今回は、「赤堀用水」の続きです。
訪問日:2013/5/4、2013/5/26、2013/6/2
にょろにょろと蛇行して進む「赤堀用水」。
またもや左へ分水している場所を発見。
赤堀用水とは1ブロック離れているので見つけにくい場所ですが。
またたどってみます。
こんなことをしているからいつまでたっても先へ進まないんですよね・・・。
妙に広い空間を抜け、
この道路の奥は非常にプライベート感の強い場所だったのですが、
意を決して入ってみると、カクカクと蛇行しています。
ますますプライベート感割り増し!
ドキドキしながら進むと・・・
何とコンクリート蓋がここで終了していました!!
この途切れ方は珍しい。
しかし、この終わり方を見ると、ここは部外者が絶対に入ってこない場所です。
通報されそう。
ヤバイヤバイ。
早々に退散です。
続きがどうなっているかを確認するため、逆側から回り込んできました。
撮影位置の背後は草加バイパス。
ここを入ってみます。
カクカクと曲がる暗渠。
しかもこの位置で結構な段差があり、階段となっています。
上の写真では分かりにくいので、降りて振り返って撮ってみました。
階段3段分。
先へ進みます。
カクカクと曲がった後は、まっすぐ進み、
行き止まりとなりました。
先ほどの場所にはたどり着いていませんが、これ以上は入れませんので、これでこのルートの探索は終了。
赤堀用水本流に戻ります。
とにかく延々と続く赤堀用水。
歩道の位置が道路の左側に移っています。
斜め右にそれていくコンクリート蓋を発見。
この行く末がどうなっていくかは今では分かっているのですが、ここでは省略。
赤堀用水の本流を先に進むと、お、工事中でした。
「水路をなおしています」!
水路の中はからっから。
その先はコンクリート蓋が復活。
そして、この位置は、
左からコンクリート蓋がやってきて合流しており、
右方向へはコンクリート蓋が始まっていて、複雑なことになっています。
前にお見せした「草加市史」の地図を見ると、どうもこの丸数字「27」の水路が上の写真の水路と位置的にぴったり合います。
ただ、この図だと赤堀用水から発しているわけではなく、途中から出発しています。
そして、「27」の水路の名前は(欄外に書いてありますが)、「辰井堀」!
辰井川の上流が元「辰井堀」だということは草加市のホームページにも書いてありますから、ここで唐突に同名の「辰井堀」が出現するのは変ですよね。
なので、辰井堀は途中で赤堀用水と合流し、やがて分かれたと踏んでいるのですが。
どうでしょうかね。
工事中につき、辰井堀が赤堀用水から分かれていくところを見ることができました。
写真奥が赤堀用水の上流方向、そこから斜めに分かれていくのが辰井堀です。
この後は、この分かれていく辰井堀の方をちょっと追いかけてみます。
コンクリ蓋、縁石、私橋と贅沢なラインナップ。
ビールケースがアクセサリー。
いい感じで進みますねえ。
ここで草加バイパスに斜めにぶつかります。
草加バイパスの奥の方を見ると、やはり斜めに道が続いています。
草加バイパスができる前はまっすぐに通っていたことがうかがえます。
ただし、今は斜めにではなく、直角に横切ってからバイパス沿いに続いています。
草加バイパス建設に合わせてルートが変えられたようです。
この先は斜めにそれていきますが、ひたすらまっすぐ進んだ後、河内堀と合流して終了となります。
途中を一気に省略してここが河内堀との合流地点。
どちらも普通の歩道なので、合流しているんだか何なんだか全然分かりません!

次回は赤堀用水に戻って先へ進みます。