はありそうです。

ところで、この日の羽田訪問目的はこれではなく、この堤防の北側に多数存在する細道です。
例えば、こんな道を入っていって、
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こんな風に曲がっていって・・・砂利道ですね、こりゃ。
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うわ、何この道。
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これは脇道。
「横町児童公園」につながっています。
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最後にここに出てきました。
出た先の道も細いんですけど。
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出て振り返るとこんな感じ。
ちょっと事前の予想と違いました。
これはもう道ではありませんね。
ここに入っちゃいけません。
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というわけで、ここの細道エリアのご紹介は控えたいと思いますが、一つだけ印象に残った物件がありました。
これです。
ここの足元に見えている・・・
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これ!
八角形をした何か。
マンホールと言っていいんでしょうかね。
場所が場所ですし、持ち上げてみる気にはなりませんでしたよ。
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今回の訪問場所です。

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# by ankyo-nekomatagi | 2010-11-11 18:15 | その他もろもろ | Comments(4)  

忍川ビールマラソン参加の記

11/5(金)、待望の暗渠イベントに参加してきました。
すでに参加者のlotus62さんnamaさんえいはちさん味噌maxさんが報告レポートを書いておられます。

暗渠のお仲間のnamaさんが企画され、暗渠をこよなく愛するlotus62さんHONDAさんリバーサイドさんえいはちさん味噌maxさんと猫またぎの計7名が参加した“暗渠歩きつつ飲み会”。

いやいや大変に楽しいイベントでした。
暗渠界の方々との対面は初めてでしたので、事前にはかなり緊張もしましたが、暗渠について思う存分話ができるという夢のような企画でした。

当日は私大変にアガッておりまして、まともに写真を撮っておらず、きちんとした参加記は書けませんw
なので、詳しいことはこれらのサイトをご覧いただくとして、本能的に撮影していたヘンなものをいくつかご紹介してお茶を濁したいと思います。

最初がこれ。
三味線堀市場跡のビル。
1階が「三味線堀市場」だったようですが、ヘンなもの好きの私はその上が気になって仕方がない。
金属的なものが多数突き出していてゴッツい。
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フラッシュなし撮影バージョンがこれ。
異様な感じが割り増しになりました。
えいはちさんも一緒に撮ってたけど、アップしてなかったなぁ。

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途中で見かけたバイク屋さんの看板。
バイクの絵が輪郭だけになっています。
しかしこの写真、肝心のバイクの部分が電線にかかっていますね。今見ると。
何しろアガッていたもので。
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これはトマソン物件で、「無用門」。
門の役割を果たしておりません。
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ここから2枚は、当日の飲み屋で参加者の方々にお見せした「お土産写真」です。
喜んでいただけた気がしますが、妄想かも。

これは、板橋区・前谷津川近くで見つけた「真性おしくらマンホール」。
いやいや、これ見つけた時はビックリしました。
「おしくら」どころか融合してます。

細胞分裂の途中のようにも見える。
元は1つのマンホールだったのかも。

あと、この下の穴がどうなっているのか気になります。
この融合した形の穴が下まで通っていたら・・・妄想がふくらみます。
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次は、葛飾区で道路の真ん中に側溝がある暗渠をたどっていった末に見つけた物件。
「真ん中側溝3方向合流点」です。
すごい。
我々を楽しませるために作ったとしか思えません。
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というわけで、楽しかったということが伝わりましたでしょうか。
伝わりませんね。
またあったらお呼ばれしたいなぁ。
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# by ankyo-nekomatagi | 2010-11-10 19:07 | その他東京の暗渠 | Comments(10)