善福寺川・堀ノ内支流(仮)をたどる

今回は、善福寺川に注ぐ堀ノ内支流(仮)をたどります。
これまでにリバーサイドさんや、(旧)ふろっぐねすとさんが訪問記を書かれています。
ちょっと面白い光景に出会いましたので、ご報告することにしました。

訪問日:2010/11/20

国土地理院の「数値地図 5mメッシュ(標高)」CD-ROMからの画像で見ると、うっすらとした谷筋となっています。
カギ状に曲がる流路が変わっています。
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これが荒玉水道道路から見た光景。
(堀ノ内3-11、3-12の間)
右の道も左の道も「V字坂」の光景となっています。
谷底はどちらも堀ノ内支流(仮)が通る谷です。
左から右へと流れています。
小さくて分かりにくいですか?
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左の道を拡大。
逆S字型に下って上っていきます。
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右の道は分かりやすい直線のV字坂。
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信号を渡って振り返ってみると・・・こちらも両方ともV字坂になっていました!
馬込で発見した「4方向V字坂鑑賞スポット」に続いて2個目ということになるのでしょうか。
馬込の時の記事はこちら
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左の道を拡大。
こちらははっきりしています。
そしてこの谷も堀ノ内支流(仮)が作る谷です。
堀ノ内支流(仮)の流路が大きく曲がっているため、この地点から3方向に見えるのですね。
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右の道がこれ。
ちょっと谷底が遠いので分かりにくいのですが、紛れもなくV字坂です。
谷底は善福寺川。
川の向こうが和田堀公園で、木が鬱蒼としているのも分かりにくい理由の一つですね。
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いずれにせよ、4方向にV字坂が見えることは間違いありません。
しかし、馬込の場合は道路が直角に交わる交差点でしたが、ここは道がかなり鋭角に交わっています。
これだと、条件的にかなり出現しやすくなります。
なので、この地点は、頭に「準」を付けて、「準4方向V字坂鑑賞スポット」と認定したいと思います。
それでも、堀ノ内支流(仮)の作る谷を3方向に眺められるというだけでも抜群の鑑賞スポットと言っていいのではないでしょうか。

さて、ここが上流のスタート地点。
民家の間のすき間です。
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中は土の地面で草が生い茂る。
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この細い道を抜けると、このようにコンクリート蓋が始まっていました。
左から右へ続いています。
本当に杉並にはコンクリ蓋が多いですね。
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コンクリ蓋はその先で終わってしまいます。
奥には車止めが見えます。
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・・・と思ったら、車止めじゃありません!
暗渠上でこの形の構造物は初めて見ました。
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その先はだんだん細くなっていきます。
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結局この細さに。
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一般道を横切ります。
車止めが縦。
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また道を横切ります。
また車止めが縦ですねぇ。
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脇の塀がムードたっぷり。
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ここからはまっすぐ。
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また縦の車止め。
何だかこれ、見慣れない。
偶然ですが、お仲間のえいはちさんの記事で縦置きが注目されていました。
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ここから、棒1本の車止めに変わります。
ようやく見慣れた光景になりました。
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あとはずーっと棒1本。
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先を右に曲がっています。
最初の陰影図で見たように、大きく右へ右へと曲がっていきます。
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ここから普通の道路になってしまいます。
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通り過ぎて振り返ったところ。
いかにも暗渠の入口といった風情で、良いですね。
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あとは普通の道なんですが、
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脇との高低差は結構あります。
これは、暗渠から左手を見た光景。
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左の建物が一段高い。
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ここで駐車場を回り込んでいきます。
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駐車場との高低差が1メートルくらいはありますよ。
そして、この位置の右側から短い支流らしき道が交差していました。
あとでたどってみるとして、とりあえず先へ。
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カクカクと蛇行して、善福寺川はもうすぐ先。
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この右側は公園。
善福寺川にかかる武蔵野橋が見えてきました。
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武蔵野橋から撮った合流口。
結構大きい。
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さて、駐車場の脇に突っ込んできていた支流らしき道がこれ。
それっぽくないですか?
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1ブロック進むと、カラーコーンでブロックしています。
奥には「この先行き止まり」と書いてあります。
中に入って行き止まってみようかと思います。
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人が入らないせいか、苔が多い。
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確かにここで行き止まりました。
この奥をのぞき込んでみても、特に何かが続いている様子はありませんでした。
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今回の収穫は「準4方向V字坂鑑賞スポット」の発見。
暗渠もコンクリ蓋があったり、特徴的な縦置きの車止めが続いたり、なかなか面白いルートでしたね。

今回のルートです。が本流、が支流、黒が「準4方向V字坂鑑賞スポット」です。

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# by ankyo-nekomatagi | 2010-12-06 20:11 | その他東京の暗渠 | Comments(13)  

堀切の暗渠をたどる⑥

訪問日:2010/10/31

前回の続きです。
ここら辺を南下すれば分岐点に戻れそうですが・・・
この道もどうやら暗渠ですね。
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道がかなり蛇行しています。
車通りが少ない割りに歩道も広いし。
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おっ、ここで左手に「真ん中側溝」が現れました。
ここへ入ってみます。
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うーん、真ん中が側溝になっている暗渠は何度か見たことがありますが、ここのは珍しい。
側溝が方向を変えるごとに、丸いマンホールがくっついています。
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カクッと右折する所でまたも丸いマンホール。
記号化している。
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ここで右を向くと、こう続いています。
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先が広い空き地になっています。
曲がり角にはやはり几帳面に丸いマンホールが設置されています。
このパターンは初めて見ましたね。
面白い。
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空き地を左に曲がっていくと・・・
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うわわわ。
出ましたっ!
2方向に分岐しています。
そして真ん中にマンホール。
面白い。
気絶しそう。
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まあ、上の写真は、忍川ビールマラソンの記事の時にすでに披露していたわけですが。
でも、初めてこれを見た時の驚きは尋常じゃありませんでしたよ。

さて、ここでどちらかに進まなければなりません。
まず右へ向かってみましょう。
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ああ、ここは生産緑地なのですね。
今は更地状態。
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生産緑地をぐるっと右に回っていきます。
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おっと、ここで「真ん中側溝」が終了。
しかし暗渠は続きます。
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右手の駐車場は一段高い。
そしてこの突き当たりで・・・
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またもや分岐しています。
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右のルートは平らな蓋が続いています。
まずはこちらへ。
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すぐに一般道にぶつかっています。
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おおお、最後も丸いマンホールでシメてくれました。
面白いなぁ。
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ここで右を向くと・・・この記事の最初に歩いていた道ではないですか!
元の暗渠道に戻ってきていたわけです。
下町はこれが多いなぁ。
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ここで振り向いてみると、歩道はここで終わっています。
ここは分岐点じゃないんですね。
では、直前に分かれた地点に戻ってみましょう。
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分岐点の左方向はこうなっています。
何かたった今の道にぶつかる気がします。
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当たりでしたー。
車道はまっすぐ進んでいたのですが、暗渠の方は左にそれた上に分岐までしていました。
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少し進んで振り返ると、やはりこの先に歩道はありません。
このわずかな区間だけ歩道が途切れているという変なことになっています。
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せっかくなので、この先を進んでみましょう。
すぐに歩道は途切れてしまいますが、この先は・・・
このシリーズの第4回でたどった「堀切四季の道」ではないですか!
あの、緑道が途切れていた部分。
あのルートに合流していたのですね。
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工事中なので、迂回して「堀切四季の道」に入り、先ほどの暗渠方向を見たところ。
この側溝が続きのようです。
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足元でこんな感じでつながっています。
バラバラだったものが全部つながった感じで気持ちいいですね。
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さて、写真枚数もかなり多くなってしまいましたが、ここで終わっては中途半端なので、あの驚異の「真ん中側溝分岐点」のもう片方のルートをたどってみましょう。
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カクカクとした側溝暗渠が続きます。
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ここでは黄色い車止めがアクセントに。
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本当に、曲がる地点のすべてにマンホールが配置されています。
気持ちいいくらい。
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ここはカクカクッと。
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さらに続いていきます。
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おっと、いったん途切れるように見えて、すぐ先で再開しています。
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左折した先で一般道にぶつかっているようです。
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そしてここでもマンホールでシメ!
最後まで期待を裏切らないでくれました。
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この一般道で右を見ると、この先の左に曲がるT字路は、前回寄り道と称して右折した場所ではないですか!
これで全部がつながったことになります。
あー、面白かったなぁ。
パズルを解いていくような面白さがありました。
丸いマンホールと真ん中側溝はパズルのピースみたいだし。
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これはおまけ。
ベティ・ブープの脱皮した抜け殻。
(青戸5丁目のどこか)
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今回のルートです。は分岐点後の三方向分岐点から最後にたどったルートです。

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# by ankyo-nekomatagi | 2010-12-03 18:25 | 江戸川区・葛飾区の暗渠 | Comments(11)  

堀切の暗渠をたどる⑤

今回は、「曳舟川親水公園」から西へ暗渠をたどってみます。
今回と次回にかけてなかなか面白いものが見られました。

訪問日:2010/10/31

最初は暗渠らしくありません。
この横断歩道部分は「みどりの散歩道」。
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この「みどりの散歩道」で左方向を見ると、同じ形の車止めが永遠に続いています。
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少し先へ進みます。
予定ではここをまっすぐに進みますが、このT字路で右に曲がるルートもあるようです。
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この歩道部分が暗渠っぽい。
寄り道してたどってみます。
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おっと、ここでいきなり貫禄のニャンコに遭遇。
ヒゲ模様が見事。
マフィアか。
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その先ですぐに右折しています。
やはり暗渠でした。
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真ん中がV字にへこんだ側溝。
その先もどちらかに曲がっているようです。
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ああ、左でしたね。
先に進みます。
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ここではかなり細くなっています。
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こう進んで・・・
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ここで歩道が途切れました。
しかし、右に入る道の入口に分かりやすく表示がされています。
「この先車両通り抜けできません」と。
まさに我々のための案内板です。
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先へ進むと、ちょっと広い道に出ていました。
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うひゃー、広いなー。
分不相応な広さ。
しかもガードレールがなくて、歩行者を全く守ってくれません。
かなりツボに来る。
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先に出て振り返ってみると、歩道がここから狭くなっています。
ここは車道も狭いんだし、このくらいの広さが普通でしょう。
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さて、先に進むと、すぐに歩道はまた狭くなっていました。
この自販機とか、先に見える建物は、暗渠上にある可能性が高そう。
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うーん、怪しい。
あなたの下、暗渠でしょ!
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その先で、出発地点の「みどりの散歩道」の上流部分に出ました。
これは右を見たところ、
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左を向くと、人の通れない(ように見える)モジャモジャな植栽へと変わっていました。
ここはもう「お花茶屋駅」のすぐ近く。
このシリーズのスタートから一駅分も来てしまいました。
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さて、寄り道が長くなってしまいました。
元の地点に戻らなくてはなりませんが、一つ前の写真のすぐ北側にこんな車止めが。
方向も戻る方向なので、これをたどってみます。
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駅近くなのに、この苔の多さ!
我々にはいい雰囲気です。
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途中で目を奪われたごちゃごちゃ配管。
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この車止めで雰囲気抜群の苔むし暗渠は終わりです。
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さらにここから先は歩道暗渠として続きます。
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割と長く続くのですね。これが。
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しかし、下町なのに意外と高低差があるのが印象的。
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ここで歩道が途切れ、あとはちょっと分からなくなります。
次回は、この先の突き当たりを左折して、元の道に戻るよう努めます。
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今回のルートです。が前半、が後半。

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# by ankyo-nekomatagi | 2010-12-02 18:43 | 江戸川区・葛飾区の暗渠 | Comments(2)