海老沼都市下水路をたどる⑥
2015年 04月 21日
訪問日:2014/11/15
遊歩道が終わったここから再スタート。
この後、延々と普通の道路が続きます。
数百mほども歩いたでしょうか。
最終的にはここ、「南新田公園」に突き当たって右折しています。
急に暗渠っぽく!
素材もコンクリート蓋っぽいです!
突き当たりで左に曲がりますが、
道の縁が開渠の側溝になっていました!
突然驚きの展開です。
この開渠は、まっすぐに南下していっています。
しかし、どうもこれは普通に排水用の側溝で、「川跡」とは言えないようです。
なので、特に追いかけないこととします。
なので、上流を目指しますが、しばらくは桟のある側溝がお供します。
桟の向きがバラバラw
この車止めより先の道は私有地のようで、入れません。
このすぐ右に表通りが走っていますので、そちらから回り込みます。
回り込んでみると、おお、緑の金網で出てきていました。
金網の奥の方には先ほどの車両が見えています。
このルートが川跡で間違いないようです。
そして、道路の反対側はこう。
車止めで始まっています。
やはりこのルートです。
ところが、少し先でまた車止め。
そして普通の道に戻ってしまいました。
しかし、道路の中央にひび割れ。
アップで見ると、ひび割れの左右で少し段差があります。
この右側が川だったのに間違いはないようです。
この道も突き当たりとなり、そろそろ谷地形も終わり。
ここで探索をやめてもいいのかな、などと思っていましたが...
何と写真左の方に緑の金網!
その奥は何と開渠でした!!
またまたあまりの急展開にカメラが傾いてしまいましたw
谷頭ぎりぎりの最後のところで、いいものを見せてもらいましたよ!
先ほどの場所のすぐ先は東武野田線の線路。
その北側は「大和田駅」の北口商店街です。
もはや地形的には真っ平ら。
先ほどの続きがあるとすればここらへん。
どんなもんでしょうか。
振り返ると、この自販機の土台が橋跡に見えないこともない...こともないか。
Google earthの地形陰影図
赤い矢印の位置が今回のスタート地点、水色の矢印が最後の開渠の場所、ピンク色の矢印が「大和田駅」です。
さて、長きにわたって追いかけてきたこの川もこれで終了。
まさかこんな奥まで追いかけられるとは思ってもみませんでした。
あー疲れた。
この川の名前も忘れてしまいましたよ。
「海老沼都市下水路」っていうんでしたね。
最初の橋の親柱でこの名前を見つけたのが遠い昔のように思えます。
次回から新たなシリーズに入りますよ。
by ankyo-nekomatagi | 2015-04-21 12:00 | その他地区の暗渠