海老沼都市下水路をたどる④
2015年 04月 07日
訪問日:2014/10/25
東新井団地の東側を通る、この道の歩道が本流です。
Google earthの地形陰影図で言うと、今ここ。
こっち側は支流もなくて、ひたすら歩道を進みます。
開渠だったり暗渠だったりしながら進みます。
ここで道路を斜めに渡り、「歩道暗渠」から離れていきます。
そして、ここからは基本開渠となっていきます。
先ほどの道の一本北側の道から回り込んでいくところ。
結構カクンとしたV字谷地形を観察することができます。
ちなみに、この道をまっすぐ進めば、大宮駅にぶつかります。
上の写真の川位置はここ。
そこから先は一直線に北へ向かいます。
左手は広い空き地。
「西支流(仮)」は写真左奥が源流方向ですから、その右に見える高台は、今たどっている本流と「西支流(仮)」を分ける「舌状台地」ということになります。
このあたりでは、川の東側は日大法学部の敷地。
その敷地内からこんな風にコンクリート蓋がやってきていたりしますが、ここをたどることはできません。
しばらくたどっていると、左手に、本流と併走する開渠が現れました。
金網があって撮影しにくかったのですが、このように結構な水量。
歩行者用道路の両側が川にはさまれているという状況になっています。
そして、しばらく行くと左手に分かれていきます。
ここからはこちらの支流を追いかけてみましょう。
これは当分近づけませんw
そしてここに出てきていました。
この辺りは開発中で、この道もできたばっかりみたいです。
上流方向を見ると、写真奥のところでこの道路を横切り、道から離れていきます。
この下を横切って、緑の金網のところへ。
仕方ないのでまたぐるっと回り込んでくると、これが続き。
あとは道沿いに続きます。
しばらくはたどりやすいですが、面白くもありません。
ただ、縦にも芯が入っている変なハシゴ開渠。
結構な距離を進むと、ここからは入れなくなりました。
あらら、砂利が敷き詰めてある暗渠。
これは珍しい。
でも入れませんし、正面には家が建っていますよ。
急に難度が上がりましたね。
かなり先まで回り込んでいくと、「大宮八幡中学校」の脇に痕跡が残っていました。
写真奥が上流方向。
左の方を見ると、ここから左に曲がって暗渠となっているようです。
その先、下流方向は、デンと家が建っています。
もうどこを通っているかも全然分からない、行方不明状態になってしまいました。
「大宮八幡中学校」の脇を回り込み、上流方向に向かってみましょう。
「大宮八幡中」の北側は、わずかに谷地形が残っていました。
これが下流方向。
敷地内の空き地として続いてきていました。
上流方向。
ずいぶんと広い痕跡が残っていますが、現在はその右の縁を水が流れているだけです。
しっかりと水が流れていますよ。
そして、茂みの中に隠れていってしまいます。
この後はもう痕跡を見つけることはできませんでした。
Google earthの地形陰影図で見ると、現在地はここです。
この支流は、「大宮八幡中支流(仮)」とでもしておきましょうか。
本流をたどっていましたが、よく考えると「西支流(仮)」をまだたどり終えていませんでしたので、次回はそちらに向かいます。
by ankyo-nekomatagi | 2015-04-07 12:00 | その他地区の暗渠