人気ブログランキング | 話題のタグを見る

蓮根川をたどる②

蓮根川の2回目です。

高速5号線を越えました。
これはまた面白い形で始まっています。
左の道が暗渠。
蓮根川をたどる②_b0206463_1853352.jpg


反対向きに撮ったところ。
上は高速5号線。
右側が暗渠。
暗渠道は左の道と分かれた直後に終了しているという面白い状況。
蓮根川をたどる②_b0206463_18531210.jpg


ここから先はすべて緑道です。
高低差も全くない平地となってしまいます。
蓮根川をたどる②_b0206463_18532240.jpg


ここで志村坂下小学校にぶつかります。
校内は特に変わった様子もなく、
蓮根川をたどる②_b0206463_18533299.jpg


小学校を越えると都営三田線の前に出てきます。
蓮根川をたどる②_b0206463_18534491.jpg


その先はこんなよく分からないスペース。
コンクリートで固められ、ガードレールに囲まれたエリア。
蓮根川をたどる②_b0206463_18594213.jpg


さらに進みました。
ここでは一般道と分かれ分かれになるところ。
蓮根川をたどる②_b0206463_1854137.jpg


さらに道を越えて・・・
蓮根川をたどる②_b0206463_1854932.jpg


こう続きます。
さあ、ここまで何も言いませんでしたが、何だか普通の緑道と雰囲気がかなり違いますよね。
そう、下が砂利道なんです。
緑道なのに、“整備された”という感じがしません。
こんな緑道は初めてです。
蓮根川をたどる②_b0206463_18541765.jpg


脇にあったこんな建物も、この辺の雰囲気を引き立たせています。
一階は工場でしょうか。
この緑道自体が“昭和の工場街”みたいなにおいを感じさせます。
蓮根川をたどる②_b0206463_18542592.jpg


ここでは右へ蛇行します。
うーん、緑が多いのに殺伐とした雰囲気。
何だか不思議な気分です。
蓮根川をたどる②_b0206463_18543733.jpg


このように、何度も一般道を横切ります。
蓮根川をたどる②_b0206463_18544792.jpg


またもやコンクリート&ガードレールのスペース。
蓮根川をたどる②_b0206463_1854573.jpg


ここでは東京工大中学・高校にぶつかります。
校内で90度左に曲がり(校内に痕跡などあるはずもないので、あくまでイメージです)、
蓮根川をたどる②_b0206463_1855881.jpg


この場所に出てきます。
相変わらず砂地の緑道。
だんだんこの雰囲気に慣れてきました。
蓮根川をたどる②_b0206463_18551991.jpg


この辺りにも時代を感じさせる工場が。
蓮根川をたどる②_b0206463_185529100.jpg


今度は高島通りを渡り、90度右へ曲がります。
蓮根川をたどる②_b0206463_1855382.jpg


ここには不機嫌なブタが3匹。
どこかで見かけたようなブタ君たちですが、板橋区内には結構生息しています。
蓮根川をたどる②_b0206463_18554858.jpg


今度は中山道を越えます。
蓮根川をたどる②_b0206463_1856065.jpg


越えた所には「蓮根川緑道」の表示と、裸の子供の像。
この手の像が、板橋区内の緑道や公園には多く設置されています。
蓮根川をたどる②_b0206463_18561159.jpg


その先はこんな街路樹の道となって進みます。
この先はもう新河岸川です。
なお、この左からは前谷津川の支流が流れ込んでいたようです。
蓮根川をたどる②_b0206463_18562189.jpg


これが新河岸川との合流口です。
蓮根川をたどる②_b0206463_18563312.jpg

蓮根川は、上流は途切れ途切れながらも雰囲気のある暗渠をたどれ、下流はちょっと変わった緑道の雰囲気を味わえる、私の好きなコースでした。

さて、次回は、一つ前の写真で合流していた前谷津川の支流をさかのぼります。
前谷津川から分かれてきたので「前谷津川の支流」と言っていますが、蓮根川に合流するから「蓮根川の支流」と言ってもいいような気がする。

今回のルートです。

# by ankyo-nekomatagi | 2010-12-08 19:09 | 新河岸川系  

蓮根川をたどる①

今回は、新河岸川に注ぐ板橋区の3河川のうち、蓮根川をご紹介します。
新河岸川の支流は出井川以来ですから久しぶりです。
上流端から河口まで下っていくことにしましょう。
訪問日:2009/7/20、2010/3/14、2010/10/17

これが国土地理院の「数値地図 5mメッシュ(標高)」CD-ROMからの画像。
これを見ると、左とか右から流れ込む支流がたくさんあるように見えますが、痕跡が残っているところはほとんどありません。

また、東隣にもくっきりとした別の谷がありますが、こちらは全く川跡がありません。
おそらく早いうちに埋め立てられたのでしょう。
ただし、地形的には面白く、東京スリバチ学会さんも訪問されています。
蓮根川をたどる①_b0206463_199270.jpg


まずは上流の方を探索してみます。
左手にこんな補強工事がしてあるところの脇を通っているようです。
この先、上流方向へ進みます。
蓮根川をたどる①_b0206463_1991317.jpg


その隣はこんなゴツゴツとした護岸。
蓮根川をたどる①_b0206463_1993131.jpg


その先は、こんな階段の脇を通って細い道が続いています。
蓮根川をたどる①_b0206463_1993841.jpg


苔も生えているし、マンホールも多い。
申し分のない暗渠ですねぇ。
蓮根川をたどる①_b0206463_1994671.jpg


その先の左手は若木中央公園。
蓮根川をたどる①_b0206463_1910572.jpg


その先は舗装が不自然。
うーん、ますますいいですねぇ。
右の細い道へ進みます。
蓮根川をたどる①_b0206463_19101544.jpg


不自然な舗装の右手には、怪しい分かれ道が。
ちょっと進んでみましょう。
蓮根川をたどる①_b0206463_19102351.jpg


こんな風にカクカクとして・・・
蓮根川をたどる①_b0206463_19103848.jpg


こんな感じの行き止まりで終わります。
暗渠とは関係ないかも知れませんが、怪しいので一応紹介してみました。
蓮根川をたどる①_b0206463_19104835.jpg


本流の先はこう続き、
蓮根川をたどる①_b0206463_19105790.jpg


こんな民家にぶつかって終わり・・・と見えますが、奥の方の左手には垂直な崖があり、その脇をさらにたどれるようにも見えます。
蓮根川をたどる①_b0206463_19111124.jpg


暗渠上を直接は通れませんので、脇の道からのぞいてみると、こんな感じ。
車止めが怪しい。
蓮根川をたどる①_b0206463_19112321.jpg


さらにこんな急坂を登っていくと、
蓮根川をたどる①_b0206463_19113324.jpg


今度は崖の右手にコンクリート蓋の側溝が見えます。
ここが追いかけられる限界です。
蓮根川をたどる①_b0206463_19114282.jpg


さて、出発地点に戻ると、ここから先しばらくは暗渠らしさが失われたエリアとなります。
先の方には急崖が見えます。
蓮根川をたどる①_b0206463_19115314.jpg


少し進むと、左手に川跡を模したような散歩道が現れます。
蓮根川をたどる①_b0206463_1912267.jpg


ちょっと面白くないけど、さらにたどっていきましょう。
蓮根川をたどる①_b0206463_19121358.jpg


よく整備されていますねぇ。
蓮根川をたどる①_b0206463_1912245.jpg


ここでようやく暗渠らしい道が始まります。
蓮根川をたどる①_b0206463_19123750.jpg


こんな風に蛇行して、
蓮根川をたどる①_b0206463_19124763.jpg


ここでいったん終わりとなります。
奥に見えるのは環状八号線。
次にたどれるのは、この環八の反対側。
はるか先となります。
蓮根川をたどる①_b0206463_19125863.jpg


反対側に回りました。
こんな素朴に残されている場所もあります。
歩道のすぐ左は少しへこんでおり、この辺を流れていたのかなあ、なんて勝手に考えてみたりして。
蓮根川をたどる①_b0206463_1913950.jpg


ようやくここからちゃんとした暗渠再開です。
蓮根川をたどる①_b0206463_1913204.jpg


両側との段差がかなりあります。
蓮根川をたどる①_b0206463_19133010.jpg


ちょっと粗雑な造りの階段。
蓮根川をたどる①_b0206463_19134031.jpg


ここに突き当たってまたいったん終了です。
蓮根川をたどる①_b0206463_19135273.jpg

この先は、高速5号線の通っている道を越えて先に続いています。
ほとんどが緑道として整備されており、先にご紹介した出井川と似た感じになりますが、それなりに特徴もあります。

次回は続きをたどります。

今回のルートです。が前半、が後半。

# by ankyo-nekomatagi | 2010-12-07 19:32 | 新河岸川系  

善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる

今回は、善福寺川に注ぐ堀ノ内支流(仮)をたどります。
これまでにリバーサイドさんや、(旧)ふろっぐねすとさんが訪問記を書かれています。
ちょっと面白い光景に出会いましたので、ご報告することにしました。

訪問日:2010/11/20

国土地理院の「数値地図 5mメッシュ(標高)」CD-ROMからの画像で見ると、うっすらとした谷筋となっています。
カギ状に曲がる流路が変わっています。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_2295475.jpg


これが荒玉水道道路から見た光景。
(堀ノ内3-11、3-12の間)
右の道も左の道も「V字坂」の光景となっています。
谷底はどちらも堀ノ内支流(仮)が通る谷です。
左から右へと流れています。
小さくて分かりにくいですか?
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19305431.jpg


左の道を拡大。
逆S字型に下って上っていきます。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_1931365.jpg


右の道は分かりやすい直線のV字坂。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19314724.jpg


信号を渡って振り返ってみると・・・こちらも両方ともV字坂になっていました!
馬込で発見した「4方向V字坂鑑賞スポット」に続いて2個目ということになるのでしょうか。
馬込の時の記事はこちら
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19323119.jpg


左の道を拡大。
こちらははっきりしています。
そしてこの谷も堀ノ内支流(仮)が作る谷です。
堀ノ内支流(仮)の流路が大きく曲がっているため、この地点から3方向に見えるのですね。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19324473.jpg


右の道がこれ。
ちょっと谷底が遠いので分かりにくいのですが、紛れもなくV字坂です。
谷底は善福寺川。
川の向こうが和田堀公園で、木が鬱蒼としているのも分かりにくい理由の一つですね。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19325668.jpg

いずれにせよ、4方向にV字坂が見えることは間違いありません。
しかし、馬込の場合は道路が直角に交わる交差点でしたが、ここは道がかなり鋭角に交わっています。
これだと、条件的にかなり出現しやすくなります。
なので、この地点は、頭に「準」を付けて、「準4方向V字坂鑑賞スポット」と認定したいと思います。
それでも、堀ノ内支流(仮)の作る谷を3方向に眺められるというだけでも抜群の鑑賞スポットと言っていいのではないでしょうか。

さて、ここが上流のスタート地点。
民家の間のすき間です。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_1933784.jpg


中は土の地面で草が生い茂る。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19331837.jpg


この細い道を抜けると、このようにコンクリート蓋が始まっていました。
左から右へ続いています。
本当に杉並にはコンクリ蓋が多いですね。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19332755.jpg


コンクリ蓋はその先で終わってしまいます。
奥には車止めが見えます。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19333792.jpg


・・・と思ったら、車止めじゃありません!
暗渠上でこの形の構造物は初めて見ました。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19334616.jpg


その先はだんだん細くなっていきます。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19335571.jpg


結局この細さに。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_1934536.jpg


一般道を横切ります。
車止めが縦。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19341696.jpg


また道を横切ります。
また車止めが縦ですねぇ。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19342614.jpg


脇の塀がムードたっぷり。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19343594.jpg


ここからはまっすぐ。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19344676.jpg


また縦の車止め。
何だかこれ、見慣れない。
偶然ですが、お仲間のえいはちさんの記事で縦置きが注目されていました。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19345764.jpg


ここから、棒1本の車止めに変わります。
ようやく見慣れた光景になりました。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_1935915.jpg


あとはずーっと棒1本。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19352294.jpg


先を右に曲がっています。
最初の陰影図で見たように、大きく右へ右へと曲がっていきます。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19353574.jpg


ここから普通の道路になってしまいます。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19354621.jpg


通り過ぎて振り返ったところ。
いかにも暗渠の入口といった風情で、良いですね。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19355689.jpg


あとは普通の道なんですが、
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_1936654.jpg


脇との高低差は結構あります。
これは、暗渠から左手を見た光景。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_1936174.jpg


左の建物が一段高い。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19362688.jpg


ここで駐車場を回り込んでいきます。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_1936371.jpg


駐車場との高低差が1メートルくらいはありますよ。
そして、この位置の右側から短い支流らしき道が交差していました。
あとでたどってみるとして、とりあえず先へ。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19365347.jpg


カクカクと蛇行して、善福寺川はもうすぐ先。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_1937894.jpg


この右側は公園。
善福寺川にかかる武蔵野橋が見えてきました。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19372271.jpg


武蔵野橋から撮った合流口。
結構大きい。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19373220.jpg


さて、駐車場の脇に突っ込んできていた支流らしき道がこれ。
それっぽくないですか?
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19374347.jpg


1ブロック進むと、カラーコーンでブロックしています。
奥には「この先行き止まり」と書いてあります。
中に入って行き止まってみようかと思います。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19375947.jpg


人が入らないせいか、苔が多い。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19381295.jpg


確かにここで行き止まりました。
この奥をのぞき込んでみても、特に何かが続いている様子はありませんでした。
善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる_b0206463_19382377.jpg

今回の収穫は「準4方向V字坂鑑賞スポット」の発見。
暗渠もコンクリ蓋があったり、特徴的な縦置きの車止めが続いたり、なかなか面白いルートでしたね。

今回のルートです。が本流、が支流、黒が「準4方向V字坂鑑賞スポット」です。

# by ankyo-nekomatagi | 2010-12-06 20:11 | その他東京の暗渠