石神井川・墓地のある支流をたどる
2010年 10月 12日
私、猫またぎはと言えば、三日とも仕事となってしまい、予定していた蓮根川・エンガ堀などの紹介ができなくなってしまいました。
少し前にご紹介した弁天支流(仮)の西隣にある支流は、もう少し先にご紹介するつもりでしたが、今回ご報告することにします。
何の奇遇か、この道の先駆者であるHONDAさんがこの2支流を記事にしているのとカブってしまったようです。
HONDAさんはすでに今回の支流を「練馬白山神社支流(仮称)」、前回の支流を「豊島弁財天支流(仮称)」もしくは「弁天支流(仮称)」と命名され、「練馬白山神社支流(仮称)」の方はこちらの記事ですでにご報告されています。
「豊島弁財天支流(仮称)」と「練馬白山神社支流(仮称)」の組み合わせは、神社に注目した見事な命名だと思います。
同じ2支流を扱いながら、たまたま逆の順序で紹介することになり、奇しくもHONDAさんと報告がクロスする形となりました。
なんか光栄なような気がします。
いえ、こちらは何もエライことはしていないんですけどね。
さて、今回の支流名ですが、どんな名前にするか決めかねていました。
ただ、この暗渠について強く印象に残っているのは“墓地の脇を通る暗渠”ということでした。
ですので、今回は名前なしの“墓地のある支流”をタイトルにさせていただきました。
この支流を正式に引用したい方は、「練馬白山神社支流(仮称)」の方をお使い下さいww
訪問日:2010/1/24
まず、いつものように国土地理院の「数値地図 5mメッシュ(標高)」CD-ROMからの画像をご覧いただきます。
一番規模の大きいエンガ堀をほったらかしにしつつも、ずいぶん西まで来ましたね。

これが拡大図。
弁天支流(仮)よりも少し谷が長くなっています。

これは、gooの昭和38年の航空写真をキャプチャしたもの。
下流近辺の様子です。
隣の弁天支流(仮)もそうでしたが、2つの並行する流れがあったようです。
2本のハシゴ式開渠が1点で交わっています。
暗渠らしさは西側の流路の方がよく残っていますので、そちらをメインにご紹介します。

実は下流の道を間違えてまして、この写真は「ああ、谷はあっちだ」と気づいた場面です。
西から東方向に撮ったところ。
上のgooの航空写真を見ると分かりますが、実はこの道(右の歩道部分かな?)も川跡で、先に見える交差点で交わっていたのですね。
訪問当時はそんなことは知るよしもなし。
この写真の撮影位置からさかのぼってしまったので、合流口の写真は撮っていないというヌケた展開になっております。
合流口の写真をご覧になりたい方はHONDAさんの記事をご覧下さいw

これが西の暗渠道をさかのぼり始めた時の写真。
暗渠らしさはまだありませんが、不自然に道が曲がりくねっています。

やがてこんないかにもな車止めにぶつかりました。

車止めのところで左を見ると、隣の道の方が低く見えます。
ちょっとそちらへ行ってみましょう。

上流方向を見ると、こんなことになっていました。
斜め45度の擁壁。
たまに見る気がしますが、すごく印象的です。
擁壁の上は開進二中。

この位置でさっきの車止めの方をみると、うーむ、向こうの方が低く見える。
どん欲に谷を探していると、目の錯覚を誘うようです。
たぶん同じ高さなのでしょうね。

さて、車止めの位置に戻ると、暗渠っぽい道なのはいいのですが、結構な下り坂になっています!
上流方向なのに。
撮影地点の通りが盛り土されたってことなのでしょうね。

先へ進むと、左手は公園に。

そしてここへ出ます。
右手の崖上は墓地!
実はここ、高校生くらいの時に何度か通った所。
ものすごく不気味で不思議な場所だなぁと思っていた場所です。
懐かしさと不思議な気分がよみがえってきました。

次の写真は・・・
うわぁ、もろ逆光だぁ。
何やら後光のようにも見える。
ここに住む何者かの仕業なのでしょうか。
いや、ただの逆光です。

その先もしばらく墓地が続きます。
このあたりはたくさんのお寺が密集して存在しており、大規模な墓苑となっているのです。

ここで、並行する隣の流れはどうなのかな、と思って寄り道してみると、こちらも崖上が墓地なのでした。
とにかく墓地の印象が強い暗渠。
しかし、支流名が「墓地支流(仮)」ではあまりにも・・・ですよね。
個人的には、“墓地のある名もなき暗渠”と呼びたい。

西側の流れをさらにたどると、突き当たりとなり、少しズレた位置から再開して続いています。
再開位置のすぐ近くにこの神社がありました。
白山神社。

神社の境内にはご神木と思われる巨木が。
何本もの支柱に支えられています。

冬だったので、ほとんど葉がありません。
支柱に支えられている姿でもあり、痛々しく見えてしまいます。

神社より少し西へ行って振り返ってみると、うっすらと谷地形になっています。
暗渠はこの写真の左から右へさかのぼってきたところです。

ここが暗渠の再開位置。
いかにもな感じでウキウキしてきませんか。

左に曲がっていくかと思えばすぐ右に蛇行。

マンホールの多い暗渠が続いています。

逆方向から、見やすいように拡大してみました。
うーん、数えにくいけど、10個以上は並んでいます。

その先は、暗渠サインである材木屋。
何で材木屋が暗渠サインなのかまだ思い出せない。
川から運ぶからかな。

その先はこう続きます。
正面は駐車場のようですが、暗渠との段差がすごい。

ここは両側の住宅がともに段高になっています。

何だこの階段は。

いよいよゴールは間近です。
しかし狭いなぁ。

ここで終わり。
うーむ、またもやどん突きがコンクリート壁で終了。
隣の弁天支流(仮)と同じような終わり方です。
こちらの方がショックは軽いですが。

コンクリート壁の上から見ると、いかにも暗渠らしい光景ですね。
マンホールも多いし。

前の写真から西の方に少し離れてみると、こんな谷地形になっていました。
この奥の方向に練馬駅があります。
HONDAさんのご報告の1枚目の写真とは反対方向になりました。
実は、この光景は、もう何十回も見ています。
かつてはこの右に見える西武池袋線の高架がまだなく、この撮影位置のすぐ右が踏切でした。
10分や20分は平気で待たされる開かずの踏切。
踏切待ちしている間によくこの景色を眺めていました。
「左側が急坂で落ち込んでいるなぁ」などと思いつつ。
なので、この光景、すごく懐かしいっ!のです。

この後も高架を越えて谷地形は続いていますが、川跡らしきものは見つかりません。
さて、HONDAさんのご報告とはずいぶん違った感じになった気がします。
なんか同じ暗渠とは思えない。
写真もほとんどカブっていない。
逆からたどったのが結果的に吉と出たようです。
あと、文章は軽薄だし(笑)。
今回のルートです。
by ankyo-nekomatagi | 2010-10-12 18:54 | 石神井川系
