芝川・大牧支流(仮)をたどる①
2014年 12月 30日
訪問日:2014/10/14
まずはここ。
「東浦和駅入り口交差点」から東方向を見たところ。
奥の方が凹んでいるのが分かりますでしょうか。
上の写真をさらに拡大。
よく見るとうねるように凹んだり盛り上がったりしています。
ここでGoogle earthの地形陰影図を見てみましょう。
赤い矢印のところが撮影位置。
左上から右下へ伸びる2本の谷が見渡せるのですね。
めったに見られない希有な光景です。
地元の人は何とも思ってないんでしょうけどw
ちなみに、水色の矢印は「見沼代用水西縁」です。
さて、西の方の凹みまで言って右を見ると、石畳のようになっていました。
左の方は普通の道。
こちらが上流方向のはず。
進んでみます。
おっと、すぐに暗渠らしき道が始まっていました!
よく見ると赤い鉄板暗渠。
駐車場の脇を進んでいきます。
駐車場なので見通しがいい。
奥の建物の位置が高く、ここが谷底であることがよく分かります。
少し進むとやがて突き当たりになってしまいました。
谷地形もほぼ終わりですし、これで終了かと思いましたが、
左に曲がって少し進んでみると、こんな怪しげなスペースがありました。
もしかしたらここも流路だったかも知れません。
確証はなし!
ということで、谷底のスタート地点に戻り、今度は下流方向に向かいます。
石畳の道はすぐに終わり、
左方向が下流になると思われますが、それらしき痕跡は見当たりません。
谷、というか凹んだ地域は南東方向にもありますが、残念ながら暗渠の痕跡はありませんでした。
やむなく下流方向に進むと、いきなり右側に遊水池が現れました!
おお、水が流れています!!
これは水の出口。
これが水の入ってくるところ。
真上から。
途中全く姿を見せなかった川が突然現れました。
そして、遊水池の向こう側から暗渠が始まっていました。
そして、例のごとく見沼代用水にぶつかります。
見沼代用水の水位はやはり高い。
暗渠はこの下をくぐっているに相違ありません。
見沼代用水を越えると、暗渠となってこの畑の下を進んでいるようです。
もはや流路も分かりませんし、合流口もよく分かりませんでした。
次回は、上流方向のもう1本の支流を探索してみましょう。
by ankyo-nekomatagi | 2014-12-30 12:00 | その他地区の暗渠