羽田赤レンガ堤防を鑑賞する

先日、羽田に行ったのですが、そこで偶然に面白いものを発見しました。
存在意味不明の堤防のようなもの。
これは一体何なのか。
早速見ていきましょう。

訪問日:2010/10/23

これは現地に向かう途中で見つけた公園。
「本羽田第三公園」。
案内図の左上の方に「流れる期間 5月より9月まで」と書いてあります。
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左側にはスロープと溝が。
どうも溝に水を流すようです。
流しそうめんみたいに。
「5月より9月まで」ということで、残念ながら訪問時はわずかに期間が過ぎていました。
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正面を見ると、ほほう、あの上から流れてくるようです。
左のスロープから上がっていきましょう。
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途中にはタイヤのベンチ。
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上まで上がってくると、こんなカラフルなパイプがお出迎えしてくれました。
このパイプの下から水がワシャワシャ噴出してくるわけですね。
見たかったなぁ。
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多摩川に向けて歩いて行くと、この物件に出会いました。
これは何?
形としては堤防だけど、川に面していません。
全く予備知識なしでこれに出会いましたので、たまげました。
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あとでネットで調べてみると、「羽田赤レンガ堤防」として割と有名な存在のようです。
これより数十メートル川側にある現在の立派な堤防より以前に使われていたものらしいです。
現状は堤防の川側に住宅が建ち並び、おかしな風景となっています。
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この左の部分はぶった切られ、コンクリで白く固められています。
今は土木遺産的に扱われている存在のようですが、この扱いはひどいですね。

でもって、先にある階段。
かつては意味のある階段だったのでしょうが、今は利用価値ゼロの存在になり果てています。
ここを登っても塀の上に出るだけ。
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このあたりは、堤防の裏が民家の敷地のようになっています。
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ここも。
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今度は向かい側から撮ってみました。
この堤防が1.6kmも続くそうですが、この時は端から端まで調べませんでした。
せっかく行ったのに惜しい気がします。
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ここは切り口が先ほどのように雑でなく、下にレールのようなものも見えます。
水門か何かだったのでしょうか。
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階段にもいろいろな種類があります。
これは鉄製の階段。
しかもダブルで。
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これは石製。
両側に。
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堤防の下には暗渠みたいな道も。
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ここの裏側は歩道みたいになっていますが、
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振り向くと先へ進めなくなっています。
堤防裏の使い方に統一感がまるでありません。
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何だか結構バラエティに富んでいて面白いですね。
再訪して1.6kmを全部見てみる価値はありそうです。

ところで、この日の羽田訪問目的はこれではなく、この堤防の北側に多数存在する細道です。
例えば、こんな道を入っていって、
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こんな風に曲がっていって・・・砂利道ですね、こりゃ。
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うわ、何この道。
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これは脇道。
「横町児童公園」につながっています。
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最後にここに出てきました。
出た先の道も細いんですけど。
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出て振り返るとこんな感じ。
ちょっと事前の予想と違いました。
これはもう道ではありませんね。
ここに入っちゃいけません。
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というわけで、ここの細道エリアのご紹介は控えたいと思いますが、一つだけ印象に残った物件がありました。
これです。
ここの足元に見えている・・・
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これ!
八角形をした何か。
マンホールと言っていいんでしょうかね。
場所が場所ですし、持ち上げてみる気にはなりませんでしたよ。
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今回の訪問場所です。

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# by ankyo-nekomatagi | 2010-11-11 18:15 | その他もろもろ | Comments(4)  

忍川ビールマラソン参加の記

11/5(金)、待望の暗渠イベントに参加してきました。
すでに参加者のlotus62さんnamaさんえいはちさん味噌maxさんが報告レポートを書いておられます。

暗渠のお仲間のnamaさんが企画され、暗渠をこよなく愛するlotus62さんHONDAさんリバーサイドさんえいはちさん味噌maxさんと猫またぎの計7名が参加した“暗渠歩きつつ飲み会”。

いやいや大変に楽しいイベントでした。
暗渠界の方々との対面は初めてでしたので、事前にはかなり緊張もしましたが、暗渠について思う存分話ができるという夢のような企画でした。

当日は私大変にアガッておりまして、まともに写真を撮っておらず、きちんとした参加記は書けませんw
なので、詳しいことはこれらのサイトをご覧いただくとして、本能的に撮影していたヘンなものをいくつかご紹介してお茶を濁したいと思います。

最初がこれ。
三味線堀市場跡のビル。
1階が「三味線堀市場」だったようですが、ヘンなもの好きの私はその上が気になって仕方がない。
金属的なものが多数突き出していてゴッツい。
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フラッシュなし撮影バージョンがこれ。
異様な感じが割り増しになりました。
えいはちさんも一緒に撮ってたけど、アップしてなかったなぁ。

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途中で見かけたバイク屋さんの看板。
バイクの絵が輪郭だけになっています。
しかしこの写真、肝心のバイクの部分が電線にかかっていますね。今見ると。
何しろアガッていたもので。
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これはトマソン物件で、「無用門」。
門の役割を果たしておりません。
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ここから2枚は、当日の飲み屋で参加者の方々にお見せした「お土産写真」です。
喜んでいただけた気がしますが、妄想かも。

これは、板橋区・前谷津川近くで見つけた「真性おしくらマンホール」。
いやいや、これ見つけた時はビックリしました。
「おしくら」どころか融合してます。

細胞分裂の途中のようにも見える。
元は1つのマンホールだったのかも。

あと、この下の穴がどうなっているのか気になります。
この融合した形の穴が下まで通っていたら・・・妄想がふくらみます。
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次は、葛飾区で道路の真ん中に側溝がある暗渠をたどっていった末に見つけた物件。
「真ん中側溝3方向合流点」です。
すごい。
我々を楽しませるために作ったとしか思えません。
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というわけで、楽しかったということが伝わりましたでしょうか。
伝わりませんね。
またあったらお呼ばれしたいなぁ。
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# by ankyo-nekomatagi | 2010-11-10 19:07 | その他東京の暗渠 | Comments(10)  

「V字坂の聖地」馬込を歩く④

今回は数ある馬込のV字坂の中でも、「奇跡のV字坂鑑賞スポット」とも言えるポイントをご紹介します。
訪問日:2010/1/3、2010/6/6、2010/10/23

そのポイントは、前回3回目の最初にご紹介したルート(環七に信号があるルート)です。
谷底の環七から上がったところの十字路。
住所で言えば、中馬込1-5、6、11、12の間です。
この地点で南の方を見ると、当然次の谷が見えます。
この写真は、前回の3枚目の写真と同じアングル。
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後ろ(北)を見ると、今上ってきたばかりのV字坂が見えます。
これも当然。
谷底は環七。
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ここで右(東)の方を見ると、内川本流が作るV字坂が見えます。
この写真では小さくて見えにくいですが、現地でははっきりと分かります。
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拡大してみました。
明らかに奥は上り坂です。
谷底は内川。
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ここまでは当然の如く予想されることですが、問題は西方向です。
こちらには谷はないはずなのですが・・・
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こちらも拡大してみました。
奥がペコンとへこんでいるではないですか!
現地なら普通にV字坂とはっきり分かります。
そうです。
ここは、「奇跡の4方向V字坂鑑賞スポット」なのです!
無数のV字坂が存在する馬込だからこそ、このような質的にも高いスポットが生まれたのだと思います。
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西側の谷に少し近づいてみました。
明らかに谷になっています。
なぜここが谷になっているのでしょうか。
この谷に下りても暗渠らしき痕跡はありません。
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国土地理院の「数値地図 5mメッシュ(標高)」CD-ROMからの画像をもう一度見てみると、どうも、南の方に見えた「B」の谷が、上流で西北(左上)に方向を変えているようです。
この偶然が奇跡を生んだのでしょう。

このスポットを発見した時は思わず声を上げてしまいました。
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「B」の谷は、内川に近い方は暗渠っぽくなっていますが、途中からさかのぼれなくなっていましたが、方向を北へ変えているポイントがないかどうか、回り込んで探してみました。
すると、この場所がかなりクサい。
左の階段もマニアとしては気になりますが、右の細い道は暗渠なのではないか。
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階段を途中まで上がってみると、細い道は90度右に曲がっており、
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その先は壁に突き当たって終わりになっていました。
ちょっと入りにくいので、こんな形で遠慮しました。
おそらくこの道はどこにも通じていない袋小路です。
しかし、方向的には、この向こうが先ほどの谷の位置につながっていると思います。
やはり谷が北に回り込んでいたようです。
私なりの結論が出ましたので安心しました。
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さあ、これで馬込のV字坂の旅は終わりにしたいと思いますが、最後に暗渠ブログらしく、唯一の暗渠らしい谷跡をたどってみます。
ここが入口。
上流から下っていきます。
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木が覆い被さり、昼なお暗い。
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次の南北横断ルートを横切ります。
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もう一本道路を横切ると、この先が内川です。
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ここへ出てきます。
内川から振り返ったところ。
とにかくまっすぐ進む、素直な暗渠でした。
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これで馬込の素晴らしさを猫またぎ的にはすべてご紹介しました。
私以外にもしV字坂ファンがいるとすれば、ぜひ訪れていただきたいものです。

こんなすごい光景がいつも見られる馬込在住の方々は本当に幸せ者です。
毎日の上り下りが大変とか言ってちゃいけませんよっ!


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# by ankyo-nekomatagi | 2010-11-09 19:34 | その他もろもろ | Comments(5)