江川堀をたどる①
2010年 09月 28日
なので、やや敬遠していましたが、この荒川区を流れる江川堀はいろいろと面白そうな要素がありましたので、行ってきました。
結果を先に述べますと、期待は裏切られませんでした。
途中オモシロイことが起きます。
では、河口から上流へとたどっていきます。
訪問日:2010/7/3
ここがスタート地点。
奥は隅田川の堤防。
反対側へ回ったら合流口とかあるのでしょうか。
ちょっと確認してません。
振り返って、これから進む方向を見る。
特に何の変哲もない道ですね。
道の両脇とはちょっと段差があるみたい。
尾竹橋通りを横切る。
ここには橋だった頃の痕跡、親柱が4本とも残っています。
これが手前の2本。
手前の柱には「昭和六年十二月」とあります。
上の写真の奥側の親柱には「荒木田新橋」。
こういう名前の橋ですか。
これは道を渡った右側の親柱。
「阿らきだ志んばし」と。
左の親柱は、物に囲まれてよく見えません。
4本の親柱は、保存されているというよりもほったらかされている、という感じでしたね。
でもいいものが残っていました。
さて、その先です。急に道が広くなります。
暗渠らしさはあまりないのですが・・・
なんかカクカクと曲がっています。
この写真だけで右折、左折、右折しています。
この広さでこの蛇行ぶりはすごい。
冒頭で予告しておいたオモシロイことがここから始まります。
この左手はタクシー会社。
運転手さんと覚しき人が何人もいて、写真が撮りにくかったです。
もっと激写したかったのに。この光景。
その先、広い道はちょっとの区間だけまっすぐ進み、右折しています。
しかし広いなあ。
左手の地面とは少し段差があります。
さて、先に進み、右折するところから緑道が始まっています。
「江川堀プロムナード」。
立派な名前を付けたものです。
商店街でもありそうな名前ですが、そんな場所ではありません。
プロムナード区間はぐにゃぐにゃと蛇行しています。
この雰囲気、ここまでの行程と落差がありすぎて、調子が狂います。
ここでプロムナードは終わり。
短い。
この短い区間だけ緑道にした理由が分かりません。
先の道は二手に分かれています。
左が正解ですが、訪問時は間違えて右へ行ってしまいました。
皆さんも気をつけましょう。
間違えたおかげでこのニャンコに会えました。
近づいても逃げないようです。
接写!しても微動だにしませんでした。
道間違いに気づき、プロムナードまで戻って再開です。
ここがすごい。
なんだこりゃ!
こんなに広いのにこの蛇行っぷり。
普通、この広さだと緑道にするんですよね。
そうしたら違和感はなくなる。
でもさっきの場所でやめちゃったようです。荒川区。
予算が苦しいのか。
ぐにゃぐにゃがずんずん続く。
これは振り返って見たところ。
違和感で酔いそう。
はぁー、ようやく普通の道に戻りました。
ここをまっすぐ進みます。
・・・というのはトラップで、この右の奥に入っていくのです。
そもそもこの場所、広場みたいで面白い。
・・・・・・。
ん?
目の端に妙な物体が映りました。
右の建物の上に何かがいます。
!!
ゴリラが2頭!
キングコングでしょうか。
ここマンションですよね。
なぜあそこにいるのか、理由は不明です。
でも、ブログに乗っけるいいお土産になりました。
さて、右の道の入口です。
やっぱりこっちが暗渠ですね。
ここから暗渠らしい暗渠が続くことになります。
次回に続きます。
青が今回のルート、赤が次回のルートです。
# by ankyo-nekomatagi | 2010-09-28 18:37 | その他東京の暗渠