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蟹ヶ谷をたどる

今回は、川崎市高津区の矢上川に南から注いでいた川跡をたどります。
地名が蟹ヶ谷なので、支流名も「蟹ヶ谷」としますが、蟹ヶ谷の地名の範囲はもう少し広くて、別な谷と暗渠もあります。
とりあえずこちらを蟹ヶ谷としておきましょう。
訪問日:2011/5/14

これは、矢上川に注ぐ合流口。
なぜか2つあります。
写真右奥にポンプ場があります。
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これがポンプ場。
このポンプ場の裏手から、
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暗渠が始まっています。
手元の地図では開渠として書いてあるところ。
ここをさかのぼっていってみましょう。
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両側よりも一段低くなっています。
そしてまっすぐ。
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左側の駐車場のところにニャンコがいました。
近づこうとしたら、すぐ逃げちゃいました。
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ここでは、横から側溝が合流。
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さらに先へ進むと・・・何やら不穏な空気が漂ってきました。
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何と行き止まり!
手元の地図ではちゃんと通れるように書いてあるのに・・・。
詐欺に遭った気分です。
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やむを得ず回り込んでみると、ふさがれているのはあの1ヵ所だけのようですね。
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さて、ここから先は分かりにくくなります。
これは先ほどの場所から少し離れたところを下流方向に向けて撮ったところですが、手元の地図ではこの駐車場内に開渠が書いてあります。
今は側溝しかないんですけど。
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振り返って上流方向を見ると、あまり川らしくありませんが、ここが谷筋です。
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すごい蛇行しているのがそれっぽいし、左のコンクリ側溝もそれっぽい感じになってきました。
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まだまだ蛇行は続きます。
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ここで突き当たってしまいます。
この建物のために、地形が少し変えられているかも知れません。
とりあえず左側から回ってみます。
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日が暮れてかなり暗くなってきてしまいましたが、しばらく広い道を上ると、この交差点に。
左の道の歩道がコンクリート蓋になっていました!
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ほら、こんな風に。
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金網の中をのぞくと、すごい水音を立てて水が流れていました。
きっとこの辺の湧水を集めてこの水量になっているんでしょうねえ。
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この辺は金網とコンクリ舗装が交互に配置されています。
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ここでお寺にぶつかります。
「専念寺」。
残念ながら、お寺の中にたどれるルートはほとんどありませんでした。
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お寺を入ったところにあるこの金網部分が最後に確認できる場所です。
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ところで、お寺の前の道は、まだこんな急坂が続いていました。
だから、暗渠もまだまだどこかへ続いているはずだと思うのですが。
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この坂の急っぷりがすごい!
東京ではまず全く見かけない角度です。
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しかも蛇行している!
毎日ここを通って通勤・通学している人もいるはずです。
ご苦労様です。
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さて、次回は、この山を上った反対側にある谷を探ってみます。
その名は「松の川」。
山の向こうはもう横浜市です。

今回のルートです。


by ankyo-nekomatagi | 2012-07-24 21:12 | 川崎市の暗渠  

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