堀切の暗渠をたどる①

また堀切菖蒲園に行ってきました。
前に堀切菖蒲園脇を通る、大変に興奮度の高い暗渠をご紹介しましたが、この周辺はそれ以外にも興味深い暗渠がたくさんあるようです。
下町の暗渠というと、高低差がなくてつまらないとか、あまりよいイメージを持っていませんでしたが、探せば面白い所は結構あるみたいですよ。

訪問日:2010/10/31

今回のシリーズは何本もの暗渠をご紹介しようと思うので、長いシリーズになりそうです。
しょっぱなは、堀切菖蒲園駅からもほど近いここからスタートします。
向かうのは南の方向。南下していきます。
この撮影位置の背後は突き当たりで、その先はどこにつながっているかよく分かりません。
この左の道が暗渠の位置のようです。
b0206463_18542051.jpg


少し先には町会の建物が暗渠に片足を乗っけています。
b0206463_18543161.jpg


おかげでこんな狭い道になっちゃいました。
ちょっと迷惑。
でも面白い。
b0206463_18543938.jpg


先はこのように続きます。
奥は京成線にぶつかっています。
堀切菖蒲園駅はこの少し右にあります。
b0206463_18544824.jpg


ちょっと行って振り返ってみました。
やっぱりこの建物面白いなぁ。
片足じゃなくて両足乗っけているのかも。
b0206463_18545712.jpg


京成線にぶつかったところ。
暗渠はまっすぐ進んでいる模様。
b0206463_1855630.jpg


しかしまあ、あからさまにふさいでいます。
植え込みなどを作ってきれいに隠そうとしているようです。
線路の反対側に回ります。
b0206463_18551661.jpg


回り込んで、この道を入っていくと、先ほどの位置のようです。
b0206463_18552541.jpg


「真ん中側溝」が続くこの道の先から続いています。
b0206463_18554619.jpg


奥まで行ってみると、壁にこんな丸い穴を塞いだような跡がありました!
かつてはこんな風にトンネルになって流れていたのでしょうか。
b0206463_1856269.jpg


先に進みましょう。
歩道に苔が多いですね。
b0206463_1856102.jpg


このあたりは暗渠の両脇に歩道がずっとくっついています。
b0206463_18561969.jpg


脇にあったこの歴史のありそうなお宅は、地面との段差がかなりありますね。
b0206463_18562944.jpg


この先で一般道を横切ります。
b0206463_18572172.jpg


このあと、斜めに2本の道路を横切ります。
この写真では3種類の車止めが見えます。
b0206463_18573291.jpg


ここで右の建物を見ると、何やらおかしなことが書いてあります。
「ジャンピング食パン」??
b0206463_18574457.jpg


表側を見ると、左の赤いところに「立石バーガー自動販売機?」、中央の黄色いところに「ロイヤル立石バーガー」、右下のところに「気球的自販機」と書いてあります。
「気球的」って何?
b0206463_18575494.jpg


全体像がこれ。
なんか怪しい店舗で面白い。
残念ながら訪問時は準備中でした。

詳細はネットでお調べ下さい(笑)。
一部で話題になっているようです。
暗渠ファンは、「立石バーガー自販機は暗渠の脇にある」と覚えておきましょう。
b0206463_1858611.jpg


さて、面白いものを見つけてひと満足したところで先へ進みます。
2本の一般道を斜めに横切ってこう続きます。
b0206463_18582071.jpg


先へ進むと、すぐ道が左右に分かれています。
どっちへ行けばいいのか?
b0206463_18583477.jpg


左を見ると、すぐに右に曲がっています。
b0206463_1858455.jpg


右を見ると、すぐに左に曲がっています。
実は両方とも暗渠で、ここで二手に分かれているのですね。
まず先に右へ進みます。
b0206463_18585671.jpg


こう進んで、
b0206463_1859818.jpg


うーんと、ここで左折しているような気がする・・・。
実はこちらのルートはかなり痕跡が少なく、
b0206463_18592057.jpg


この先の駐車場の壁まで続くようですが、その先は分からなくなります。
b0206463_18593016.jpg


さて、右の道はあっさりと挫折しましたので、分流地点に戻ります。
この写真の左から来て、先ほどは手前方向に進みましたので、今度は写真の右方向へ向かいます。
ここで、この青いトタンの住宅が印象的なことに気づきます。
b0206463_18594449.jpg


さて、こんな風に先に進みます。
b0206463_18595892.jpg


曲がり角のお宅は、マンホールの上に敷石を置いていました。
こんなことしていいのかなぁ。
b0206463_1901033.jpg


しばらく進むと、歩道となって続いています。
b0206463_1902048.jpg


結構進んだこの場所では、歩道位置がサイドチェンジしています。
b0206463_1903082.jpg


そして、この広い道に出る。
b0206463_1903991.jpg


その先は遊歩道っぽくなって続きます。
b0206463_1904981.jpg


そして、この横切る道がすごく広い。
これは左方向を見たところ。
下町でたまに見かける、「いきなり広い道」ですね。
b0206463_1905937.jpg


暗渠の方を先に進むと、別の遊歩道に合流します。
b0206463_19198.jpg


合流したこの遊歩道が「堀切四季の道」で、これも暗渠です。
b0206463_1912476.jpg

途中に面白い物件や、二手に分かれる場所などもあり、結構楽しめる暗渠でしたね。
次回は、この周辺にある別の暗渠をご紹介します。

今回のルートです。

[PR]

# by ankyo-nekomatagi | 2010-11-25 19:14 | 江戸川区・葛飾区の暗渠 | Comments(10)  

北沢川・上北沢支流をたどる②

上北沢支流の2回目です。
訪問日:2010/11/3

北側から回り込んで、ここが続き。
写真に見えているガードレールの左に、前回の続きの流路があるはずです。
そして、前回見た「支流の支流」もこの道の10メートルほど先です。
b0206463_19381424.jpg


ガードレールに隠れていますが、やはり橋跡が残っています。
b0206463_19383492.jpg


金網の上からのぞき込んでみると、開渠がまだ続いていました。
b0206463_19385074.jpg


反対側も同じような感じで、
b0206463_1939045.jpg


奥は草もじゃもじゃでワケ分からないw
そして、今写真を見ると、脇の道を通れたようですが、この時は迂回してしまいました。
b0206463_1939129.jpg


回り込んできました。
この右の金網のところが続き。
左側は歩道となって続いているようです。
b0206463_19392013.jpg


川の脇は通れる道がありますね。
普通に通ってこれたようです。
b0206463_19392937.jpg


川の脇まで行ってみると、まだ開渠で、水もあります。
b0206463_1939388.jpg


ここより上流は、このように歩道になってしまいました。
どこまでたどれるでしょうか。
b0206463_19395474.jpg


こんな風に蛇行しています。
b0206463_194076.jpg


ここでまた赤堤通りにぶつかります。
b0206463_19402557.jpg


わずかな区間、赤堤通りと並行して進みますが、
b0206463_19403463.jpg


すぐに右にそれていきます。
b0206463_1940472.jpg


うーん、暗渠の上は工事中。
あとで確認してみると、「世田谷の川探検隊」さんのサイトでは、ここはコンクリート蓋暗渠でした。
嗚呼、わずかに訪問するのが遅かったようです。
b0206463_19405650.jpg


ずーっと工事中で、先に見える作業員さんのいる場所では通行止めになっていました。
b0206463_19411093.jpg


反対側に回ってみると、ここまで工事中。
コンクリ蓋は見事になくなっています。
b0206463_19412199.jpg


そしてその上流は・・・ここも「世田谷の川探検隊」さんのサイトではコンクリ蓋暗渠だったはずですが、すでに工事が終わっていました。
無念です。
b0206463_19413326.jpg


ここは畑の脇を通っています。
この辺もコンクリ蓋暗渠が続いていたはずなのですが。
b0206463_1952258.jpg


GoogleMapの航空写真でも、この辺はまだコンクリ蓋のようです。
b0206463_1942167.jpg


気を取り直して先に進みます。
こんな感じが結構続きまして、
b0206463_19421349.jpg


先に見える車止めの先で左に曲がっています。
b0206463_19422377.jpg


左に曲がると、また右に曲がっています。
b0206463_19423533.jpg


まっすぐ進むと、その先は「上北沢自動車学校」。
b0206463_1942452.jpg


ここの左側からは、一段低くなっていますがコンクリート蓋が合流していました。
小さな支流だったようです。
b0206463_19425917.jpg


反対側から回り込んでみると、ごく短い距離ですがコンクリ蓋暗渠となっていました。
b0206463_19431523.jpg


本線に戻り、ここからが「上北沢自動車学校」。
b0206463_19432697.jpg


中は未舗装で続いています。
「世田谷の川探検隊」さんのサイトによると、自動車学校の中でぷっつりと途切れており、そこが上流端となっています。
私の才覚では中に入ることはできません。
しかし、念のため反対側に回ってみました。
b0206463_19433943.jpg


ここが反対側で、この写真の左が「上北沢自動車学校」。
えーと、道路の右側に「ここだけ歩道」があります。
右に見えるガードレールのすぐ右で歩道が終わっています。
これ、怪しくないですか?
ということで、ここからはほぼ妄想となりますが、それらしき続きを追ってみます。
b0206463_19435139.jpg


前の写真に見える金網の奥は全く窺い知れません。
b0206463_1944268.jpg


さらに反対側に回ってみると、ちょうどこの位置から歩道が始まっていました。
b0206463_19441626.jpg


ちょっと下がってみます。
b0206463_19442858.jpg


もっと下がってみると、ここで歩道は終わっていました。
なぜどんどん後ずさっているかというと、先にこちらから来たからですw
逆方向の写真を取り忘れていました。
この先ももうちょっと行けそうなルートはありましたが、無意味なことをしている気がするのでここでやめておきますww
b0206463_19443895.jpg

いやー、全体的に面白かったですね。
開渠やらコンクリ蓋やら未舗装やらクルクルと形態が変わりますし、2本並列も面白かった!
しかし、以前と変わってしまった箇所も多く見られました。
未訪問の暗渠はどんどん回らないと、あとで後悔することになりそうです。
これからも探索は続きますよ。

今回のルートです。

[PR]

# by ankyo-nekomatagi | 2010-11-24 20:03 | その他東京の暗渠 | Comments(4)  

北沢川・上北沢支流をたどる①

先日、烏山川に行こうと思い、小田急線経堂駅を降りてふらふらしていたところ、何と北沢川の支流に遭遇してしまいました。
ここは、すでに世田谷の川探検隊さんが「上北沢支流」として紹介されていたところです。
予想以上に面白い行程となり、また上記記事と変わっていた所も多々ありましたので、ご紹介することにしました。

訪問日:2010/11/3

ここは、北沢川本流が赤堤通りと交差するところ。
上流方向を見て撮影。
b0206463_18115687.jpg


この左手から「上北沢支流」が合流していました。
なお、この支流名は「世田谷の川探検隊」のものをそのまま使わせていただきました。
画面の先の方が暗いので、調整したら少し白っぽくなってしまいました。
この先で右に曲がっています。
b0206463_18124176.jpg


少し進んで振り返って撮影。
合流地点です。
b0206463_18125475.jpg


先に進んで右折してみました。
ん?
支流は右に進みますが、正面方向の様子が少しヘン。
b0206463_1813616.jpg


おおっと、足元をコンクリート蓋暗渠が正面から合流しています!
しかも1メートルくらい急に高くなっています。
これでは滝ではないですか。
いや、まあ、地形改編の結果でしょうけどね。
しばらくこの「支流の支流」の方を追いかけてみましょう。
b0206463_18131942.jpg


反対側に回ってみました。
この先が先ほどの合流地点。
手前に見えている道が坂道となっており、この道をなだらかにするために周辺も盛り土されているようです。
b0206463_18132885.jpg


ここで振り返るとこう。
先へ進みます。
b0206463_18133831.jpg


ここの右は小公園になっていますので、入ってみます。
b0206463_1813483.jpg


金網の先は一段低くなっていますので、やはり盛り土されていますね。
b0206463_18135896.jpg


金網の上から撮ってみました。
コンクリート蓋が続いています。
この上を通りたいなーと思いますが、さすがに怒られると思いますので、迂回してみます。
b0206463_1814749.jpg


左(南)の方から迂回してくると、こんなV字谷になっていました。
そして・・・
結論を先に言ってしまうと、この谷底に2本の開渠が通っていました!
「支流」と「支流の支流」の2本!
b0206463_18142097.jpg


gooの地図を見ると一目瞭然。
下が「支流の支流」、上が「支流」です。
手持ちの地図には開渠があるようには書いてなかったので、いやー驚きました。
小躍り状態。
しかし、このgoo地図や「世田谷の川探検隊」サイトでは、先ほどの小公園「宮坂北小緑地」まで開渠となっていますが、現地の状況は途中から蓋暗渠となっています。
蓋がされたのはごく最近なのかも知れません。
b0206463_18145228.jpg


さあ、「支流の支流」の方を見てみます。
谷底に降りて、右側、下流方向を見たところ。
このゴミ置き場の向こうには、
b0206463_1815564.jpg


やはりコンクリ蓋暗渠が続いてきていました。
b0206463_18151639.jpg


反対側の金網の向こうはどうでしょうか。
b0206463_18152428.jpg


こちらは開渠でした!
わずかですがちゃんと水も流れています。
b0206463_18153490.jpg


先の方で右に曲がっていますね。
いやー、これはなかなか衝撃でした。
合流地点から紹介していますが、実はこの日最初にこの支流に遭遇したのがこの地点。
驚きもひとしお。
現地では、このあと2つめの開渠を見つけて2度驚くことになりますが、この記事では手順に沿って、「支流の支流」を先に進んでみます。
b0206463_18154662.jpg


また左(南)から回り込んできました。
この写真の右側に見える白い柵の手前を通っています。
b0206463_1816297.jpg


この地点ではまたコンクリ蓋暗渠となっていました。
b0206463_18161316.jpg


水量はさらに少なくなっているようです。
b0206463_18162397.jpg


奥の方は・・・ちょっとよく見えませんね。

そして、ここより上流は、住宅建築予定の更地となっていますが、もう痕跡は見つけることはできませんでした。
その少し先には小学校があるので、地形もかなり変えられているでしょうし、もう追うことはできなさそうです。
b0206463_18163384.jpg


さて、「支流」の方に戻ってみましょう。
「支流の支流」との合流地点の先は「経堂赤堤通り交差点」。
赤堤通りを越え、歩道となって進みますが、その手前には橋跡がありました。
この写真の左端に見えています。
b0206463_18164733.jpg


反対方向から撮ってみました。
なかなかよいものが見られた、と喜んでいましたが、「世田谷の川探検隊」さんのサイトを見ると、反対側の橋跡も残っているではありませんか!
手前(上流側)の橋跡は撤去されてしまったのですね。
確かに邪魔になる位置にありましたから。
現地では大喜びしていたものの、帰って確認して残念がる、という展開になりました。
b0206463_18165899.jpg


先へ進みますと、歩道として続いていた暗渠がここで左にそれていきます。
b0206463_181781.jpg


また赤堤通りを横切ります。
階段が印象的。
b0206463_18172084.jpg


向こう側は未舗装のこんな感じで続いています。
だいぶ感じが変わりました。
b0206463_1817323.jpg


足元には暗渠に降りていく階段。
川に降りていく階段が川の真上に作られている、という不思議。
b0206463_18174224.jpg


また回り込んでみました。
この谷底が先ほどの「2本の開渠が同時に見られる場所」です。
今度は反対側(北側)から回ってみました。
b0206463_18175711.jpg


左(下流方向)を見ると、先ほどと同じように未舗装路が続いています。
b0206463_18181097.jpg


ここで振り向くと、うーん、橋跡が残っています。
いいですね。
b0206463_18182016.jpg


そしてその先は開渠になっていました!
どちらも「この道より上流が開渠、下流が暗渠」となっていたのですね。
この先は、「支流の支流」が途切れる地点と同じ道に向かいます。
次回に続きます。
b0206463_18183037.jpg


今回のルートです。
青が「支流の支流」、赤が「支流」です。

[PR]

# by ankyo-nekomatagi | 2010-11-22 18:36 | その他東京の暗渠 | Comments(4)