川崎暗渠狂想曲【上平間堀編】②
2011年 06月 27日
訪問日:2011/3/6
砂利道が終わった先は、短い区間ですがコンクリート蓋暗渠となっていました。
新幹線の高架の真下の位置です。
このあと、川跡らしい痕跡はほとんどなくなってしまいます。
そして、奥に見える赤い柱のようなものは、右にある小さな祠のフェンスです。
通り過ぎて振り返って撮ってみました。
この祠、暗渠側にひどく傾いています。
先日の震災で傾いたものではないようです。
震災の5日前に撮った写真ですからね。
赤いドラえもんが供えられていました。
先に進みます。
この歩道部分が上平間堀だったルートと思われます。
この蛇行っぷりだけが、水路跡であることを示唆しています。
グンと右に曲がっていき、
やがて左に曲がっていきます。
先の方でまた右に。
こんな脇道は支流だったのではないか、と疑ってしまいます。
ここの舗装は暗渠っぽい気もしますが、そうでない気もします。
ああ、このガードレールは暗渠っぽい。
暗渠っぽいですよね。
このガードレールとこの蛇行は暗渠に違いありません。
ここで広い道「綱島街道」を越えていきます。
ガードレールが続いていきます。
途中にはこんな庚申堂がありました。
さて、もうゴール地点間近です。
ここで二ヶ領用水本線にぶつかりました。
この位置で分水していたと思われますが、当然の如く今は痕跡はありません。
ちなみに、上に見える高架は東急目黒線です。
二ヶ領用水にかかる「仲よし橋」。
この橋の足元あたりで分水していたのでしょう。
前回の記事をよくよく読むと、場所が全然分かりませんねw
地図をお付けしておきます。
赤が上流方向、青が下流方向です。
次回は、スタート地点より下流側をたどります。
by ankyo-nekomatagi | 2011-06-27 18:11 | 川崎市の暗渠