有馬川 東有馬支流(仮)をたどる①
2012年 11月 16日
住所から、東有馬支流(仮)としてみます。
訪問日:2012/3/25
最初にこの支流にめぐりあった場所がここ。
手元の昭文社の地図では、この急坂を下った谷底に開渠が書いてあります。
川を求めて下りてみました。
ああ、ありました、ありました。
開渠。
振り向くと、ここから上流は暗渠になっています。
先は行き止まりになっているかも知れない予感がしますが、とりあえず入ってみます。
この場所では、椿の花がボタボタと落ちていました。
暗渠へ下りる階段。
かなりの高さがあります。
そして、うーん、行き止まりではありませんが、実質上ここから先へは入れなくなりました。
戻ってコの字に回り込んでみましょう。
開渠のところまで戻って回り込もうとしたところ、あれれ?
別の川が登場!
川幅も先ほどの開渠よりも広い。
何と、2本の開渠が並走していたのですね。
地図に書いてあった開渠はこちらの方でした。
振り向いて上流方向を見ると、お隣の流れと同じく、ここから暗渠となっていました。
両方いっぺんにご紹介すると紛らわしいので、まずは先ほど事実上の行き止まりになった暗渠の方を紹介してみます。
先ほどの続きはこうなっていました。
無理矢理分け入ればここまで来れたのかも知れませんね。
振り向いて上流方向を見ると、また入りにくい雰囲気ですが、脇から入れないこともなさそうです。
ちょっと入ってみます。
少し進むと、もろに行き止まりとなっていました!
道路を通すために、盛り土してあるようです。
ここから戻るのはちょっと心理的にいやだったので、乗り越えてみました。
乗り越えて振り返ったところ。
はじめはこのすき間をすり抜けようかと思ったのですが、さすがに無理でした。
さて、その先はスロープで下ります。
途中、木製の階段がありましたが、
朽ちてボロボロでしたw
先へ進むと、一般道に出ました。
側溝が先に続いています。
先に出て振り返ったところ。
いい雰囲気です。
そして、細い側溝もこの十字路で終わり。
追跡はここまでとしておきましょう。
さて、この流れの下流はどうなっているでしょうか。
スタート位置に戻って続きを探すと、この駐車場の脇が怪しい。
駐車場から上流方向をのぞき込むと、やはり開渠の続きがありました。
そして、ちょうど足元から蓋がかぶせられて暗渠になっています。
さらに回り込んでみると、ここに出てきているようでした。
一応中に入って確認してみましょう。
ちょっと裏手なところを通り、
駐車場の下まで来ました。
やはりこのルートが続きです。
さらに下流へ進むと、もはや側溝でしかありませんが、
この広めの道路を渡ったところでは、
また開渠になっていました!
またまた反対側に回ってみると、ここに続いていました。
そして、この足元は別のコンクリート蓋暗渠が左右に通っています。
実は、並走するもう一つの流路の続きがこれです。
並走したあげくにここで合流していたのですね。
次回は、並走するもう一本の流路をたどります。
by ankyo-nekomatagi | 2012-11-16 17:02 | 川崎市の暗渠